次は「立憲民主党の議論」について
立憲民主党内における「議論」については、暗い山さんのストロングスタイル、vol213、225、231、232を「基に」
謎?を指摘しますね。
まず、最新の合併号(vol.233)において、
「そもそも民主主義とは何か。最初に議論を尽くし、まとまらない時に多数決を行う。いきなり分かっていない人のアンケート(世論調査ですよ?)を突きつけて……」
とありますが、vol.213にて、
「……この問題で最も重要なのは、野党第一党の立憲民主党だ。」
「私が実地取材をした感触も含めて評すると、今のところ立憲民主党内の大半は無関心だ。」
これがvol.225になると……以下参照
https://aiko-sama.com/archives/37296
あれ?確かあなた……「アンケートは否定」って……。
アンケートは4月末。
vol.225は3月末…。
おまけに「黄色枠内」はだいぶ支離滅裂だし……。
それにvol.231では、
「政府自民党としては、この問題の大勢は決しているので、……疲れきったところを一撃で仕留める気か。」
「この党(立憲民主党)の意見書は両論併記で議論を求めているだけで……」
で、vol.232では、
「政府は最初から落としどころとしている……」
「彼ら(野田佳彦、馬渕澄夫両議員)が党内を『説得』できないから…
再びvol.233(最新)を見ると……
「女系天皇推進派はそういうこと(アンケート?を突きつけて扇動すること)をするから、あの(?!)立憲民主党の中ですら多数を『説得』できなかった」
「説得」の主語すら怪しい。(みんな「あなたの書いた文」ですから、念のため)
で、本題の「議論」について。
ここからは私見も交えて。
立憲民主党は、「そもそも『議題自体がおかしくないか?』なぜなら皇位の安定的継承に繋がる議題ではない。議題を拒否することはしない(もちろん議論自体はする)が、その為にも、議題が安定的継承に繋がるかどうか疑わしい点を今一度『検討すべき』であり、その最初の議論を求めている」じゃないのかな?問題点も考えさせてるし。
議題が間違いなら、答えも頓珍漢。解決にはならない。前提が間違いなら、結論もほぼ間違う(極稀に、奇跡あり(笑))。
『無駄どころか、大変な間違いを決めてしまうよ?』と問いかけてるんでないの?
全議員に。党派を超えて。本来の「国会議員の職務を果たせ!」と。
それにだ。
議論を「説得」と勘違い?してるようだから、最近の「熟議民主主義」を理解してないようだから、指摘しておくね。
ちょうど分かりやすく書いてる本があるから引用します。
「<知>の取扱説明書……仲正昌樹著 作品社」P61~62から引用(長いですが……)
「熟議民主主義」とは何かを説明する分かりやすい言い方として、「民主主義を裁判に近づける」というのがあります。判決は、ちゃんと理由を述べないといけません。」
「法律や今までの判例、そして社会常識と整合性があり、論理的一貫性がないといけません。」
「裁判官も人間だし、人間がやっていることを、人間が作った法で評価するので、完璧なものにはなりませんが、どういう「理由」でこうなったかは、はっきりさせておかないといけない。」
「判例変更する場合では、これまでの法律・判決では想定されていない○○の事態が明らかになってきたので、△△に変更する、などと理由を付けないといけません」
「それを民主主義に応用したのが、熟議民主主義だとすると、単純に多数決を取るのではなく、それぞれの立場が論拠を明確にし、審議する」
「そして、ちゃんとした「理由」ではないものを落としていって、どうしても絞り込めなくなったところで多数決が必要になるのです。」
「当然、どういう「理由」で決まったかは記録に残るので、後で関連する問題で審議するとき、その理由は今でも妥当か、考え直すべきか、考える土台になるはずです。」
『それは、民主主義を、異なった利害を代表する集団の間での、利害調整という形での妥協形成という見方の対極にあります』
(due process(デュープロセス)は、当然ご存じでしょ?暗い山さん?))
どうかな?暗い山さん。
別に「先例」を入れても構わないよ。ただ「概念成立」の時代背景、現代における妥当性、現状の認識、解決案の整合性は必要でしょ?
あなた自身「どの先例を選ぶか……」と言ってるくらいだから「概念思考」はできてんでしょ?まあ、「皇室のことば」を「完全無視」してるから、実際のところは”疑わしい”、とは思うが?
閑話休題
・「立憲民主党の(たとえ、あなたが意見書と軽くあしらおうが)、これまでの一貫した態度」と、あなたのいう「多数決の民主主義」……どちらが「説得力」があるのかな?(落としどころ?一撃で仕留める?……はぁ?)
・さらに「国会議員の1票」を本来の「重み」にしているか?
・あんまり「議論」を談合?「説得」みたいな言い方草は厳に慎んだほうがよろしくないの?
・「国民の象徴の、皇位の安定的な継承」の話ですからね。
・「憲政史(ゴシップメイン)研究家」なら、また話は別ですがね。
あ、あと、「議会における多数決」は、ポーランド議会の悲劇から……また「定着」したのは「アメリカ南北戦争」くらいから……という説があるから、「自分で勉強」してね!
それに「民主主義」とか、いわゆる「人権」とかは、「予定説」から理解しないと。
まあ、何よりこんな「こめんどくさい」ことより、「皇室と国民の紐帯とは?」をメインに「感じなさいね」。
それは、「皇室からの『ことば』」にふんだんにあるから。
おわり。
(以下、私の気持ち)
しばらく休んだほうが、いいよ?
何か言わなきゃ!って、焦ってるみたいだけど……。
文責 東京都 サトル
4 件のコメント
サトル
2024年6月23日
皆様コメントありがとうございます。
暗い山は、皇室、国民の意志などには何の価値も認めず、ただただ、自分の記号と化した知識を絶対の価値としている。
知識?を声高に叫べば叫ぶほど、皇室への不遜な態度であるのに、これをひたすら無視し、またその知識すら間違いと指摘されると、無視……いや、なかったことにする。で、またこねくりまわす……の繰り返し。
恥は一時だが、醜態をさらすのは、自滅……みずから自らを滅ぼす……の見事なサンプルと思いますね。
SSKA
2024年6月23日
意見が分かれても皇室は全会一致が求められるので額賀議長が取り纏めに失敗し無能を晒したんですよ。
皇室は密室で決めて良いなんて何時の時代の話なのか、しかも当事者の意思を遮って決める制度は皇室国民の双方から理解が得られず議員自身も危うくなる事から自民の望んだ密室は頓挫し立民の公開議論と意見聴取の流れに修正されましたが、無責任に民意を無視して良いと広め国会を停滞させ信頼を失墜させた重大な責任はSPAと倉山にありますから、今更民主主義を恨んだり経緯を捏造し有権者に言い訳しても覆る事はありません。
ふぇい
2024年6月22日
きちんと暗山に思考プロセスがあるのか。
その取り巻きにもあるのか。
なんかとりあえず威勢いいこと言ってりゃ何とかなるという時期は過ぎたことを
きっちり落とし込んでほしいですね。
どうしようもない。
サトルさんお疲れ様でした。
基礎医学研究者
2024年6月22日
(編集者からの割り込みコメント)いや、今回もごくろうさまでございます。しかし、改めて、サトルさんが俯瞰してくれたので思いますが、SPA!もよくこの原稿掲載しますよね。だけど、この方の
思っている方向に進んでいないから、かなりいらついているのでしょうね。それだけは、伝わってくる文章ですが、「公」的には全然通用しない(だから、私見では、高森先生も森先生も、とり上げないのでしょうね)。立憲民主党の整理案における、野田議員や馬淵議員の葛藤をリマインドしていただき、感謝致します。こういうのは、後押しにつながっていきますね、やはり(^_^)。