全国紙など各社の両陛下の結婚記念日の報道

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天皇皇后陛下、31回目の結婚記念日、おめでとうございます!

明日(6/10)は、全国4紙+1紙の朝刊が休刊日ということがあるため、当サイトでは、これらの新聞が、両陛下の結婚記念日をどう取り上げたのかを、簡単に紹介します。

結論からいいます。紙面に関していいますと、記事が掲載されましたのは、

朝日新聞のみ

でした。これは、例えば、雅子さまの誕生日の時とは、大きく異なります。また、自分、全国紙ではありませんが、この日の産経新聞の動きが、非常に気になっておりました。といいますのは、最近の傾向として記念などにかこつけて、「男系維持こそが正当性のある皇位継承」のような社の願望としか思えない記事を、「主張」や外部執筆者に「正論」などで書かせることが多いためです(まるで産経新聞こそが、誰かのいうストーカーのようなしつこさと自分は思いますが、今回は杞憂に終わりました(;^_^A)

【写真まとめ】天皇、皇后両陛下、きょう結婚31年 月末に英国へ
https://www.asahi.com/articles/ASS6725WXS67UQIP03HM.html

*厳密には紙面と異なるのですが、参考までに載せます。

今回の記事は、朝刊27面(社会面)に、社会部の力丸祥子記者(当サイトで注目している、中田絢子記者との連名でよく出てくる記者)により、天皇ご一家 セブンとともに「両陛下 結婚31年」というタイトルで、掲載されました。最初の部分を引用します。

天皇、皇后両陛下は9日、31回目の結婚記念日を迎える。両陛下が各界の功労者らを招いて4月に開いた春の遊園会で話題の的になったのは、愛猫で保護猫の「セブン」。決して平坦な歩みではなかったご夫妻と長女愛子さまの傍らで、ともに過ごしてきた。
 「猫を2匹飼っております」
皇后雅子さまが小さなバッグから数枚の写真を取り出した。現代美術家で愛猫家としても知られる横尾忠則さん(87)と対面した時だった。

このあと、「昨夜写真を・・・」皇后さまが紹介というセンテンスで、横尾氏との懇談で、愛子さまが猫の写真をえらび、雅子さまが2匹の猫の生い立ちを丁寧に説明されたそうです。さらに、天皇陛下もその写真を除き込み、楽しそうに話す雅子さまを優しい笑顔で見守ったそうです。まさにご夫妻の愛情があふれており、情景が目に浮かぶようです(´▽`)
 ここで、印象的だった横尾氏のコメント。

「猫への特別な愛情も感じた。動物たちや自然への深い愛が、天皇家の高い霊性や自然体の生き方にもつながっているのではないか」

なんと、敬愛が感じられるコメントなのでしょう!このコメントは、天皇は”無私の心で、国民のために祈る”ということを実にうまく表現しており、その天皇・皇后のお子様である、愛子さまが皇位を継承する、ということを素朴に表現している、と自分は思いました。

続いて、愛護団体が命名 愛子さまも好むのセンテンスより。
 ここでは、セブンは捨て猫として保護された猫で、建物の7階庭園で保護されたことから、「セブン」と名付けられたことなどが、紹介されます(ちなみに、昨年の愛子さまの誕生日の際、セブンはイヌの「由莉」や猫の「みー」と一緒に暮らしていると紹介されました)。
 この後、両陛下の歩みが紹介されていますが、最後の部分を、引用します。

皇太子時代の陛下は雅子さまを支え続け、快復を待ちながらお一人で公務を続けた。
 雅子さまは次第に活動の幅を広げ、19年に代替わりしてから、両陛下は精力的に公務に臨んでいる。

朝日新聞は、5月7日の社説に関しては、今週号の「愛子天皇論」でも厳しく批判され、油断のならないところはあります。しかし、今回は、皇室に、両陛下に寄り添った良い記事だと思いました(私たちのスタンスは、あくまでも、是々非々です)。

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3 件のコメント

    基礎医学研究者

    2024年6月10日

    >さおりんさん
    コメントありがとうございました。この朝日新聞の記事は、素直に良い記事でしたね。正直、もうちょっと新聞も取り扱ってもよいのにな~!とは思いましたが、そこは女性誌に期待しましょう!

    >ありんこさん
    コメントありがとうございました。そうですね、皇室担当の方が各、最近の毎日新聞の記事はよいですよ(^_^)。本当に皇室に敬愛が感じられているのならば、「皇位継承問題」にその姿勢があることを、これから見せてほしい。

    ありんこ

    2024年6月10日

    朝日っぽくない、心温まる書き方!好き!って思いました。
    こういうのがいいんですよ!(((o(*゚▽゚*)o)))

    さおりん

    2024年6月9日

    皇后陛下が天皇陛下を見つめる眼差しが深い信頼と愛情に満ちている良い写真ですね。ご一家に寄り添った良い記事だと思います。横尾忠則氏は、一流の表現者であるので、感性が鋭いですよね。「天皇家の高い霊性」って、なかなか出てくる言葉じゃないですよ。
    朝日新聞・力丸祥子記者、要チェックです。

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