読売新聞が社説で与野党協議を書いています。

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読売新聞が19日の社説で、安定的な皇位継承の与野党協議を書いています。

社説:皇族数の確保 制度維持へ政治の責任は重い

 日本の伝統と文化を守り伝えてきた皇室を、これからも維持していくことは国民の願いだろう。政治の責任でその方策を考えねばならない。 
安定的な皇位継承や皇族数の確保のあり方について検討するため、衆参両院議長の下で与野党協議が始まった。

と始まります。

有識者会議で出ている2案についての妥当性を検討と書き(もうすでに妥当性はないとわかっているのですが)
現在の皇室は17名で構成されていて、今の皇室典範での皇位継承者は3名、悠仁さま以外の未婚の皇族は5名で全員女性と提示し

 現行の皇室典範は、皇族女子が結婚した場合、皇族の身分を離れると定めており、将来、悠仁さまのほかに皇族がいなくなってしまう可能性がある。皇族数の確保は喫緊の課題だ。

と書いています。
そこも重要なのですが、皇族数の確保だけでなくて、陛下の願われてる安定的な皇位継承が喫緊の課題ですよ!

 与野党協議の初会合では、皇族女子が結婚後も身分を保持することで 概ね一致した。一方、皇族女子の配偶者とその子を皇族とするかどうかでは見解が分かれた。

「結婚後も身分を保持」おおむね一致したとみていいのでしょうか。

配偶者とその子を皇族とするかどうかについて、「自民党は男系継承の伝統を覆すから反対」との意見を書いてますが、
・男系継承を支えてきた側室の存在を読売新聞はどう考えているのでしょうか。
・母から娘への皇位継承が実際にあることを読売新聞はどう考えているのでしょうか。
気になります。

この後常識的なことが書かれていて、

 ただ、配偶者と子を一般国民とした場合、政治活動や自らの意見表明が自由にできることになる。皇室の政治的中立性や品位を保てるのだろうか。

一つの家庭に国民と皇族。これは成立しないでしょう。常識で考えて分かります。

そして

 そもそも皇室典範は、皇位の継承を男系男子に限っている。万が一、皇室を維持できなくなるような事態に備え、少なくとも皇族女子の子を皇族とすることは選択肢としてあり得よう。

読売新聞は「万が一、皇室を維持できなくなるような事態」いうのが、今の今とわからないのでしょうか。国民は危機感を持ってますよ。いや、わかっているはずでしょう。わかっていながら、「どこかの顔色を窺っている」と考えてしまいます。

その後旧宮家養子案に触れ、

 憲法は、天皇の地位を「日本国民の総意に基づく」と定めている。戦後長い間、一般国民として過ごしてきた人を皇族とし、さらにその子に皇位継承資格を与えることが「国民の総意」に沿うと言えるのか、慎重な検討が必要だ。

と書いて締めています。

国民の総意は共同通信の世論調査で明らかになっています。読売新聞は知らないわけないですね。

天皇のお子さまである愛子さまが「女だから」皇太子になれないという男尊女卑の制度を今すぐなくすように、
世論を盛り上げて空気を変えてまいりましょう☆

読売新聞にはこれからも国民が安定的な皇位継承について考えるように、
これからも社説で、記事で皇位継承について取り上げていただきたいです。
国民の関心は高いです!

皆さまこの社説に関して意見を送りましょう(^^)b
行動に移しましょう!
お問い合わせ | 株式会社読売新聞東京本社 (yomiuri.co.jp)

7 件のコメント

    ダダ

    2024年5月21日

    意見投稿しました!
    ・政府が安定的な皇位継承から皇族数の確保へ議題をすり替えたことを批判して頂きたい。
    ・安定的な皇位継承のためには皇室典範改正(女性・女系天皇の公認、女性宮家の創設)が必要。
    ・自民党などの提案は安定的な皇位継承に寄与しない。
    ・最高法規の憲法で皇位は世襲と定めており、男系・女系・男性・女性が含まれる。
    ・男系継承は皇室の伝統ではなく、元明天皇(母)から元正天皇(娘)への女系継承がある。
    ・記事には男系で126代継承とあるが、欠史八代の問題もあり、誤った認識では?
    ・国民の総意については、共同通信の世論調査で出ている。世論は二分していない。
    ・国民の総意を反映させず、立憲君主である象徴天皇に憲法を毀損する養子案を進めようとする国会議員の姿に、立憲民主主義の終わりを見る。

    基礎医学研究者

    2024年5月20日

    自分も、この読売新聞の社説に、意見・コメントを送りました。読売新聞はここまでわかっているのですから、2案の枠を超えて輿論を喚起してもらいたいものです。

    ゴロン

    2024年5月19日

    読売新聞に意見投稿しました。同様に、毎日新聞、朝日新聞にも送りました。
    ・・・
    5/19「皇族数の確保 制度維持へ政治の責任は重い」の記事の件
     皇位継承問題について協議が始まったことを受けた社説の掲載をありがとうございます。
     正直、今回のベースとなる2案は、ほとんどの国民から見れば、議論するまでもなく、否定されるべきものと思います。貴社も共同通信の世論調査はご存じですよね。
     記事にも「配偶者と子を一般国民とした場合、政治活動や自らの意見表明が自由にできることになる。皇室の政治的中立性や品位を保てるのだろうか。」とありますが、 常識的に考えれば、女性皇族がご結婚後も皇室に残るのであれば、配偶者もお子様も皇族になって頂かなければ、皇族数の確保の話にも、安定的な皇位継承の話にもならないでしょう。皇室に皇族・国民混成の異常な家族を作って良い訳がありません。
     また、「戦後長い間、一般国民として過ごしてきた人を皇族とし、さらにその子に皇位継承資格を与えることが「国民の総意」に沿うと言えるのか、慎重な検討が必要だ。」と記載されていますが、養子縁組については、慎重な検討をするまでもなく、法制局が何を言おうと、憲法第14条の門地による差別の禁止により認められません。そして、600年二十数世離れた旧宮家の子孫は、生まれたときからただの国民であり、基本的人権を捨て皇籍取得しても良いという者がいるはずがなく、もちろん受け入れる宮家もいないし、その者を国民が日本国の象徴であると認めることもありえません。万が一、その者が、天皇になるのであれば、王朝交代と言っても過言ではありません。
     さらに、「そもそも皇室典範は、皇位の継承を男系男子に限っている。万が一、皇室を維持できなくなるような事態に備え、少なくとも皇族女子の子を皇族とすることは選択肢としてあり得よう。」と記載されていますが、今がその事態と何故思わないのか、不思議でなりません(実際は、20年前からですが)。ここまで記載するなら、今こそ、皇位の継承を男系男子に限っている皇室典範1条を改正するべきだと、進言するのが新聞社の役目でしょう。
     そもそも、まともな情報を得さえすれば、この議論にかかわる国会議員が悉く言うような、「男系男子で継承してきた皇室の伝統」など男尊女卑の考えが強い明治以前には一切ありません。いつまでそんな考えに固執しているのか呆れるばかりです。歴史上、皇統は性別に拘らず、直系を重視してきたのですから。
     男系継承固執は、統一協会の主張と全く同じです。自民党は、彼らと全く切れていないと宣言しているようなものです。多くの野党も自民党にお近づきになりたいだけでしょう。
     国民の9割は安定的な皇位継承のために、女性天皇を認めるべきだと考えているのです。国会議員は、統一協会や神社本庁に阿っている場合ですか。国民の代表なのですから、国民の意思を汲むべきです。
     今回のベースの2案で、静謐な環境とやらの密室で無理やり「立法府の総意」を出すなど国民は許しません。安定的な皇位継承問題に関して、散々引き伸ばしておきながら、早急に決めればいいというものではありません。今国会では、ベースの2案は、「立法府の総意」は得られないとして破棄し、2005年の有識者会議案を検討することを決めてもいいと思います。
     今後の議論を注視していきます。国民が関心を持ち付けるため、頻繁な皇位継承問題の報道をお願い致します。

    こん

    2024年5月19日

    記事の紹介ありがとうございます。読売新聞に、以下の点について感想と要望を送りました。

    要約
    ・皇室に残る皇女の方々の人生の方向性は不安定なままだ。
    ・皇女の皆様は血のスペアとしての最後の手段、で本当に良いのか?
    ・国民の総意は、男系男子縛りの撤廃と愛子さまの立太子だ。
    ・読売新聞は愛子さまの立太子についての世論調査をするべきだ。
    ・国民の総意をもっと紙面に記載してください。

    どうか、世の中の流れが変わりますように。

    SSKA

    2024年5月19日

    新聞は現状変更を恐れ過ぎて政治に迎合する向きもあるので、共同通信の調査もただの一時人気の数字では無く、皇位とそれに伴う信頼が国民社会と共に途切れず持続して欲しい、お子様以外有り得ないと国民の本音を懲りずに伝え続けようと思います。

    くろひょう

    2024年5月19日

    どこに貼っていいものか、判断に困ったのですが、興味深い論説でしたのでご参考までに。
    思うところはあるかもしれませんが、よろしければご一読ください。
    https://lavender1219.com/2024-5kkk16p/

    れいにゃん

    2024年5月19日

    ありがとうございます。以下のように投稿しました。
    皇位継承に関して、社説に取り上げてくださったこと、嬉しく思います。出だしから大きく頷くことばかりで、国民は、現在の皇室のなさりようを経験してきたからこそ、千代に八千代に、皇統が続くことを願っています。今だけ、自分の生きている間だけではなく、未来の日本も安定した立憲君主制であって欲しいのてす。
    これだけ災害が多発する国で、天皇陛下がいない日本は、ニヒリズムや諦めが蔓延することでしょう。税金など、お金の問題ではなく、心の深い処で、国民を支えてくださっていると感じます。
    天皇陛下のお子さまがお孫さまが、性別関係なく、繋いで戴きたいです。直系長子優先が伝統に適っています。
    読み進める程に、最後は、男系派に気を使っているように感じる社説でしたが、今後も取り上げて世論を喚起してほしいです。もう、民意は示されているのです。国民は今すぐに女性天皇を認める制度にしたいのです。
    愛子さまに伝統ある女性天皇になって欲しいのです。

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