与野党協議の記事続報、会期中の合意は困難に!

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読売新聞からの記事です。

安定的な皇位継承巡る与野党協議、会期中の合意は困難に…自民・立民の主張の隔たり埋まらず
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240614-OYT1T50186/

本日(2024年6月15日)朝刊の4面に掲載されました(この記事は、速報性があることより、珍しく全文が読めます)。紙面には、皇位継承 会期中合意困難。意見聴収 立民、自民と隔たりというタイトルで掲載されました。昨日、当サイトでは、立憲民主党の個別徴収に関する立憲民主党からの情報を掲載しましたが、全国紙+1の中では、

読売新聞のみが、与野党協議の続報に当たるこの内容を掲載しました。

今回の記事は、タイトルにあるように、自民と立民がまっこうから対立、ということがポイントなのですが、両党の対立点について、表でうまく整理されています。

以下、一部を引用します。

(現在課題となっている)2案について、議長らが各党・会派の意見を個別に聞いて合意形成を目指すこととなり、この日(6月14日)が初の意見聴取となった。
 立民は〈1(案)〉について、女性皇族が結婚後も皇室に残る必要性に賛同した上で、結婚相手の夫と子どもにも皇族の身分を認める案を検討すべきだと改めて主張。〈2(案)〉の養子案とともに、「中身に関する議論をしっかりすべきだ」と指摘した。 
 出席した立民の野田佳彦・元首相は意見聴取後、記者団に「早く結論を出さないといけないという思いは持っている」とする一方、今国会での合意は困難だとの考えを強調した。

速報でもお伝えしましたように、立憲民主党は国民の声を踏まえて、(女性・女系天皇までは踏み込んでいませんが)妥協することなく、しっかり議論をしている、といえます(この流れは、誰かさんが放言している<個人の感想>とは異なります)。

この日は日本維新の会の意見聴取も行われた。出席した藤田幹事長らは、国会閉会後も議論を続けて合意を目指すべきだと訴えた。

中身についてはまったく評価できませんが、国会閉会後も議論をつづける、と公言しているのはよいのでは。

そして、今回の記事はこのように結びます。

関係者の思惑に隔たりも大きく(これは、各党だけでなく衆参両院議長の間の相違も含む)、合意形成に向けて国会閉会後も引き続き議論を進められるかどうかは不透明だ。

で、実はこの感、記事比較をして1つ気になっていることがあります。それは、他紙は「皇族確保策」という言い方をしているのですが、なぜか読売だけは、今回の記事も含めて、一貫して「皇位継承」という表現になっています。現状を反映した内容とするのならば、非常に問題を矮小化していますが「皇族確保策」という表現になるのかもしれません。しかし、本来行うべきことは、「皇位の安定継承」に向けての議論のはずです。

ここは、私見です。穿った見方をすると、「与野党協議≒自民党の案→皇位継承も視野に入れた議論」ということにしておこう、ということがあるのかもしれません。しかし、読売新聞は、今年に入ってからの社説の態度も加味すると、もしかしたら、「与野党協議→現在の枠を超えて、皇位の安定継承につながるような議論を」と言うことを、実は新聞社の見解として見せているのかもしれません(どちらかは即断しませんが、自分は今後も読売を姿勢を注視していこうと思います)。

以上、ご参考までに

ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト編集長 基礎医学研究者

*(お詫び)ブログを掲載した当初は、今回は読売新聞のみ、という書き方をしてしまったのですが、もう1つ日経新聞が6/15朝刊の4面(総合3面)に、短い記事を掲載しておりましたので、補足します(by基礎医)

皇族数確保、国会閉会後に議論継続 会期内の結論見送り(日経)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA14AGF0U4A610C2000000/

2 件のコメント

    基礎医学研究者

    2024年6月17日

    >サトルさん
    コメントありがとうございました。「愛子さま」サイトを運営していて1つミッションと感じているのは、メディアの情報を伝えていくということ。これは、表現活動ではありませんが、”メディアを後押しする”とかいっているわけですから、肝心の情報がわからないと、動きようがないですかね(実際、コメント数は別に、みなさんのニーズがあることは感じております)。
    で、誰かさん。たしかに、そうですね。いままでは、このやり方のどこかの段階で、自分が囲いたい”支持者”にアピールできたのでしょうね?しかし、今回はそういうわけにはいかなくなってきたのでしょうね。で、このやりかたって、ある意味プロレスのヒール(しかも、前座)がメインのものに向かって「かかってこいや、コノヤロー!」と挑発している状況にそっくりな気が自分はしますが(そういう意味で、あの”タイトルのつけかたは、プロレスの1点だけで、とりあえずは正しい”)。しかし、プロレスは物語があるわけですから、こんな展開が観客に受けるわけがないだろう~!で、終わりですかね。

    サトル

    2024年6月16日

    情報ありがとうございます。

    誰かさんの放言……に笑ってしまいましたが(いつも議論しない→議論にならなかった→反論出来なかった→完膚なきまで叩き潰した→専門家を呼んで議論しろ→うやむやにした→騒いでるだけ→説得できなかった→体を張って止めた→次は(笑)?)、ジワジワ、男系が支持者への弁明に走らざるを得ない(上記が4週に渡る解説?……シンプルに支離滅裂)のが、読売の報道から窺えますね。どうすんだろ、あいつ(笑)

    さて、毎日新聞が妙に静か……なのが、いい意味でドキドキしますね。

    弾を込めてる気がします。

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