“馬淵議員の追撃質問”への反応(ゴロンさん)

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当サイトでも報じましたように、11/17、馬淵議員は、衆議院内閣委員会でさらに質疑を行いました。

こちらでは、答弁よりかなり重要なことを引き出しましたが、これに対して意見・コメントを送ったという報告が寄せられているので、以下に紹介します。


【立憲民主党意見フォーム】

11/17国会衆院内閣委員会での馬淵議員の追加質問の件
 馬淵澄夫議員、国会衆院内閣委員会での安定的な皇位継承問題に関する一昨日の内閣法制局の答弁に対する追加の質問、ありがとうございました。一昨日の内閣法制局木村第1部長の「一般国民であっても、旧宮家に属する方々という皇統に属する方々が皇族の身分を取得するような制度を念頭に置かれたお尋ねだといたしますれば、具体的な制度が明らかではございませんけれども、」いう前提自体について、内閣法制局が、憲法違反ではないのかどうか、どう判断しするかが気になっていたので、その点を追求して頂いて素晴らしかったです。
 今回も内閣法制局は、酷い答弁だったと思います。まさか「憲法の許容するところ」というとは。馬淵議員の言う通り、安保法制以降、法案の合憲お墨付き機関に成り下がってしまっているようです。憲法の要請にこたえるならば、先ず2条の「皇位は世襲のもの」に対応し、皇室典範1条を改正して、男系女系に関係なく皇位継承できるようにするべきでしょう。その努力もせず、養子縁組で一般国民を皇族とすることが可能だなどと、憲法を蔑ろにするにも程があります。そもそも対象となる方もいないのですから、このままでは皇室が消滅してしまいます。彼らにはどうでもいいことなのでしょうか。
 ただ、馬淵議員とのやり取りで、内閣法制局の答弁の異常さが国民に伝わったとも思います。男系継承に固執する者達は、お墨付きをもらったと大喜びだと思いますが、常識的な国民が納得するわけがないことを、首相官邸等に伝えていこうと思います。
今後も、安定的な皇位継承問題に関する活躍を心から期待しています。
(ゴロンさん)
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今回の馬淵議員の答弁、ほんまにgood jobだと思います(これは、立憲民主党というよりも、議員個人の力量によるところが、大きい)。ゴロンさんの感想を見てなるほどと思ったのは、「男系継承に固執する者たちは、内閣法制局にお墨付きをもらったと大喜びだと思いますが、むしろ内閣法制局の答弁の異常さが国民に伝わったことの意義の方が大きいと思います。いよいよ、国会本番です(基礎医学研究者)


【首相官邸】
11/17国会衆院内閣委員会での馬淵議員の追加質問への答弁の件
 馬淵議員が、一昨日の内閣法制局木村第1部長の不誠実な答弁について、挽回の機会を与えてくれたにもかかわらず、木村第一部長は、一昨日の答弁の「一般国民であっても、旧宮家に属する方々という皇統に属する方々が皇族の身分を取得するような制度を念頭に置かれたお尋ねだといたしますれば、具体的な制度が明らかではございませんけれども、」いう前提も「憲法の許容するところと考えている」と、憲法を蔑ろにする答弁をしていました。
彼の論理は、「憲法14条の特則の規程と解されます第2条、また第5条および第4条2項を踏まえますと、これらの制度を円滑に運用することは憲法の要請であります」からということのようですが、憲法の要請にこたえるならば、先ず2条の「皇位は世襲のもの」に対応し、皇室典範1条を改正して、男系女系に関係なく皇位継承できるようにするべきでしょう。その努力もせず、養子縁組で一般国民を皇族とすることが可能だなどと、内閣法制局が言うこととは思えません。馬淵議員の言う通り、内閣法制局は、法案の合憲お墨付き機関に成り下がってしまっているといえます。
 男系継承に固執する者達は、お墨付きをもらったと大喜びだと思いますが、常識的な国民が納得するわけがありません。余り国民を舐めないでください。そもそも対象となる方もいないのですから、このままでは皇室が消滅してしまいます。男系継承に固執する者達にはどうでもいいことなのでしょうか。
 今後、国民の方を見て、真摯に「安定的な皇位継承」の問題に取り組んでください。そのために、何回も投稿していますが、令和の有識者会議の報告書には見切りをつけて、2005年の有識者会議の報告書に立ち返ってください。
(ゴロンさん)
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自分、継続は力なりとやはり思いまして、ゴロンさんのようにそれを実践されている方には、敬意を表します。今回の答弁は問題を含んていますが、内閣法制局による”「皇位は世襲のもの」という要請に応える”という答弁を引き出した収穫は、大きかったと思います。これだと、男系に限る妥当性が、必ず問題になるからです。政府も、是非今後の国会の議論を見据えてほしい、と思います(基礎医学研究者)。

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