2/2の読売新聞社説に対する反応(まーさん、れいにゃんさん)

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昨日、当サイトにおいて、2/2に掲載された読売新聞の社説記事を紹介しました。

読売新聞は、さすが全国紙の中でも有力紙だけあって、記事構成はしっかりしているのですが、「皇室」に関する話題を取り上げる機会はけっして多いとはいえず、「皇位継承問題」に関する社のスタンスは鮮明ではありません(そこは、良い悪いは別にして、毎日新聞や産経新聞とは異なります)。ただし、今回の社説はすこし踏み込んでいます。それに対して、読売新聞に意見・コメントを送られた方の報告が寄せられましたので、紹介していきます。


【まーさん】

昨日の社説を読んで、さらに国会の代表質問を見ました。
自民党は有識者会議に準じて、という姿勢のようですが、当の有識者会議が「安定的な皇位継承」ではなく「皇族数の確保」に論点をずらしていることを知り、本当に驚きました。
正直、女性天皇はダメという感覚が全く理解できません。
深堀り記事に期待します。
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本当に、そのとおりです。「皇族数の確保」の論点をずらし、まだまだ浸透が足りないと思います。読売新聞さん、世間に広めてください(基礎医学研究者)。


【れいにゃんさん】

読売新聞に感想・応援投稿しました。
高知県に住む50代女性です。社説【衆参代表質問 改革のアピール競争では困る】について感想を送ります。
 今国会が、自民党の派閥政治資金規正法違反事件の追及に時間を割かれるのは目に見えていたので、折角昨年から再開した皇位継承問題が、又しても脇に追いやられるのではないかと案じていました。なので、立憲民主党泉氏が、代表質問で安定的な皇位継承を取り上げたことに安堵と高揚を覚えました。全国紙の雄(ゆう)の貴紙が社説で取り上げた事も、流石の慧眼です。更に同日、立憲民主の田島まい子議員が、敬宮愛子さまの就職の報道への言及も含めて、同問題の論点を鋭く問いました。代表質問で二度も『安定的な皇位継承』を取り上げた事で、立憲民主党の与党精神は本物ではないかと思った次第です。
 それに対する岸田総理の答弁は、所謂令和の有識者会議の報告を繰り返しただけの不誠実なものでした。その報告書の案、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する一方で、配偶者の夫と子は一般国民のままとする案は、とても正気とは思えない異次元の妄想の類いです。旧宮家系復帰案などは日本語が不正確な上に憲法違反の疑義が付きまとう危険なものです。その危険がわかっているから、報告書を受け入れてしまった政府の答弁は棒読みとなり「静謐な環境で」ゴリ押ししようとしていたのでしょう。
 『皇室制度を将来にわたって維持できるよう、与野党で議論を深めるべき時期が来ている。』という社説の締めは、議論は『安定的な皇位継承』に帰結するものでなければならないという、至極当然の原点に立ち返った報道が、読売新聞で始まるのだと、希望を持ちました。期待しています。
 皇位継承において、政府と同じ内容の取りまとめをした日本維新の会などは、改めて取り上げる必要はなさそうですが、野党第一党の立憲民主党が、党の見解を出した暁には(今回の質疑に沿うものと思いますので)、是非、特集を組んで、安定的な皇位継承に寄与する議論を支えてくださるようお願いいたします。
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この社説が出た同日に代表質問をおこなった、田島議員にふれるところはさすがです。与野党の議論が深まっていくとはどういうことかという、1つの方向性をしめされた意見・コメントだったと思います。読売新聞には、このような読者の後押しがあることを感じてほしい(基礎医学研究者)。

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