【産経新聞よ、その通り】に対する反応(ゴロンさん)

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昨日、当サイトでも報告しましたが、11/12に産経新聞が2面の「主張」で皇室関連の内容を掲載しました(「主張」は、新聞の「社説」に相当するものです)。

最近の産経新聞は、「皇位継承問題」に関連する記事が、増えてきましたが、この記事に対して意見・コメントを出された報告が寄せられているので、紹介していきます。


11/12「皇室のご活動 「お出まし」増を喜びたい」の記事の件

産経新聞社様
 標記の記事を読みました。天皇陛下をはじめ、皇室の方々のご活動が増えてきたことに喜びを感じられる記事でとても嬉しく思います。
 本記事でも、「皇室と国民の絆は、日本の国柄の根幹である」と締められていたように、皇室の方々が国民に寄り添って頂き、国民は皇室に対して信頼と尊敬の心をもつことで、天皇を戴くこの国の国体は成り立つものと思います。
 さて、ここで貴社が最近の皇位継承問題の記事でよく挙げている令和の有識者会議の「旧皇族の男系男子(正しくは旧皇族の子孫の男系男子)の皇族復帰(正しくは皇籍取得)案」についてお尋ねします。
 貴社は、現在、我々と同じ国民である方に対し、「今からこの方が皇族です。」と言われて、国民がその方を皇族と認め、信頼と尊敬の心を持つことができると思っていますか?実際にそのような方が存在するとは思えませんし(強制的になってもらうとか、赤子の内に養子縁組するなどは言語道断です)、憲法14条の門地による差別に当たり憲法違反であるという以前に、上記の案は、日本の国柄の根幹である「皇室と国民の絆」を破壊し、日本の国体を破壊する案ではないですか?
 国体は「天皇」と「国民」が一体で完成するのです。貴社にも男系固執の執筆者や読者にのみ阿ることなく、日本の国体を守るにはどうすればよいか、「安定的な皇位継承の問題」について現実的に真剣に考えた記事を期待しています。
(ゴロンさん)
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今回も”仏”のゴロンさんか(はぐれ刑事純情派みたいで、すみません)!と思いきや、言うべきことはしっかり指摘しております。それは、(生まれた瞬間から国民である)旧皇族の子孫の人達を復帰させるやり方で、「皇室と国民の絆」を保てますか?という、本質をついた”問い”です。これは、門地の差別以前に、「君臣の別」が守られているからこそ、「皇室と国民の絆」が続いている、という根源的なことかと思いました。産経新聞さんには、論調は是々非々でしっかり見ている人達がいることを、わかってほしいと思う次第です(基礎医学研究者)。

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