”皇室スケッチ”における「歌会始の儀」に対する反応(基礎医学研究者)

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当サイトでもお伝えしましたが、2/2の朝刊4面に「歌会始の儀」に関する記事が、掲載されました。

毎日新聞さんの「皇室」に関係する記事にはいつも感心するのですが、これに対して、私は意見・コメントを送りましたので、以下に示します。


【基礎医学研究者】
2/2 朝刊4面の記事に関するコメント

毎日新聞さま

2/2に朝刊4面(皇室スケッチ)に掲載されました、村上尊一記者による「和歌通じ国民と心寄せ合う」の記事を、興味深く読ませていただきました。前回の皇室スケッチにおいて「宮殿内部」に関する話題がでていたので(歌会始が行われる「松の間」も紹介されましたので)、愛子さまの和歌が話題となった歌会始を取り上げてくれると思っておりました。

私はこの行事に関しては、和歌のたしなみがないもので“ぼんやり”としたイメージできなかったのですが、今回も記事(文章および写真)で「歌会始の儀」がどのようなものであるかが、よく理解できました。もちろん、「歌会始の儀」に数百年の歴史があり、明治天皇が改革を加えながら連綿と続いてきたという部分は興味深いのですが、私が印象深かったのは、“歌会始の最大の特色は「国民参加」にある”というところです。これは、「国民とともに在りたい」という皇室の精神にまさに合致しており、「皇室への敬愛」というものがそれに続いていく、と私にはイメージされました。最後の一節で、歌人(というよりも、自分は“小胞体品質管理”の研究者としてのイメージが強い)の永田和宏さんが言われたように、まさに「和歌・短歌という1300年の歴史をもった詩型が、歴代の天皇・皇室によって守られ、それが形を変えて続き、歌開始のようになったことは、皇室が親しみを持たれる意味でも大事なもの」だと思いました。だから、「皇室の存続」を願う国民は多い、とさらに思った次第です。

ところで、現在国会が再開されましたが、そこでは衆参両院の代表質問で「皇位の安定継承」に関する踏み込んだ質問が行われました。毎日新聞さんは、「皇位継承問題」については良い記事を継続的に出されていますし、本日(2/5)の朝刊2面で、上皇陛下の生前退位に尽力された大島元衆院議長のことを取り上げられているくらいなので、是非その方面の記事も期待致します。

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