ふぇいでございます。
本日の毎日新聞社説
社説:皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だ
こちらに当サイトに情報をくださっている新聞社勤務の人が、この社説の凄さを教えてくださいました。
(以下水色は上記社説の本文、その下の矢印が新聞社勤務の人の見解です)
皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だ
→まずはこの見出しが完璧すぎます。現状の皇位継承問題が進まない原因となっている政治家たちを手厳しく批判しています。
国のあり方に関わる問題をいつまで先送りするのか。
→記事冒頭で核心をついた問題提起をしています。
自民が主張する旧宮家の養子案は、男系男子による皇位継承に固執しており、広く国民の支持を得られているとは言い難い。5月の毎日新聞世論調査で「賛成」は35%にとどまった。
→世論調査の数字で、自民の男系男子固執案は国民の指示を得られていない事を明確にしています。
個人的には賛成に35%の数字がついてることもびっくりです。
議論の土台となっている政府有識者会議の報告書は、皇族数の確保策にとどまり不十分だ。2017年に与野党一致で成立させた退位特例法の付帯決議は、安定的な皇位継承策の検討を政府に求めている。
→具体的に何が問題なのかをシンプルかつ明確に指摘してくれています。
本来政治家はこの部分だけで問題意識を持って動かなければいけない、と読書に思わせるのではないでしょうか。
天皇陛下より若い世代の皇族は6人おられるが、皇位継承権を持つ男子は秋篠宮さまの長男悠仁さましかいない。手をこまぬいていれば、先細りする一方である。
→これまた踏み込んだ素晴らしい指摘です。今までのような先送りではいけない事をしっかり伝えています。
まずは女性皇族が皇室に残れる道を開き、女性に皇位継承権を認めるかどうかの議論につなげなければならない。毎日新聞世論調査で「女性が天皇になること」への「賛成」は81%に上った。
→愛子さまに皇位継承権を認めるべき!と言ってるに等しいです。
しかも国民の支持を得られている、と。
多くの人が納得できる合意点を探ることが、国民の代表で構成する国会の役割である。それを果たさないのは、政治の怠慢と言わざるを得ない。
→完璧な論理構成で記事を締めてくれてます!
政治家たちはこの社説を読んでも見て見ぬふりを続ける事ができるのか?
毎日新聞の発行部数ですが、公式サイトによると1,778,971部です。
対して朝日は3,568,481部、読売は7,044,225部。
部数のみを見ると毎日新聞は劣っていますが、
新聞社としての役割をしっかり果たしてくれています。今回の社説からは新聞社としての矜持を感じました。
「斜陽」と言われている新聞業界ですが、毎日新聞社からは同じ業界の人間として希望を感じました。新聞業界もまだ捨てたものではないな、と。
空気が変わっていく大きなきっかけになるほどインパクトある社説です。
全国紙の社説をチェックしている記者は多いと思います。
全国紙だけではなく、各地方紙にも影響を与えてくれる事を願うばかりです。
新聞社勤務の人の見解から
毎日新聞社説はものすごいことをしてくれたと改めて感じました!
皆さま!もう黙っていては失礼です!毎日新聞がかなり踏み込んで、
業界の希望になるくらい公のためにペンをとって戦っています!
安定的な皇位継承のため、私たち国民がこの社説を受け、騒ぎましょう!
愛子さまを皇太子に!
毎日新聞に意見を送りましょう。
そして国会議員に訴えましょう!
8 件のコメント
SSKA
2024年8月10日
旧宮家系支持35%に関しては、
・伝統とは単に過去に遡ると言う錯誤がある事(旧宮家と言う一見古い価値を引き継ぐ様な響きに惑わされている)
・男系ルールの変化を望まず維持する事への拘り(単なる前例踏襲と男尊女卑)
何れも男系主義者の目晦ましに未だに囚われているせいと感じますが、皇室問題の報道量の少なさにも原因がある気がします。
産経以外主要各社は順位変更の意見はまちまちですが、女性女系は概ね賛同に対し旧宮家系皇籍取得は皇室とはほぼ赤の他人とし国民の支持は得られず非現実で懐疑的とする意見に近くなっていますが、より影響力の大きいテレビが重要議論として取り上げず認知が思う様に進んでいない現状があると感じられます。
同じ新聞社勤務の方が語って下さったのが新聞とテレビでは会社としての大きさと制作と視聴者との距離が違う事でおそらく有料の読者を抱える新聞はその意見に対し書き手や編者が真摯に受け取るのに対し、テレビはスポンサーや他からの強い圧力に番組内容が左右され易い事情があると考えられます。
政府の顔色を窺っているのか他からの原因か知りませんが、愛子様や佳子様で散々視聴率稼ぎをするくせに皇位継承を扱う内容が極端に少なく、偶に番組内で扱ってもその後にネットに載らなかったり動画が削除される事で重要情報が一部に留まって広まらないのも非常に不可解です。
ひとかけら
2024年8月10日
毎日新聞に意見を送りました。
皇位継承問題先送りは政治の怠慢だとハッキリ指摘して頂きありがとうございます。
男系男子固執に賛成が35%とは国民の大半の思いと政治が乖離してる事が分かりました。このままでは悠仁さまと未来の奥様に男子誕生という重圧が掛かることになります。国民が納得する皇位継承とは直系長子である愛子さまが次の天皇になることです。
毎日新聞様には今後も期待します。
れいにゃん
2024年8月9日
新聞社勤務の人さま、ありがとうございます!
「毎日新聞の紙面/ニュースサイトの記事・コンテンツへ」へ御礼と賛美を、「読者の広場」に憤りの投稿を行いました。今日は金曜日、週末を挟むので昼頃までに投稿したかったところですが、「南海トラフ臨時情報」の影響がさすがにありまして、夜の投稿となりました。ですが、ここで躓いてもただでは起きない!「読者の広場」にはこのように…「第127代天皇に愛子さまが即位されなければ、もし大地震に遭わず天寿を全うしても私は死んでも死に切れない。あと数十年で天皇・皇室が無くなってのちに、大地震に向き合う子孫を思うと、とてもとても…」
サトル
2024年8月9日
以下毎日新聞社へ送りました。
本日8月9日掲載の社説「皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だ」を読み、貴社に激励と応援の意をお伝えしたく、筆を取った次第です。
冒頭から最後の一行に至るまで、全く同感!また前々日の夕方、勤務中ラジオ(TOKYO―FM……ここは貴社ベースではなく大変失礼ではありますが……)にて状況を知り、強い憤りを感じていた折り、「毎日新聞社様なら……きっと……いや、必ず……」と、期待して本日紙面を拝読し、流石毎日新聞社!とその報道機関としての、矜持……本分(権力者への監視)を感じ、感動すら覚えた次第です。
この、毎日新聞社様への紙面(社説)に答える……応えるのは、微力拙文ながら、まずは早急に……と考え、投稿させて頂きました。
今、皇室問題に関して絶大な信頼を置ける報道機関……は、毎日新聞社様のみ……と感じております。
今後も国民の声を背景に、皇位継承問題報道に邁進して欲しい!と切に願う……次第です。
頑張ってください!この件は間違いなく国民の支持が貴社にはあります!
乱文失礼いたしました。
まずはお礼まで。
以下、氏名住所……記載……です。
まいこ
2024年8月9日
情報いただきありがとうございます。
毎日新聞への賛美と、繰り返し記事を書いていただけるよう意見をお送りしました。
サトル
2024年8月9日
追記。
「使える」と言うのは、あえて(笑)男系固執議員の所へ行き、「こんな社説、毎日新聞が書いてますぜ……」と、白々しくマッチポンプ的な行動(笑)もアリか?等と、中島みゆきの「空と君とのあいだには」を、思わず口ずさんだ次第です(まあ、常識的には「どっちつかず」議員に向かうが先かな……と思いますが。ワタクシめの選挙区は「恥を知れ!(お前がな……byサトル)な議員なもんでつい……」)。
サトル
2024年8月9日
「新聞社勤務の人」さん。
解説……ありがとうございます(つか、きっと……いや、必ず投稿が……と確信しておりました)。
「やっぱりな……」と思ったと共に、「これは使える」と3部程追加で毎日新聞を購入して良かった……と思った次第です。
(記事……コピーすればいいじゃん……と気づいたのはその直後。我ながらのアホっぷりに呆れる。)
正直、読者(顧客)と新聞社(会社)の温度差のようなものは、例えば、どんな企業にも潜在的にある(商売におけるテクニカルな部分含め)とは思いますが、今回の記事が、まず業界の「有志記者」に伝わる内容であるならば、それは、行動にも繋がる……繋げる動機を駆り立てるのだな……と、あらためて。
なにより、「ロビー活動適用の範囲」が拡がることは、慶事……と考える次第です。
基礎医学研究者
2024年8月9日
基礎医です。連載のときには、“斜に構えて、斬る!”みたいなことをいってすみません。しかし、新聞社勤務の人さんがここまで絶賛してくれることは、逆に大きな希望ですね(^^)/(少なくとも、自分はそう感じる)。なので、xで拡散しました~!
https://x.com/gosenkansai/status/1821850582736630002