森暢平氏の記事・感想を読んで(SSKAさん)

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ふぇいでございます。
森暢平氏のサンデー毎日の記事・感想を読まれた、SSKAさんからコメントをいただいたのでご紹介します。

旧日本軍を怖れる占領軍としては精神的支柱とされる天皇、皇室を警戒監視せざるを得ないので事情を知らせてくれと言う事なんでしょうね。
日本人(政府、宮内省)視点では「1.財政的理由、2.古来から直系から遠く即位の可能性の低い皇族は皇室を離れる習わしがある」と言う歴史も踏まえた独自の経緯があるものの、皇室に詳しくない米国人には不明な事であり不審に思われたので説明し双方で合意し納得を得た流れの様ですし、議会を通すのも密室で行わず公に明らかな場で決定して欲しい(その為に予定が遅れるのは仕方ない)と言う意思に感じます。
離脱が決まった側も皇室に留まっていては(中には娘を娶った者もいるので)昭和天皇や周囲から品格を保ち素行を改めよと常に五月蝿く小言を言われる、自由な政治言論経済活動を行えない等の不自由面の理由から自ら決断したと考えるのが自然で送り出す側と出る側の了解の下に決定されたと見る事が出来ます。
現在の旧宮家子孫は祖先が敢えて名誉を手放し獲得した自由を生まれながらに保持しているので今更捨て難いですし、皇室の方々は形態は個人で異なるものの男女問わず公務の傍ら一般の企業や組織にて勤務を行うのが通常になっていますから超傍系の旧宮家子孫が今の生活を改めてそれを選ぶのも考えにくいです。
GHQにしてみれば占領当局の承認の無いまま進められては困るとある種の疑念を持ったのかもしれませんが、実際は皇室と国家財政と個人の人生の為に行われた事で結果として見ても一般人と変わらぬ余生を送るか、森先生の記事にあった様に私財を蓄えながら非常識かつ突飛な言動で世間を騒がせたくらいで戦後数十年重大な出来事は一度も起きませんでしたし、平成の皇統問題の際に存在がやっと再注目されるくらい影が薄い印象しかありません。
それを当事者の意向も無いまま現皇族の婿にとか、一部の政治家も識者もこれ以上無責任に他人の人生を翻弄するのは止めていただきたいです。

ありがとうございます。

非現実的なプランに、当時の様子が加わり、より無理だと確信しました。

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