【続報:産経新聞の「男系」主張を弱めた記事に対する反応】(まーさん、基礎医学研究者)

Post's thumbnail

10/28の産経新聞朝刊の産経抄をめぐって、“心ある国民”から多くの批判報告が寄せられました。新聞は読者の反応をやはりみているのか(少しは気にしているのか?)、昨日(10/31)は産経の主張が多少トーンダウンされた記事が、電子版に出てきました。

で、その記事に対して意見・コメントを送られたという報告が当サイトに寄せられましたので(その2)、報告していきます。


昨日(10/30)の永原記者による<首相、皇位継承策「喫緊の重要な課題」 議論にアクセル>記事読みました。
久しぶりに皇位継承問題の解説記事が出てうれしく思っています。
行われるであろう「議論」についても記事として出していただきたいと思っています。

先ごろ記者会見で立憲の泉代表が
「自民党の側が答えや動きを出してこなければそもそもテーブルもつくれない」
と寝言のようなことを発言しています。
やはり根が左翼の政党なので本心では皇室が続くことをよしと思わないのでしょう。

新聞でも根が左翼の朝日新聞は、皇位継承問題をほとんど取り上げませんし、雅子さまを流産に追いやって居直っている記者もいます。

結局は保守の立場を鮮明にする産経新聞が頼みの綱です。
単なる「伝統」というお題目に縛られない、緩やかに変わる保守の神髄を紙面でも表現していただくことを期待しています。
(まーさん)
—————-
いつも思うのですが、まーさんの記述は端的ですが、いろいろな新聞を読み込んで比較しながらでないと書けない「手練れ感」がありますよね。それから、まーさんは、基本「保守」と思想に好意的で、左翼思想に対しては、警戒感のある人です。産経新聞さんとは本来親和性はあるはずなのですが、それでも是々非々で意見をいわれるところに、バランスのよさを感じます(「保守」って、バランスですよね、やはり!)。なので、やはりこういう読者に逃げられないように、「皇位継承問題」の話題には、新聞社として真摯に取り組んでもらいたい、と自分は思う次第です(基礎医学研究者)。


10/30 電子版に掲載された記事への意見・コメント

産経新聞さま
10/30の永原慎吾記者署名による記事、「首相、皇位継承策「喫緊の重要な課題」 議論にアクセル」を読みました。正直、10/28(土)の朝刊に掲載された「産経抄」を見たときには、読者としてかなりの憤りがあり、批判的なコメントを書きました(私と同じような読者は、実際多かったのでは?)。が、今回の永原記者のような書かれた方ならば、まだわかる部分はあります。タイトルに「(首相の)議論にアクセル」というのは、なかなか言い得て妙ですが、産経新聞さまの皇位継承問題に関する論調は、トーンダウン、あるいは先ほどのタイトルにかぶせると、(産経新聞の主張に)ブレーキがかかった、ということになろうかと思います。私、産経新聞にこのような記者がおられることに、少し安心致しました(やはり、“「男系継承」は皇室の歴史”などということは、安易に書かれない方が良いと思います。私たち、読者の声も少しは役立ちましたでしょうか?)
 今回の記事は、「皇位継承問題」をめぐる岸田首相の動向がうまく整理され、これは良いリマインドとなりました。そして、政府が新組織を立ち上げ、「皇位の安定継承」に本腰で取り組むことを伝えているのは、フェアかと思います。細部については、いくつか批判があるのですが、ここでは取り上げません。
唯一、言及したいのは、「政府の結論は出している。国会で早く議論に入ってもらいたい」という部分についてです。これは私の理解では、今年の3月に、政府は令和の有識者会議案を提出したものの「実際には国会で、0ベースで議論」することを、立憲民主党の馬淵議員が官房長官の答弁から引きだされているので、重要なのはやはり「国会の議論」なのだと思います(すなわち、岸田首相は、「皇位の安定継承」ということに、第一目標を置いており、必ずしも政府案を結論とはしていない、ということかと私見では思います)
 最後に、岸田首相の所信表明演説による「宣言」以来、いろいろなことが、炙り出されてきました。消極的と思われた自民党が「皇位の安定継承」に向けて舵をきり、一方、「女系天皇も含めた皇位継承」という意見を持つ議員が多い立憲民主党が後手に回っている状況を、国民はしっかりみております。そして、全国新聞のみなさまの動向もしっかりみさせていただいておりますので、どうか産経新聞さまは、これまでの「硬直した姿勢」から、読者の意見をよく見てみてほしいと、思う次第です(そこができるのならば、読者の後押しもありますよ)。

名前:
住所:
電話番号:
(基礎医学研究者)

前の記事 

1 件のコメント

    サトル

    2023年11月2日

    まーさんの、その態度は、「叱咤」だけでなく、きちんと「叱咤激励」であること……まさにバランスかと。
    保守たる態度……かと、あらためて思う次第です。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。