暗山論破に届いたコメントをご紹介!(mantokunさん)

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昨日ゴー宣DOJO小林先生のブログにて
暗い山のマウント登りの危険性は書くべき。

暗山の文章は、「壺切御剣(つぼきりのみつるぎ)」と「天皇制とポピュリズム」の問題を冷静に論破しないと意味がない。

こちらの2点が提示され、それを意識してコメントくださった方が多くいらっしゃいます。
ありがとうございます!

mantokunさんのコメントをご紹介します。

小林先生の今朝のブログを見て、確かに論点は天皇制とポピュリズムなのだなと気づきました。そこに切り込んでいるケロ坊さんのご指摘はさすがです。

暗山氏が政治家たちに吹き込み、男系固執の理論的支柱としたのも、「天皇は一時の人気投票でなるものではない。現在の国民の女性天皇の支持がどれだけ高かろうと関係ない」「世界一長く男系男子で継承されてきたことこそ天皇のありがたさの根源。ここを変えたら天皇ではなくなる」なんだろうなと、数々の彼の動画や書籍での発信を見ていて思います。

今回のストロングスタイルの核は、

「共同通信のアンケートの根本問題は、思想。…現代の男女平等の価値観を振りかざせば、民主主義の多数決で何でも決められると勘違いしている。この人たち、皇位継承と男女平等は何の関係もなく、あえて言うなら男性排除の論理で皇室ができあがっているから古来男系継承なのだとわかっておるまい」

「立皇嗣の礼において、今上陛下から壺切御剣を授けられた。壺切御剣は皇位継承者の証しだ。」「立皇嗣の礼は日本国憲法の制約を受けるが、時の天皇が壺切御剣を授けるか否かまで干渉しない。天皇陛下の御意思で渡されたのだ。大御心は秋篠宮家に皇位を移すと示された。」「皇室の伝統を一時の多数決で捻じ曲げるなど、大御心に違い、御所に弓引く行為に他ならない。」

で、まずここを論破しなくてはならないんですね。
男系男子継承のみが天皇の価値の根源とする最後の理論的拠り所は上記前半。男系固執派が、「悠仁さままでの流れを揺るがせにしてはならない」と、愛子天皇誕生を封じようとする理屈が上記後半。

しかし、秋篠宮殿下の皇嗣というお立場はあくまで暫定的なものであり、立皇嗣礼当時は愛子さまがご成人前だったことを踏まえると、秋篠宮殿下は「真に皇太子に相応しいお方が成人されるまでは、皇位継承順位一位の座を一時的にお預かりします」というお気持ちなのだろうと、普通に推測できそうなものですが。天皇陛下も同じく、皇嗣というお立場の正統性をわざわざ損ねるようなことをなさるはずがありません。
日本国にとって神聖かつ最も公的な皇位継承という事柄に対して、「今を生きる自分の好き嫌い」という私的な感情のみを発露させているのは、男系派と双系派のどちらなのでしょうか。

mantokunさんどうもありがとうございました。
SPA!の暗山の駄文を読んでいない方も、mantokunさんが抜き出してくださった部分についての論破と考えればやりやすいのではないでしょうか。

まさに暗山・男系固執派は、「今を生きる自分の好き嫌い」だけでイキってる、ごくごく少数の皇統断絶容認派ですね。

皆さま安定的な皇位継承のため、暗山論破のコメントをお待ちしています!

15 件のコメント

    ありんこ

    2024年6月3日

    キケロさん
    短い間でしたが、こちらこそお付き合いくださりありがとうございました。お陰様で不思議に思うほど皇太子と皇嗣を同一視し、剣を重要視する根本の考え方というものの一部がわかったように思います。よく細かくコメントしてくださいました。上皇陛下のお願いである安定的皇位継承を実現するための参考にさせていただきます。愛子さまの立太子が叶い安定的皇位継承の目処がたった未来で、一緒にお祝いいたしましょう。

    キケロ

    2024年6月3日

    >> mantokun様
    >> ありんこ様

    異論を異論として受け止められないこと、そして異論があれば敵として認定し排撃するということがよくわかりました。
    もう何を言っても無駄だということもわかりました。
    自分たちの正義を振りかざして邁進すると良いでしょう。
    もうこちらで「ピントのズレた」コメントをすることもありません。

    最後に、こちらのサイトでコメントをさせていただいたことには感謝しています。
    短い間でしたがありがとうございました。

    SSKA

    2024年6月3日

    皇室史の専門家の高森氏が「立皇嗣」の先例破りに常々激昂されているのもイレギュラーで歪めるものだからと受け取っています。
    皇太子と皇嗣は別物とされ、継承に関わる争いやトラブルを避ける為に敢えて異なる性質の地位を過去に新設した印象です。
    皇嗣は不在の皇太子の将来の誕生(現在の制度改正により女性も可とするのも含む)を期待して立場を譲る事を想定された地位であるのに対し、廃太子はご本人の不行跡か時の権力者の乱用で起こってしまう望ましくない事態で、制度上決められた皇嗣から皇太子への移動とは全く違います。
    天皇のお子様で長子=先に生まれた方が優先と言う人の誕生の摂理に従うのでその地位は原則揺るがず、直系が安定し争いを生みにくいので理想とする民族の知恵であり伝統として将来に繋げるものでは無いでしょうか。
    重要なのは立皇嗣の先例破りが先の時代の新儀して正当性が認められるかですが、重要視すべき直系(女性女系でも可とする)は蔑ろにされ傍系が重んじられては過去の皇統争いの二の舞の懸念が深まるとするのが正しい捉え方だと思います。

    壺切御剣も皇嗣の資格もまず現行の法律と過去の例とを比較して考えますが、現在の皇室に関わる法律は全て歴史を意識し精神が踏襲され構築されていると考えるので、従うのは即位に伴う物の移動についての皇室経済法7条が思い当たり、儀式を行った後もあくまでも天皇陛下の所有のままです。
    従って物の移動も皇太子と皇嗣の持つ性質と同じになると考えられ、儀式はあくまでも現制度下の予定(確定では無い)から将来を託す(仮として貸すや預ける)域を出ず、皇嗣同様暫定の意味であり、制度改正後に将来の皇太子の方(愛子様)に譲られるのは何の不正でもありません。
    三種の神器が政府の法解釈で正当性が保たれる事から天皇もまた法治社会の一員と示されていますから、現行法の扱いを軽視するのが理解出来ないのと、物そのものを過去と同じに扱うのでは無く皇位の移動に伴い将来もたらされる変化を予測し、懸念となるものを断つ方が本来重要ではないでしょうか。

    ありんこ

    2024年6月3日

    キケロさん
    わざわざ長々と私のコメントへの回答コメントありがとうございました。答えて欲しい所への具体的な回答はありませんでしたね。
    おかげさまで、あなたが上皇陛下が願われた皇位の安定的継承を願う人では無いことがよく分かりました。天皇陛下や皇室よりも大切にしたい持論がある人という事がよく分かりました。それにより天皇陛下が国民の不幸を願うような天皇となっても構わないという人であることがよく分かりました。あまり天皇というものが本邦で続くことが必要ではないと思う方であることがよく分かりました。本邦が一応近代の法治国家であることも重要だと思われてはない方と言うこともよく分かりました。受け継がれ紡がれる文化伝統というものの価値を感じない人だということもよく分かりました。本邦の未来についても興味のない人であることもよく分かりました。
    結果として愛子さまが将来の天皇陛下となって安定的皇位継承を目指すサイトであるここでは、どんなにあなたが問いかけをしてもあなたの満足する回答は得られることは無いでしょう。あなたがここでいくら持論を披露しても空虚です。根本の目的が違うのだから。

    mantokun様
    せっかくのmantokun様のブログに余計なコメントが着くだけの呼び込みコメントしてしまって申し訳ありませんでした。🙇‍♂️ついつい気になってしまって…コメントを打ってしまいました。以後気をつけます💦

    mantokun

    2024年6月3日

    キケロさんのお考えはよく分かりました。つまりあなたは単なる現状追認であり、先例を素材に、自分が納得できる理屈をこねくり回して制度設計し、皇族方をそれに従わせたいだけだったんですね。道理で何を言っても通じないし、人の話を聞く気が全く伺えないはずです。

    こちらのサイトでは、現上皇陛下が平成28年に公表されたビデオメッセージで、「これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」というお言葉に沿って皇位継承がなされるよう望み、その実現のために運営の方々が発信し、閲覧者の方々も共に行動しているサイトです。
    あなたが延々と述べられた理屈と制度で、上皇陛下が望まれた皇室と国民の親愛の絆が保たれていきますか? 象徴天皇のお務めが安定的に続けられると思いますか? 皇族方はあなたや男系派の理想を実現するために動かすための駒ではありませんよ。

    キケロ

    2024年6月3日

    >> mantokun
    ありがとうございます。

    >キケロさんは以前にも、自民党が成立を急ぐ旧宮家子孫養子案について、もし彼らが本当に皇族になり、さらに皇位を継承したらどんな系図になるかを高森先生が解説した記事に対して、「なぜ女系を正当化する高森氏が男系を正統と見るのか疑問」などとピントのズレたコメントをしてましたね。それに対してL.K.さんやふぇいさんが何度も丁寧に返信しても、論点をすり替えて延々とよく分からない疑問を呈する。

    →ピントのズレたコメントとのことですが、本当によくわからなかったのでそのコメントをしたまでです。
    いまだによくわかりません。
    それはその記事の中で一番はじめにコメントした内容のとおりです。
    論点をすり替えたというのはよくわかりませんが、私がそこで終始言っていたのは、「なぜ女系を推進する高森氏が男系の視点で正統(しょうとう)と見るのか疑問」ということです。
    ちなみに間違いやすく認識違いを起こしがちですが、正統(せいとう)ではなく正統(しょうとう)です。

    秋篠宮殿下のことははありんこ様への回答で確認してください。

    あと何度説明してもといいますが、わからないからここはこうではないの?とコメントの中で自分なりに回答しているのです。
    これは私の問題でしょうが、一度の説明だけでわかるほど賢くもなければ、またその説明が自分の疑問を納得するものではないため、そのようになっているだけです。

    ありんこ様へのコメントにも書きましたが、もしこのサイトが異論を許さない趣旨であるならば、私は門外漢ですので今後コメントをすることはありません。
    またしたくもありません。
    以上です。

    キケロ

    2024年6月2日

    >> ありんこ様

    最後です。
    私の考えていることについての質問です。

    >あと、キケロさん的には天皇陛下は皇位をこのまま男系男子限定したい!って思っているということなんですか?
    このまま憲法の世襲要件を無視し、下位法を優先し男系男子限定にしているのなら、天皇陛下を理由にする国民間に血統差別が生じるのは確定しています。国民間への血統差別推進をキケロさん的には天皇陛下は願っていると思うのですよね?だからのこのコメントって理解でいいのですよね?
    「それは分からない。大御心は云々」はダメですよ。
    天皇は国民の不幸を願うのか?という事を聞いているんですから。

    →私自身、とくに皇位の安定継承について何か運動を起こして流れを変えるとかは考えていません。
    その上で、私の現在の考えは、少なくとも秋篠宮殿下、悠仁親王の流れはそのままにすべきと考えています。
    ここは有識者会議の報告書と同じです。

    その上で皇位継承順位を「男系男子」「男系女子」「女系男子」「女系女子」として女系の天皇に向けての「枠」を皇室典範に作っておくことはするべきではないかと思います。
    つまり「男系男子」の可能性があれば、これまでどおりの皇位継承です。
    ただし傍系でしか「男系男子」がいないとなれば、直系の「男系女子」になるでしょう。
    その後傍系の「男系男子」となります。
    さらに「男系男子」「男系女子」がいなければ、その時点での直系を優先して「女系男子」「女系女子」となる感じです。

    ここで傍系の「男系男子」について問題になるのが、伏見宮皇統に移すべきかと言われれば、正直結論を出せません。
    これは先日の高森氏の記事にあるように、「正統(しょうとう)」が変わることで後花園天皇以降の皇統が「正統」ではなくなるためです。
    さすがに後花園天皇以降の皇統から「正統」が切り替わるというのは余程のことであり、今までにもありません。
    これに共感してくれる人はあまりいませんが。

    そのため高森氏の言うような直系優先の考えではなく、所功氏の考えに近い部分があると自分では思っています。

    ちなみに女性宮家についてもお話しておきます。
    もし女性宮家を創設するのであれば、現在の女性皇族と一般人男性が婚姻して、一般人男性は「准三宮」として准皇族にし、その子には皇位継承資格を有するようにすればと考えています。ただしその場合、皇位継承し各社が増えることは気になってしまいます。

    また女系の天皇を認めないのであれば、臣籍降下された女性皇族を擬制的な皇族として引き続き皇室に関することをお願いすることで良いのではないかと思っています。これは近代に入ってなくなりましたが、花山天皇の子孫で神祇伯を世襲した白川伯王家の先例を引き合いにして考えています。

    現在は皇位継承資格者が少ないことが問題です。
    しかしいきなり女系継承を含めてしまうと、かなりの皇位継承資格者が増えてしまうことも問題となります。
    どちらにせよその線引きは必要だとも思います。

    キケロ

    2024年6月2日

    >> ありんこ様

    続きです。
    以下文章から質問的な要素を抜き出して回答しました。

    正直、感情的な言葉遣いは異論を許さないという風な印象を受けました。
    なぜ感情的になって聞いているのかもまったく理解できません。
    もしここのサイトがそういうサイトであるならば、私のようなものは門外漢となるため今後コメントをすることはしません。
    する気もなくなりますので。

    その前提のもと、いくつか質問的な要素を抜き出して回答してみました。

    >それってつまりかつて自称保守共が言ってたような今後若い女性と陛下の間に嫡男子が産まれる事それを行うことも否定するってことなんですか?(皇后陛下との間に男子誕生も拒否せよということ?)1000年単位の伝統ある側室復活の法改正もダメって言ってるって事なんですか?天皇陛下が養子をとることも否定って事ですか?このまま放置しろと?安定的皇位継承を上皇陛下は願われてましたけど放置しろと?無視しろと?仰ってる?


    ・秋篠宮殿下が次の天皇に確定していることと、「今後若い女性と陛下の間に嫡男子が産まれる事それを行うことも否定」と・「天皇陛下が養子をとることも否定」、「安定的皇位継承を上皇陛下は願われてましたけど放置しろと」には繋がらないと思います。
    ・「1000年単位の伝統ある側室復活の法改正」については、昭和天皇自身が否定して現在に落ち着いているのですべきだとは思いません。

    >キケロさんは今上陛下が昔、自称保守共に皇太子をやめろだとか、家族揃って皇籍離脱しろとか言われた時どんな事を言って諌めたんですかね。紀子さまの方が雅子さまよりも皇后にふさわしいとかするアンケートは?どう思ったんですか?そういえば上皇陛下も皇太子時代に弟宮を皇太子にとか言われてましたよね。いわゆる保守派から。立皇嗣の礼なんて半端なものではなく皇太子ですよ!

    →この質問の内容が秋篠宮殿下が次の天皇に確定している点や、壺切御剣とどのように関係しているのかがわかりません。
    少なくとも現在起きているいわゆる秋篠宮バッシングに対しては苦々しく思っています。

    >そもそも皇位継承順位の変更は現行の皇室典範にも規定があります。皇太子すら変更の対象になり得るものです。だから自称保守共が騒げていたわけです。法的に違法な事はありません。

    →一般的に考えれば、違法でなければ何をやっても良いことにはなりません。ありんこ様が言われている「自称保守共」がやったことを正当化する理由もないです。現在起きている秋篠宮バッシングと同じように思っています。

    >法を越えて優先して守られるべきものがあって、既に秋篠宮さまが天皇になる事が確定なのであれば、それなら尚更すぐにでも皇位継承権を女性女系に広げても何ら問題なくないですかね?確定してるんでしょ?

    →「尚更すぐにでも皇位継承権を女性女系に広げても何ら問題なくないですかね」の部分は、だからこそ皇位の安定継承において議論の一つにもなっているのではないですか?

    >法を遵守される事を重んじておられる天皇や皇族の方々が法を越えて何をされるんでしょうかね。法を越えて重要で行うことってなんですか?儀式は法より重要なのですか?皇室は法を遵守されているのに?


    ・法を越えて行っていることがまったくよくわかりません。どのことに対して言っているのですか?
    ・「儀式は法より重要なのですか?皇室は法を遵守されているのに?」については、少なくとも立太子の礼に准じた立皇嗣の礼、そして皇太子の証である壺切御剣の授与は法といえる部分と考えています。ちなみに法の意味を天皇の歴史に基づく先例を含めた上で、現有効力を有する日本国憲法をはじめとする法令と捉えています。つまりその意味で捉えたとしても、先例が日本国憲法や皇室典範と齟齬があるわけではありません。

    >そもそも前代未聞の立皇嗣の礼を、立太子の礼と全く同じにするのは皇太子という称号への不敬ですよ。前代未聞の立皇嗣の礼です。前代未聞なんですよ。

    →立太子の礼に准じているので立皇嗣の礼が不敬というのは、一部の見方に過ぎません。実際に行われた儀式であるため、それを無効にするというのはさらに不敬になると思います。

    キケロ

    2024年6月2日

    >> ありんこ様

    ありがとうございます。
    多くの質問があったため、3つに分割してお送りします。

    ・まずはコメントした理由について
    記事の下記の部分

    >暗山の文章は、「壺切御剣(つぼきりのみつるぎ)」と「天皇制とポピュリズム」の問題を冷静に論破しないと意味がない。

    また「【大募集】暗山妄言を論破しよう!」においても「壺切御剣」が一つの焦点になっているため似たようなコメントをしました。

    「冷静に論破」するのであれば、歴史的な事実をどう捉えたのかも含めないと論破は難しいのではないかと思っています。
    だからこそ歴史的事実も踏まえたコメントをしています。

    ・皇室典範上の皇太子と皇嗣の違いは大きいという点
    高森氏の記事もそうですが、一連の記事の内容は、皇室典範の部分をもって秋篠宮殿下が「皇太子」ではなく「皇嗣」だから確定的ではないという理解でいます。
    また用語でいえば、「皇太子」「皇太弟」「皇太孫」は特定の人物を指す固有名詞としての意味であり、「皇嗣」が皇位継承者という一般名詞としての意味というのもわかります。

    ・壺切御剣が皇室典範より重要なのかという点
    結論から言えば、両方とも重要と考えています。壺切御剣を授けるという行為は、天皇の歴史において先例であり、この行為自体が法ともいえる部分です。とくに天皇の歴史は先例が重要視されるため、壺切御剣を授けたという事実は重く受け止めるべきです。

    ・秋篠宮殿下が次の天皇に確定という点
    これは確定という表現をしているつもりです。確定的ではなく確定。
    なぜ確定なのかはすでにコメントしているとおり、立太子の礼に准じた立皇嗣の礼、そして皇太子の証である壺切御剣も授かったことによっています。
    ただし、秋篠宮殿下が辞退される可能性もあり得るため、その場合、敦明親王に准じた儀式が必要になると考えています。

    おそらくここまでが私のコメントに対するコメントへの回答です。

    mantokun

    2024年6月2日

    キケロさんは以前にも、自民党が成立を急ぐ旧宮家子孫養子案について、もし彼らが本当に皇族になり、さらに皇位を継承したらどんな系図になるかを高森先生が解説した記事に対して、「なぜ女系を正当化する高森氏が男系を正統と見るのか疑問」などとピントのズレたコメントをしてましたね。それに対してL.K.さんやふぇいさんが何度も丁寧に返信しても、論点をすり替えて延々とよく分からない疑問を呈する。(しかも、「愛子様や他の皇女」などという、暗山氏に似た間違った用語の使い方も気になります。皇女とは天皇の娘を指すので、当然ながら現時点の皇室には愛子さま以外に皇女はいらっしゃいません)

    そして今回は、「皇嗣は皇太子とは違い、あくまで一時的な立場」と何度説明しても、「秋篠宮殿下の皇嗣という立場は確定している」とだけ繰り返す。いくら男系派が確定させたつもりでも、皇太弟ではなく皇嗣を選ばれた時点で、秋篠宮殿下にはご即位の意思はないと見るべきです。
    さらに言うなら、現時点では皇嗣の長男というお立場に過ぎず、今上陛下にとっては甥である悠仁さまに陛下から皇位が継承されるのはさらに不自然であり、大半の国民が直系の愛子さまへの継承を望んでいる点からも望ましくありません。傍系への継承は皇室自体が望んでいないのだからなおさらです。

    そもそも直系の娘を差し置いて弟や甥に継承することを世襲とは言いません。「悠仁さままでの継承を揺るがせにしてはならない」と主張する国会議員たちは、天皇陛下や愛子さまに対して非礼というだけでなく、積極的に憲法違反を犯そうとしているのだから、日本国民としてそんな暴挙を看過してはいけないんですよ。

    ありんこさんも尋ねておられますが、キケロさんは一体何が目的で、こちらのサイトにコメントされているのですか?

    ありんこ

    2024年6月2日

    初めまして!キケロさん!
    なんかほかのブログにも同じコメントコピペ(コピペじゃなかったらすみません)されてましたよね!何か目的のご意見あるんですか?そこら辺ちょっと分からなかったので!

    てか、皇太子と皇嗣って違うものですよね?全く同じなのですか?違いますよね!わざわざ皇室典範に規定があるんですから違うって言うことですよ!同じ皇子でも内親王と親王は違いますもんね!
    で現状の確認なのですが、秋篠宮さまは現在皇嗣ではありますが皇太子ではありませんね。だって傍系だもの。傍系の皇太子は想定されていません。存在しません。直系と傍系の違いは皇室典範でびっくりする程差をつけられていますよね?高森先生のブログも読んだそうですが別に何か思うところあったことはなさそうですね。随分剣に拘ってられますが、キケロさん的には剣>法って事なのですか?

    パッと読んだ感じキケロさんは既に秋篠宮さまが次の天皇に確定したようなものだから(確定ではないが確定的である?ってどういうこと?確定なの?確定じゃないの?)、秋篠宮さまか悠仁さまが即位されるまで何もするなって言ってるんですかね?それってつまりかつて自称保守共が言ってたような今後若い女性と陛下の間に嫡男子が産まれる事それを行うことも否定するってことなんですか?(皇后陛下との間に男子誕生も拒否せよということ?)1000年単位の伝統ある側室復活の法改正もダメって言ってるって事なんですか?天皇陛下が養子をとることも否定って事ですか?このまま放置しろと?安定的皇位継承を上皇陛下は願われてましたけど放置しろと?無視しろと?仰ってる?

    キケロさんは今上陛下が昔、自称保守共に皇太子をやめろだとか、家族揃って皇籍離脱しろとか言われた時どんな事を言って諌めたんですかね。紀子さまの方が雅子さまよりも皇后にふさわしいとかするアンケートは?どう思ったんですか?そういえば上皇陛下も皇太子時代に弟宮を皇太子にとか言われてましたよね。いわゆる保守派から。立皇嗣の礼なんて半端なものではなく皇太子ですよ!
    そもそも皇位継承順位の変更は現行の皇室典範にも規定があります。皇太子すら変更の対象になり得るものです。だから自称保守共が騒げていたわけです。法的に違法な事はありません。法を越えて優先して守られるべきものがあって、既に秋篠宮さまが天皇になる事が確定なのであれば、それなら尚更すぐにでも皇位継承権を女性女系に広げても何ら問題なくないですかね?確定してるんでしょ?法を遵守される事を重んじておられる天皇や皇族の方々が法を越えて何をされるんでしょうかね。法を越えて重要で行うことってなんですか?儀式は法より重要なのですか?皇室は法を遵守されているのに?
    そもそも前代未聞の立皇嗣の礼を、立太子の礼と全く同じにするのは皇太子という称号への不敬ですよ。前代未聞の立皇嗣の礼です。前代未聞なんですよ。

    あと、キケロさん的には天皇陛下は皇位をこのまま男系男子限定したい!って思っているということなんですか?
    このまま憲法の世襲要件を無視し、下位法を優先し男系男子限定にしているのなら、天皇陛下を理由にする国民間に血統差別が生じるのは確定しています。国民間への血統差別推進をキケロさん的には天皇陛下は願っていると思うのですよね?だからのこのコメントって理解でいいのですよね?
    「それは分からない。大御心は云々」はダメですよ。
    天皇は国民の不幸を願うのか?という事を聞いているんですから。

    あなたは皇室にどうなって欲しいんですか?それを聞かせてください!そしてこのご意見を使ってどうしたいのか教えてください!よく分からないので。
    議論のための議論ですか?男系男子固執派への対抗策練りのための想定問なのですか?だったらあなたがまず的確だと思われる回答を生み出してみてくださいよ。考えてみましょうじゃないですよ。

    因みに私は愛子様が将来天皇陛下になる事を望んでいますよ!
    大陸文化に毒された時代錯誤の現皇室典範を本邦の国民が皇室に押し付けてはならないと考えているからです!本邦がやっと本邦本来の文化の土台を持つ、国民の後押しを受けて誕生される天皇をお迎えする。国民は天皇に慈しまれる。国民は天皇をその御一家を大切に思う。これ以上ない幸福だと思いませんか?どのような立場になるにせよのお育ちをされ成人された愛子様を見たら、もう浅はかな思いやりにもならない思いやりは吹き飛びましたね。すぐさま皇室典範を改定し、性別を問わない直系長子継承を原則として規定する。女性皇族の伴侶は皇配か皇婿。これしかないですね。

    ふぇい

    2024年6月2日

    >とはいえ、立太子の礼に准じた立皇嗣の礼、そして皇太子の証である壺切御剣も授かったことによって、次代の天皇であることは確定的といえるでしょう。

    そもそも次代の天皇が確定してないから皇嗣のままでないですか。
    立太子の礼と、立皇嗣の礼とは全く別物です。

    キケロ

    2024年6月2日

    >> mantokun様

    ありがとうございます。
    高森氏のブログ記事も拝見しました。
    また秋篠宮殿下ご自身が天皇への即位に関心がないのではないかというのも、よく耳にはしています。
    そのため現状の皇位継承順位から考えると、今上陛下から秋篠宮殿下ではなく、悠仁親王に継承する可能性もあると考えています。

    ただここで考える必要があるのは、立皇嗣の礼や壺切御剣の授与です。
    少なくとも立皇嗣の礼は立太子の礼に准じており、皇太子の証である壺切御剣も授かっています。

    そもそも皇太子自体が、歴史的に言えば「暫定的な皇位継承順位第一位」と見ることもできます。
    なぜなら、天皇に即位しなかった事例が数多くあるためです。

    とはいえ、立太子の礼に准じた立皇嗣の礼、そして皇太子の証である壺切御剣も授かったことによって、次代の天皇であることは確定的といえるでしょう。

    もし秋篠宮殿下ではなく悠仁親王に継承する場合、あるいは仮に制度が変わって直系優先として愛子内親王になる場合でも、敦明親王に准じた儀式が必要になると思います。

    mantokun

    2024年6月2日

    キケロさん、皇嗣は皇太子とは違い、暫定的な立場であることを示す地位です。だから「皇嗣という立場は確定的」という言葉そのものが矛盾しています。
    詳しくは高森明勅先生の下記のブログ記事をご覧いただきたいのですが
    https://www.a-takamori.com/post/231016
    一部を抜粋すると

    > 皇太子と傍系の皇嗣を“全く同一”と見ることはできない。勿論、共通点もある。それはどちらも皇位継承順位が“第1位”であられること。これは見逃せない。
    しかし、皇太子が次代の天皇に即位されることが確定したお立場なのに対して、傍系の皇嗣の場合は、あくまでも“その時点で”皇位継承順位が第1位であられるにとどまる。
    > 内閣の意思によって「立皇嗣の礼」という前代未聞の儀式が執り行われても、お立場自体に変更はない。
    > 皇室典範でも、皇太子(及び皇太孫)と傍系の皇嗣の間に、明確な区別を設けている。
    最も重大な違いは、次の通り。

    皇太子の場合、当然ながら「皇籍離脱」の仕組みが一切適用されない。これに対して、傍系の皇嗣はその適用の可能性が全面的には排除されていない(第11条)。

    秋篠宮殿下は即位されるお気持ちがないゆえに「皇太弟」の称号を固辞され、皇嗣のお立場になられました。「兄が80歳のとき私は75歳。それから(の即位)はないです」という殿下の御発言を鑑みても、おそらくそのお気持ちに変わりはないでしょう。

    キケロ

    2024年6月2日

    秋篠宮殿下の皇嗣という立場は確定的だと思います。
    それは立皇嗣の礼を経て、壺切御剣を授かっているためです。

    ただし、倉山氏が述べている「大御心は秋篠宮家に皇位を移すと示された」というのは言い過ぎだと思います。
    「大御心」を知ることはできないためです。

    ではなぜ立皇嗣の礼を経て、壺切御剣を授かっていることで皇嗣の立場が確定的なのかとえいば、
    そこまでの儀式をやっているのにもかかわらず、別の人が天皇になる場合、どういう状態になるのかで判断ができると思います。

    歴史的に言えば「天皇になれなかった事例」と「天皇になることを辞退した事例」の2つがあります。

    ・天皇になれなかった事例
    1. 廃太子
    この事例は多く、光仁天皇の皇太子だった他戸親王や、桓武天皇の皇太子だった早良親王、嵯峨天皇の皇太子だった高岳親王などがあります。

    2. 夭折または早世
    この事例も多くあり、聖武天皇の第一皇子である基皇子、醍醐天皇の第二皇子である保明親王、後三条天皇の第二皇子である実仁親王などが該当します。

    ・天皇になることを辞退した事例
    1. 敦明親王
    三条天皇の皇子であり後一条天皇の皇太子だった敦明親王の場合、皇太子として立てられていましたが、壺切御剣を渡さないという嫌がらせを受けました。その後、敦明親王が皇太子であることを辞退したことで皇位継承権を失い、さらに怨霊を恐れて太上天皇に准じた「小一条院」の尊号を受けることになりました。

    秋篠宮殿下の場合、立皇嗣の礼を経て、壺切御剣を授かっている以上、皇嗣であることは確定的です。
    もしここで次代の天皇にならなかったり、なれなかったりした場合には上記の事例に該当することになってしまうでしょう。

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