ジェンダー平等のためではないですが

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ふぇいでございます。

突撃一番さんのブログにいただいた、mantokunさんのコメントです。

突撃一番様、連載お疲れ様でした。

>「ジェンダー平等」という価値観の為に、我々は女系継承実現を推進してるわけではありません。

逆に言えば倉山ら男系固執派は「伝統を続けることが何より大事だから男系継承を維持せよ」と主張しているわけでは絶対にない。奴らの真意は、

「女性が天皇になり、女性が国の象徴になるのは絶対に嫌」

以外にありません。

それを必死に隠そうとするから、「女性が継いでも絶対に子供が生まれるかは分からないんだから、安定継承は実現しない」などと突然論点ずらしを始める。だったらなおのこと、女性への継承権を認めて継承候補者の範囲を広げるべきなのに、支離滅裂にも程がある。

実のところ、

ジェンダー論を一番意識しているのは倉山なんじゃないですか?

ジェンダー平等を皇室に適用すべきじゃないとかもっともらしく誤魔化さず、素直に

「いくら人徳があって能力が秀でていようが、女なんかに天皇にならせてたまるか!」

と言えばいいんですよ。

どうもありがとうございました。

突撃一番さんのコメントで、高森先生も唸らせたこちら

「ジェンダー平等」という価値観の為に、我々は女系継承実現を推進してるわけではありません。

 ひとえに、この問題が提起されてから今日までかれこれ20年以上、全く解決されてない【皇室の弥栄】を実現する為には、男尊女卑的な価値観が、ジャマなだけです。

私たちは安定的な皇位継承のために活動しています。
まさに「全く解決されていない【皇室の弥栄】を実現するため」、邪魔な男尊女卑の価値観と戦っています。
同時にmantokunさんのコメントを拝見し、

「女性が天皇になり、女性が国の象徴になる」という目的は、最終的にジェンダー平等にもプラスになるのではないでしょうか。

男系固執派が嫌がり、社会のためになること。
この部分も意識してまいります。
(もちろん行き過ぎたのはダメで、バランスを考えます。「女だから」皇太子になれないのはおかしいです)

4 件のコメント

    突撃一番

    2024年3月16日

    改めましてmantokunさん、コメントありがとうございました!

    男系カルトが、破綻したロジックにしがみつく動機って、何なんだろう、と今回のブログを拝読して考えてみました。

    モテない男のヒガミで、男尊女卑に走ってるだけか?
    あるいは竹内レイプ子とか杉田水脈がそうとは言わんが、モテない女が「名誉男性」になって、男尊女卑男さん方にチヤホヤされて、偽りのお姫様気分に浸りたいだけか?

    でも俺も一応「非モテ男」だけど、愛子天皇推してるしな。
    それで何らかの下心が満たされる事なんか、いまさら期待してないし。

    八木秀次とか竹田恒泰辺りは、どちらかというとダンケー村の「職業的保身」という側面が強いのでしょう。

    有識者案を支持する多くの政治家の場合だと、「既存の制度を改善する」という事に対する勇気が出せないで、二の足を踏んでる「なんとなくダンケー」なだけの人が、大半かも知れません。
    それも勉強不足のなせる業なんだけど。

    一言で総括すると、「エゴイズム」だね。
    俺も今から見るんだけど、今日のゴー宣道場を見れば、「保身は決して保守ではない!」という事を学べると思います!

    じーま

    2024年3月16日

    女性・女系に賛成という考えの背後に「ジェンダー平等」というのが全くないとまでは思いませんが、あくまで安定的な皇位継承のためです。それでジェンダー平等が進んだとしても結果的なものです。ジェンダー平等は目的(安定的な皇位継承)のための手段でしかありません。
    天皇制の維持のためにジェンダー平等が必要ならば、それを取り入れるだけです。いくら女性・女系がジェンダー平等だと言われたところで肝心の皇室が男系固執・男尊女卑でなくなるようなことになれば、それこそ本末転倒でしょう。

    SSKA

    2024年3月16日

    個人的には1000年以上に渡る思想背景や歴史構造は部落差別に似たものがあると感じていますが、しかし定着して来たのは社会に有用とされたからであり言うまでも無く子孫を残す為に一夫多妻が自然と言う価値観の為です。
    それが社会の変化で排除された後に差別観念のみが因習として残され皇室の私生活や人生が不安な状態に置かれているのが現状と言えるはずです。
    律令以前や文字以前の歴史には男でにっちもさっちもいかなくなった時に有能な女性を抜擢する自然な合意が成された実例が幾らでも確認出来るので我々も採用しようと言うのはジェンダーではありませんね、あくまでも共通性がある為古代の例を現代人も受け入れ易いと言う公算です。
    入口(過去・母系、女帝の歴史)から出口(現在・男女平等)であって、逆にこの視点で男系を見るのならば入口(文字、律令等の大陸の影響)、出口(女性を物以下と見なす蔑視)なので極めて理不尽と否定しているだけです。

    ひとかけら

    2024年3月16日

    男系固執派の理屈で皇統外の男が入るのと女性が天皇になるのは嫌と言っても、皇室と国民の相思相愛の関係を保守するには直系優先と性別を問わない皇位継承は必須です。
    過去の蘊蓄で勉強が出来るアピールでは問題を「解決」するには程遠いので普通の感覚を身に付けるべきです。
    愛子さましか勝たん!

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