平成30(2018)年7月22日
愛子さま 16歳の時
英イートン校サマースクールに短期留学
女子高等科の海外研修プログラムの一環で。7月22日~8月9日の19日間。
後に愛子さまは、成年皇族として初めてとなる令和4(2022)年の歌会始の儀で、このときの思い出をお歌に詠まれた。
英国の
学び舎に立つ
時迎へ
開かれそむる
世界への窓
(展示時「ココ好き」シール 3枚)
おそらく個人で活動しているクリエイターによる、イートン校のイメージ動画
初めての歌会始の儀に、この短期留学をお歌に詠まれた愛子さま。
よほど充実した3週間を過ごされたことが伺えます。
イートン校は、15世紀のイングランド国王・ヘンリー6世により創設された名門のパブリックスクールです。
ジャーナリスト・多賀幹子氏は、当時週刊誌の取材で
「ウイリアム王子やヘンリー王子のほか、ロイヤルファミリーや貴族の子息も多く通い、エリザベス女王の住むウィンザー城も目と鼻の先です。」
と答えています。
日本とは、学習院女子高等科をはじめ、いくつかの学校と提携してこのイートン校サマースクールを開催しています。
留学期間中の愛子さまは、英語で授業を受け、イギリスの文化を学ぶため博物館や史跡を訪問されました。
また、グループでの自由行動もあったようですが、そのときにでしょうか、ロンドンでミュージカル鑑賞もなさったようです。
また、滞在中は寮生活のため、愛子さまもまた、他の留学生達と一緒に、身の回りのことをご自身でやりながらの共同生活をされたものと見られます。
ご帰国後は、「すべてが新鮮」「とても楽しく、充実した滞在」
「お世話になりました方々に心から感謝しております」とご感想を寄せられ、
それまで以上に身の周りのことを積極的になさり、人を気にかけられるようになられたといいます。
皇太子さまは、翌年のお誕生日記者会見で、愛子さまがこの短期留学等を経て、一段と成長なされたと語られています。
尚、愛子さまはご帰国後、留学のご報告として宮中三殿への参拝と、天皇皇后両陛下へのご訪問をされています。
平成から令和へ移り変わろうとしていた時代。
愛子さまも、皇室も、新しい世へ大きく羽ばたき始めます。
この時期を描いた、窓から笑顔で手を振られる愛子さま
「みんなのイラスト」コーナー:004_シュウさん
※肩書きや称号は、すべて当時のものです。
参考文献:
・愛子さま短期留学で英国へ 8月9日帰国
・英国留学の愛子さま、飛行機はお友達とご一緒にエコノミー
・愛子さま短期留学終え報告「楽しく充実した滞在に」
・愛子さまはイギリスでの両陛下に「あ!お母さまも」と… 天皇ご一家が愛子さまの“3度目の外国訪問”を迎える日
・皇太子殿下お誕生日に際し(平成31年)
・wikipedia「イートン・カレッジ」
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文責:静岡県 L.K
4 件のコメント
KO
2024年9月7日
「英国の 学び舎に立つ 時迎へ 開かれそむる 世界への窓」
いい思い出を作られたでありましょう。また他の世界も知りたい気持ちにもなったかもしれません。それでもあえて!留学せずに赤十字に就職なさった!このお気持ちは並々ならぬものと思われます。国民はもっと知るべきでしょう。感動しました。ありがとうございました。それにしてもイメージ動画いい曲使ってんな。
神奈川のY
2024年9月6日
留学され、良い思い出をつくられて良かったです。国際交流で活き活きされてる姿を観ると、良い経験をされたと感じました。
寮生活、同じ釜の飯を食う仲間という感じでしょうか。若い人が眩しいです。ありがたや。
パワーホール
2024年9月6日
愛子様もチェスタトンやバーグの著作に触れたことがあるのでしょうか。「正統とは何か」はかなり面白かったです。
あしたのジョージ
2024年9月6日
短期留学していたんですね。
知りませんでした。
凄く大きくて立派な学校ですね。
いかにもイギリスという感じがしました。
さぞかし充実した学園生活だったと思います。
いい経験をされたと思いました。