”皇室スケッチ”における宮殿内部の啓蒙に対する反応(基礎医学研究者)

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当サイトでもお伝えしましたが、1/19の朝刊4面に知られざる宮殿内部に関する記事が、掲載されました。

この記事自体も一見すると、皇位継承に直接関係しない”啓蒙的”な話に思えるかもしれませんが、私見ではこういう時期だがらこそ、「皇室」と国民の距離を縮めたい(あるいは、身近な存在である)ではないかと思います。毎日新聞さんは、「皇室」に関係する記事についてはかなりの信頼感が置けますが、これに対して、私は意見・コメントを送りましたので、以下に示します。


【基礎医学研究者】

毎日新聞さま

1/19に朝刊4面(皇室スケッチ)に掲載されました、高島博之記者による「知られざる宮殿内部」の記事を、興味深く読ませていただきました。まず、自民党派閥の解散問題で揺れている中、コンスタントにQualityの高い記事を掲載される毎日新聞さんには、敬意を表します。実は宮殿内部のことについては、以前、漫画家の小林よしのりさんが「ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論 平成29年」において詳しく紹介されましたが、それとは別に、「皇室」の身近な話題(でも、あまり知られていない知識)を紹介されることには、大きな意味を感じます。1つは、「皇室」に知識が多少ある人にとっては、リマインドの意味があるということ。もう1つは、愛子さまが成年皇族となられ、「皇位継承問題」がクローズアップされている今だからこそ、「皇室」のことをもっと読者に(国民に)知ってもらい、「皇室」とは国民にとってどのような存在であるのかを考えてもらいたい!ということなのではないかと。
 ここでは、今年は中止となりましたが、新年の一般参賀で両陛下らがベランダに立つのは「長和殿」であり、愛子さまが初めて参加された講書始の儀や、19日に行われた歌始会が行われるのは「松の間」であるなど、実は宮殿内部は、私たちと決して離れた存在でないことが、今回の記事でよくわかりました。そして、宮中晩餐会が行われている「豊明殿」が、実は上皇様の時代に抽選ではあるが一般公開されていた(現在は、中止されているが)、というのは驚きで、「皇室」はやはり国民とともにありたい!という姿勢が、よく伝わってきました。再開される日を、待ち望んでおります。
 最後に、毎日新聞さまの報道姿勢を他のメディアも見習ったのか、最近は他の新聞社や雑誌も皇室の話題を取り上げることが増えてきているように思います。毎日新聞さまには、これからも、期待しております。

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