速報【文字起こし】240328岸田首相の記者会見(毎日新聞とのやりとり)

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昨日(3/28)夜、岸田首相による記者会見が行われました。この会見自体は、政府の経済政策や裏金問題で揺れている政治倫理の問題が中心で、実際、ほとんどの新聞社・テレビ記者の質問はそこに集中しました。しかし、毎日新聞だけは違っていまして、政治部の田辺佑介記者により、「皇位継承問題」に関する、ダイレクトな質疑が行われました。

毎日新聞は、時期をやはり外さない!Good Jobです!!

今回も、静岡県 茶呑みじじい さんによる文字起こしです。
※できるだけ動画に忠実に文字起こししましたが、内容を変えない範囲で読みやすくしている部分もあります。

43:47 毎日新聞 田辺記者:

毎日新聞、田辺です。よろしくお願いいたします。皇位継承についてお尋ねします。

皇位継承については国会で議論されていると思うんですけど、ただなかなか進展が見えていない状況です。一刻の猶予もない中で、こうした現状についてどのようにお考えでしょうか?

また総理は以前、皇位の在り方について「女系天皇以外」というようなことをおっしゃっていました。その考えは今もお変わりないのでしょうか?またその理由をお聞かせください。

お願いします。

44:25 岸田首相:

はい、皇室典範特例法の附帯決議に示された課題については、現在政府から衆参の両議長に報告をさせていただき、その検討がされているところであります。

そういったところで内閣総理大臣(首相)の立場から、今ご質問の私のこの問題における考え方を申し上げるのは、今は適切ではないと考えておりますが、自民党総裁として申し上げれば、我が党に於(お)いても総裁直属の幹事会を設けて、今年に入ってからも議論をスタートさせている。この問題についてぜひ議論をリードしていくべく努力を続けている、こうしたことであります。

先日党大会を開きました。その際の令和6年度の運動方針にも明記してありますが、責任ある政権与党として国会の議論に資することができるように、安定的な皇位継承について、自民党としてしっかり議論を深めたいと思っております。

とりあえず以上です。

ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト編集長 基礎医学研究者

お問い合わせ・ご意見など|毎日新聞社 (mainichi.co.jp)

追記・・・この速報の直前にふぇいさんにより配信された「6月までが差し当たり“最後の決戦”(高森先生ブログより)をみると、毎日新聞さんも同じような感覚があるイメージを持ちました。

7 件のコメント

    ゴロン

    2024年3月29日

    首相官邸にも意見を送りました。
    ・・・
    3/28岸田首相記者会見における毎日新聞田辺佑介記者の質問の件
     岸田首相、昨日3/28の記者会見お疲れ様でした。毎日新聞社の田辺記者の皇位継承問題に関する質問に対し、明確には返答しませんでしたが、内閣総理大臣の立場と、自民党総裁としての立場を分けて応えられていました。
     私は、この問題が動き出したのは、昨年10月に首相が、「『立法府の総意』が早期に取りまとめられるよう、積極的な議論が行われることを期待する」と発言してからだと思っています。そして、今回の返答から、首相としての立場では、自民党が示した令和の有識者会議からの2案は、「立法府の総意」が得られないのではないかという懸念があるように感じました。
     立憲民主党以外の党(共産党は別物か)も、臆面もなく自民党の案に追従することにしているようです。しかし、岸田首相の言う「立法府の総意」は「国民の総意」であるはずです。現状、国会議員と国民の意見の間には大きな乖離があるように見えますが、国会議員の中で、男系継承固執の声を上げている者の割合は、実は国民の中の男系継承固執者の割合とさほど変わらず、他の議員は黙っているだけではないでしょうか。自民党らの案が、安定的な皇位継承の確保につながらないのは、常識的な国民であれば解ります。首相もその他の議員も解っているのではないでしょうか。
     愛子さまの三重県、奈良県へのご訪問の報道を見ても、愛子さまを奉迎する皆様の眼差しは既に「皇太子」を見られているように感じました。政府案の「(1)女性皇族が結婚後も皇室に残る(但し配偶者、子供は国民)」は、この「愛子さま」を飼い殺しにしようとしているのです。そんなことを国民が許すとお思いですか?
     立憲民主党の主張する「女性宮家の創設」は、ぎりぎり、「愛子天皇」の可能性に繋がる案だと思います。ほとんどの国民は愛子さまが次の天皇になって頂ける道筋ができることを願っています。愛子さまに「愛子天皇」をやって頂けるか否かは、「天皇」の制度を続けられるかどうかに関わります。
     首相のリーダーシップをもって、安定的な皇位継承に少しでもつながるよう「国民の総意」が反映された「立法府の総意」を取りまとめて欲しいと思います。心からお願い申し上げます。
     追伸:先日のPRESIDENT Online「なぜ自民党と新聞は「愛子天皇」をタブー視するのか…「国民の声」がスルーされ続ける本当の理由」の記事を読んで頂きたいと思います。少しは国民の気持ちが分かると思います。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/293dd68a3c0c92e9cb5af2fb02ca833f82d0d8be

    基礎医学研究者

    2024年3月29日

    自分も、毎日新聞に激励の意見・コメントを送りましたので、示します。
    ————-
    3/28、首相記者会見における田辺佑介記者のご質問
    3/29の朝刊において、政治部の田辺佑介記者は、5面(総合面)で「総裁再選にらみ解散時期を検討」というタイトルで、予算成立後の岸田内閣の体制について総括した良い記事を書かれていますが、私があえて意見・コメントしたかったのは、昨日の記者会見における、田辺記者の質問についてであります。あの場での質問は、皇位継承問題のことを理解し、かつそれが、国民(近いところでは、毎日新聞の読者)が求めていると思わなければとてもできない質問だと思いました(記者と政治家の違いはありますが、参議院で代表質問をされた、立憲民主党の田島まいこ議員にも同様のものを感じました)。「皇位の安定継承」を願っている国民として、感謝致します。実際、昨日の記者会見では、毎日新聞さん以外は、ほとんどは経済や裏金問題にまつわる政治倫理の問題に質問が集中していましたので、田辺記者があの質問をされた意義は大きかった、と思います。そして、質問に答えた岸田首相も、自民党で進めている両論併記案のような安易なことは言わず、内面に葛藤をにじませていたのは印象的でした(私見では、実は立憲民主党のまとめ役であった、野田元総理に近いのではないかと、思えました)。ですので、このような“問い”を国民が粘り強くし続けることが、「皇位の安定継承」に向けて必要になっていくということがよくわかる“やりとり”だったと愚考しております。
     毎日新聞さんは、本日も皇室スケッチに「宮中祭祀」に関するインタビュー記事を掲載したりなど、読者に「皇室」のことを啓蒙するQualityの高い記事を継続的に配信されていると思います。そして、「皇位継承問題」の節目・節目で、実に良いタイミングで輿論を喚起していただけるので(記事にはなっていませんが、今回の田辺記者の記者会見の質問もそうだと思います)、社の方針もあるのかもしれませんが、是非もう一歩進んで「愛子天皇」のキーワードが入った記事が掲載されればよいのでは?と、愚考しております(「女性・女系天皇」というキーワードは出てきているので、ほとんど意味は変わらないとは、思うのですが)。今後も、読者として後押し致します。

    ゴロン

    2024年3月29日

    私も毎日新聞社に感謝と応援の意見投稿しました。
    ・・・
    3/28岸田首相記者会見における田辺佑介記者の質問
     標記の田辺貴社の岸田首相への皇位継承問題に関する質問、多くの国民の気持ちを反映した質問で、素晴らしかったです。ありがとうございました。この問題は、6月23日までの通常国会の会期中に決着する可能性もあります。自民党の懇談会は、国民の声を聞こうとせず、ウソまみれの非常識な令和の有識者会議の報告書に沿って国会の議論を進めようとし、立憲民主党以外の党(共産党は別物か)も、恥ずかしげもなく追従しているようです。このまま、皇室のことも国民のことも全く眼中にない議員連中に好き勝手にさせておいて良い訳がありません。政権や五月蠅い団体の反対を恐れて適当な記事を載せているだけの大手新聞社も同罪です。その中で、毎日新聞社様だけは、かなり国民の立場で記事を載せ続けていると思います。
    先日のPRESIDENT Online「なぜ自民党と新聞は「愛子天皇」をタブー視するのか…「国民の声」がスルーされ続ける本当の理由」の記事を読まれましたでしょうか。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/293dd68a3c0c92e9cb5af2fb02ca833f82d0d8be
    愛子さまの三重県、奈良県へのご訪問の報道を見ても、愛子さまを奉迎する皆様の眼差しは既に「皇太子」を見られているように感じました。政府案の「(1)女性皇族が結婚後も皇室に残る(但し配偶者、子供は国民)」は、この「愛子さま」を飼い殺しにしようとしているのです。本来口に出すのもおぞましいくらい不敬なことで絶対に許せません。立憲民主党の主張する「女性宮家の創設」は、ぎりぎり、「愛子天皇」の可能性に繋がる案だと思います。政府案など、御用学者?が何を言おうが、安定的な皇位継承の確保につながらないのは、常識的な国民であれば解ります。
    愛子さまに「愛子天皇」をやって頂けるか否かは、「天皇」の制度を続けられるかどうかに関わります。大手新聞社の中で、最初に「愛子天皇」に言及するのは毎日新聞社様しか考えられません。
     是非、国民を巻き込む「愛子天皇」への道の議論に進む記事の掲載をお願い致します。

    基礎医学研究者

    2024年3月29日

    >mantokunさん
    基礎医でございます。コメントで書かれた感覚に、自分同意します。田辺記者は政治部の記者ですが、実は岸田首相が昨年、所信表明演説をしたときに、政治部の記者ですが、翌日に第1面でしっかり「皇位継承問題」のことに触れた内容の記事を掲載していたので、結構わかっている人だと思いますよ。「水説」の古賀攻論説委員が退職したのがちょっと痛いと思いましたが、社会部の皇室担当の記者(高島記者や山田記者など)は良い記事書くと思いますし、須藤孝記者も、良いインタビュー記事をたびたび掲載されていると思います。そして、田辺記者の話に戻りますが、あの質問は、明らかに読者の後押しがあるから(求めていると感じられるから)できる質問であり、岸田首相の方も両論併記案のようなことを安易に口に出したりしないところが、実は立憲民主党の野田議員と内面では結構近いところにいるような気がしてなりません。やはり、国会議員に言わせる環境を作るのは、国民の後押しですね。

    mantokun

    2024年3月29日

    速報ありがとうございます。毎日新聞は昨年の天皇皇后両陛下御成婚30年記念写真展など、これまで皇室のさまざまな節目において真心あふれる写真展を開催してきていることから、真っ当な感覚と尊皇心を持つ記者の方がいらっしゃるのだなと思います。

    田辺記者の「一刻の猶予もない」という言葉に強く同意するとともに、「岸田首相が図らずも(?)口にした「安定的な皇位継承について」という言葉で、やはり岸田首相は本心では分かっているのではないかという思いを持ちました。

    れいにゃん

    2024年3月29日

    文字起こしありがとうございます。毎日新聞に意見投稿しました。
    毎日新聞社におかれましては、継続的な皇位継承問題への取り組みに感謝申し上げます。昨日の岸田首相への質問に、田辺記者がこの問題を選ばれたのも流石です。各党の意見書も提出されたものの、安定的な皇位継承の為になる論点を提示したのは立憲民主党のみ。国民民主党に至っては有識者会議報告書にもない「国民を直接皇族に」する考えを付け加える倒錯ぶり。今までの天皇陛下、皇族方の人生を否定する「人格否定」と、私も、私の周囲も受け取りました。皇統の否定です。ロボット説です。
    田辺記者の質問を受けた岸田首相は、今までの見解を繰り返したようでいて、その表情と、直後に上を仰ぎ見た様は、助けを求めているように見えました。
    『責任ある政権与党として、国会の議論にも資することが出来るように』
    毎日新聞さんの報道に支えられながら、唯一の安定的な皇位継承の結論、「愛子さまを皇太子に」を国民として訴えていきたいと改めて決意しました。今後とも、皇位継承・皇室の記事を届けてくださいますよう、よろしくお願いいたします。

    ありんこ

    2024年3月29日

    お知らせありがとうございます!!!
    早速毎日新聞さんにエールを送りました!!

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