基礎医学研究者でございます。
4/10の毎日新聞社説の反響は大きく、まーさんの「愛子さまトーーク」にもありました方法で、ひょうろくだまノ介さんが毎日新聞に意見・コメントを送られたので、以下に紹介します(当サイトのコメント欄より)。
昨日、貴紙社説「皇族確保の政党間協議 もう先送りは許されない」拝読致しました。「旧宮家が皇室を離れたのは70年以上も前にさかのぼる。その子孫の民間人が唐突に皇族となることに、国民の理解が得られるのか疑問だ。そもそも、皇室に入る意思を持つ男系男子がいるのだろうか」のくだりは重大なご指摘だと思います。「皇位継承権を女性に広げるかどうかの議論を避けて通ることはできない」と「若い皇族の人生設計に関わる問題であり、時間的な猶予はない」も全く同意。
惜しむらくは、紙幅の関係か「皇族女子が結婚後も皇族の身分を保持する案だ」で、令和の有識者会議の報告書を踏襲する党の案では、皇族女子と一般国民男子が同一の家庭に入るという、常識的に見ても余りに無理がある状況が作られること、並びに、その子が皇族に入れないことでこの案が実現しても皇位継承問題に何ら寄与しない点に触れられてないことです。多分貴紙はそれについてもお気付きではあるとは思いますので、今後の紙面に期待致します。
私には軽い障害があり、障害者仲間と日々細々と働いております。天皇陛下はじめ皇室の方々が障害者に折に触れて接して下さり、国民全体へ存在を周知なさって下さることはかけがえのない有難いことで、私達も国民の一員であるとの誇りを頂いています。皇室がなくなれば、日本社会で互いへの同胞意識は失われ、経済的弱者が社会的に不可視の存在となり、分断が果てしないものになるとの危惧を禁じ得ません。ぎりぎりの生活状況で日々を過ごす、私より重い障害を持つ方々も例外ではなく、一部の善意ある方以外には顧みられなくなるのではという恐れを感じます。
どうか、今後も皇室の存続へ向けて他紙や世論全体を牽引なさる論陣を貼り続けて下さい。とりわけ、皇太子不在の現状に警鐘を鳴らし、既に輝かしい存在感を放っておられる敬宮愛子殿下が、皇室典範の改正如何ではいずれ天皇に即位なさるという可能性についても、忌憚なく紙面で繰り広げて頂きたいです。また、男系男子のみの皇位継承という縛りは秋篠宮家悠仁殿下にも後継者問題で計り知れない重圧をかけるという懸念も紙面で明示して頂ければと切に願います。貴紙の、皇室への敬愛の念に賭けたいと思います。
ありがとうございました。毎日新聞は、後押しのエネルギーを感じるでしょうね。ぜひ皆さま意見を送ってくださいませ^ ^
愛子さまを皇太子に!
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1 件のコメント
基礎医学研究者
2024年4月12日
(編集者からの割り込みコメント)「女性皇族の身分の確保」案は、確かに不備がありますね。しかし、ひょうろくだまノ介さんが言われるように、たぶん毎日新聞さんはその部分はわかっていると、自分は思います(でも、読者からの指摘はありがたいでしょうね)。それから、皇室は弱者に、人に平等に接する存在としての象徴には、激しく同意。さらに、今政治家が進める案が法制化してしまえば、実は秋篠宮さまが苦しくなる、という事も大変まっとうな指摘だと思います。そう、私たちは、すべての皇族の方に幸せになってもらいたいのです。それが、「皇室」に対する敬愛だと思います。