【Bad】女性宮家は望まれているか(産経新聞)

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阿比留瑠比が、産経新聞紙面とネット有料版に、このようなものを書いてます。

女性宮家は望まれているか
https://www.sankei.com/article/20240321-KDGCVGXJ2NLRJFLEFMIV4LTWZU/?425950

安定的な皇位継承のあり方を巡り、立憲民主党の野田佳彦元首相の動きが目立つ。19日には、女性皇族が婚姻後も皇室にとどまり当主となる「女性宮家」創設について「議論を急ぐ必要がある」とする同党検討委員会の論点整理を、額賀福志郎衆院議長に提出し、与野党協議の今国会での開始に意欲を示した。

と始まる記事。この方のことですからタイトルの通りゴリゴリ男系なのだと読む前から感じます。

阿比留瑠比は、「女性宮家の論点と課題」として、

「女性宮家の範囲はどこまでかか」と問い

女性宮家を一代限りとするか、世襲とするかが問われる。また、結婚後も皇族であり続ける女性の配偶者が、そう簡単に見つかるかという疑問もある。

安定的に皇位継承には興味がないようです。そして偏見が強い(いつもですが)
そして男系が崩れるといういつもの論法(その割に側室復活は絶対言わない)

そして今回のメイン

そして、そもそも当事者である女性皇族方が、それを望んでいるかという点も見過ごされてはならない。

と書いて、安倍晋三元総理が「ある女性皇族」からの聞いた話として、

「女性宮家をつくるよりも、(戦後に連合国軍総司令部の意向で皇籍離脱した)旧宮家を復活させる方が容易だ。ただ、普通は職業選択の自由のない宮家になりたいという人は、そういない」

「女性皇族方はみんな、女性宮家になりたいとは思っていない。そういうのは皇族と接していれば分かる。自由な生活がしたいと望まれている」

これ、本当ですか?

総理大臣に向けて、ここまで直接的な政治的発言をする「女性皇族」って?「宮内庁関係者」「皇室ジャーナリスト」と称して勝手に言いたいこと言ってる延長線上に、とうとう「女性皇族」を持ってきたとしか思えないです。

不敬です!

その後小泉内閣での有識者会議で、皇族方の意見を聞かないことをに不満を持ったという阿比留が取材したとする橋本龍太郎元首相のインタビューを載せていますが、そもそも有識者会議には宮内庁次長が出席していました。

会議には宮内庁から次長が出席しています。次長がやおら立ち上がって何か言い出せば、それは天皇のご意思でしょうから大変なことでしょうが、幸いそれはありませんでした。
次長の顔色を見る限り、会議全体がご意思に反してとんでもない方向に行っていることはないと考えています
(『新・天皇論』p171、「週刊文春」05年12月8日号の引用)

この事実をどう考えるのでしょうか。
皇族に政治的発言をさせ、議事録にのせるのでしょうか。憲法違反など考えられないほどおいつめられているのですね。

この記者は「男系ありき」の歪んだ心情で、自分の都合のいいように記事を作っているとしか考えられません。
いつものことですが。

最後にこう書いてます。

野田氏は首相就任後、古川氏と同じ厚生省(現厚生労働省)出身の羽毛田信吾・宮内庁長官の事情説明を受けた後、ひたすら女性宮家創設に突っ走っているようにみえるが、どんな「確信」に基づくのか不明である。

このままでは皇室がなくなってしまうという確信でしょうが!

ぜひ意見を送りましょう。
産経新聞(メール)
u-service@sankei.co.jp(東京) o-dokusha@sankei.co.jp(大阪)

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

3 件のコメント

    ありんこ

    2024年3月24日

    とりあえず東京の方に送ってみました。

    女性宮家は望まれているか
    の記事を読みました。
    産経新聞様は「右派・保守」を自認される新聞かと聞き及んでおりますが、今回の記事はなんですか。
    まるで現女性皇族が我が身の自由を謳歌するために国民間への血統差別を肯定し、天皇陛下がその差別の元凶と化す事を求めているような印象を受けました。また、たとえ女性宮家が可能となっても現法律のご自身の意思での離脱規定は残ります。現女性皇族は己の自由の謳歌のため国民や陛下はどうなっても良いと思われていると、産経新聞様は社の見解として確信を得て発信をしている理解でよろしいのでしょうか?
    そもそも国民ごときが男帝にこだわる事を皇室に押し付けているかたちになっている無礼についてはどう思っているのですか。皇室が望むならともかくです。順序の問題です。

    先日の産経新聞様の今上陛下の誕生日参賀の記事は、当日参賀したものとして感動的な全てが詰まっているような素晴らしいものでした。が、その感動は全てDNA鑑定で根拠が崩れる恐れのあるもので構築されていると心底思っておられるのですか。敬宮殿下の会見内容が今上陛下と上皇陛下のお言葉を踏襲されている事実をなんと心得ますか。
    産経新聞様は皇室を尊き存在とおもっているのか根本から疑問に思う記事に感じます。尊皇心を持ち、考え直されることを願っています。

    SSKA

    2024年3月24日

    宮家は個人にもご家族にとっても名乗る方が限られた特別なものであるのにいとも容易く赤の他人の旧皇族に与えていいと論外な記事を書いたのはこの男か近い考えの者であるのは明白なので一切信用しません。
    他の記者(女性の方々)による一般参賀の内容に比べ質が低すぎます。
    皇室の中で独立の証として特別な存在として位置付けるのに女性でも問題ないとするのは何も不自然ではありませんし、上皇様が仰る役割への意識をより一層強めると感じています。

    だふね

    2024年3月24日

    〉安倍晋三元総理が「ある女性皇族」からの聞いた話として、
    〉「女性宮家をつくるよりも、(戦後に連合国軍総司令部の意向で皇籍離脱した)旧宮家を復活させる方が容易だ。ただ、普通は職業選択の自由のない宮家になりたいという人は、そういない」
    〉「女性皇族方はみんな、女性宮家になりたいとは思っていない。そういうのは皇族と接していれば分かる。自由な生活がしたいと望まれている」

    (以下敬称略)
    はぁぁぁ~~~~? 接していればわかる? どのくらい接したんだ? 同じ学校とか職場とかならともかく、皇室の方々が社交の場でそのようなプライベートな「匂わせ」をするとでも思っているのか? そこまで自惚れが強い人間だったのか、安倍は?
     
    常に身近にいる役職ならともかく、皇室の方々は国民に対してむやみに本音は明かさないのがふつうでしょ。「男系ありき」で最初から目が曇っている阿比留からすれば「そう見えた、思った」というだけの話で、個人的かつ恣意的な解釈に過ぎない。それを事実であるかのように断言するなんて、ヤバすぎる。

    安倍は男系派の筆頭でしたが、もう亡くなった人です。いつどこでどういう状況で発したかわからない言葉を、ネトウヨに都合よく切り取って使われて、安倍にとってはいい迷惑ではないでしょうか(自業自得と言えなくもないが)。阿比留は責任とらなくていいってことにはならないぞ。

    女性皇族や女性宮家など、「女性」とつくものに対し、阿比留の偏見が物凄いのがよくわかりますね。尤もらしく慮るフリして、(皇統に属していようが)女性だけは絶対に認めずに排除したい心理が丸わかり。「自由のない」立場の人間を見くびって言いたい放題。どこまで失礼なのか。反吐が出ます。

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