「安定的皇位継承の法制化を求める国民大会」での麻生議員の発言を産経新聞が報じています。
自民の麻生最高顧問、今国会の成立に意欲 安定的な皇位継承図る法案「旧皇族復帰」へ期待【産経新聞】
麻生氏は占領下の昭和22年に皇籍離脱を余儀なくされた旧11宮家の人々に関して「現行憲法、皇室典範のもとで皇位継承資格を有していた」と指摘。そのうえで、「その子孫の方に養子制度を通じて皇族になっていただく」と説明した。
一方、婚姻後の皇族身分保持案を容認しつつ、「(女性皇族の)配偶者、子供は皇族としないことが極めて重要だ」と強調した。自民などには配偶者と子が皇族になることで、前例のない「女系天皇」誕生につながることへの強い懸念がある。
国会内で開かれたという国民大会には、立憲民主党の代表も出席していたとのこと。
麻生議員と野田議員は、3月26日に協議をしています。
立憲民主党の代表は、国民大会でどのような発言をしたのでしょうか?
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
5 件のコメント
SSKA
2025年4月8日
終戦後間もない1946年元旦の「新日本建設ニ関スル詔書」、所謂人間宣言として紹介される詔勅の中で、昭和天皇は神の子孫に超越的な力が宿るかの様なカルト的考えを否定し、敗けた国民が挫けずに原点である明治の万機公論の精神に立ち返り、理性を取り戻して正しい議論を重ねる事で国家再建を志す様にと熱意によって奮起を促され復興が進められたのですが、時が経った80年後に吉田茂の孫が中心となって政治家達が法秩序に反する構えで国民となった旧宮家系を強引に担ぎ上げて子孫の天皇に背き、再び道を誤りつつあるとはよもや想像もしなかった事でしょう。
アメリカに敗けた原因を冷静に捉えきれない人間が精神主義的考えを呼び覚まし、他国を睥睨する道具として再び天皇を利用しようとしているのも悪夢の再来と呼ぶべき状況だと思います。
SSKA
2025年4月8日
皇族の中に養親不在で養子は不可能で、義理の親族関係を結ばない直接の皇籍取得が唯一の策と分かった上で選挙対策も兼ねてこんな嘘を平然と何遍も吐き通して国民を欺き、天皇陛下にまで憲法違反を強いようとするのだから呆れますね。
daigo
2025年4月8日
麻生太郎氏は最初から結論ありきで議論を進めたのでしょう、旧宮家系一般国民男子を生まれてから一度も皇族になった事がない者を皇族という身分を与えることは血による差別憲法違反です。生前安倍晋三も皇族に復帰する意思のある旧宮家系一般国民男子はいないとはっきり言ってるんですから。何故愛子様を無視するのか?
くりんぐ
2025年4月7日
復帰と言えるのは、かつて皇族だったことがある方々のこと。
旧11宮家系に限るなら、昭和22年10月14日以前に生まれた方々。
それ以降の生まれの方は生まれてからずっと国民で、皇族だったことはないので「復帰」とは言えません。
皇位継承資格の純粋性(君臣の分義)を守る為、一度皇族の身分を離れれば二度と皇族の身分へは戻れません。
かつて皇族だった方ですら戻れないのです。
皇室という聖域で生まれ育たれた、今上陛下と血筋の近い愛子さまたち女性皇族を蔑ろにして、親の代から国民である旧宮家系男性を血筋を理由に特別扱いで皇族の身分を取得出来るようにするなんて論外です。
国民を血筋で特別扱いすることは、憲法14条違反です。
ダダ
2025年4月7日
記事にある発言内容に、眩暈を覚えます。
毎日新聞に意見投稿しました。
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お世話になります。
他社記事で申し訳ありませんが、産経新聞が、安定的皇位継承の法制化を求める国民大会を報じました。
https://www.sankei.com/article/20250407-RD2M6ZTLKRPGZM2NI3BL4HGBN4/
麻生太郎議員
・(旧11宮家を指して)その子孫の方に養子制度を通じて皇族になっていただく。
・(女性皇族の)配偶者、子供は皇族としないことが極めて重要だ。
櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)
・(皇籍復帰は)60年や70年は皇室の長い歴史の中では一瞬だ。問題にするに値しない。養子縁組、皇籍復帰を真剣に急がなければならない。
谷口智彦氏(元内閣官房参与)
・われわれの先祖には(伝統的な男系継承の堅持に)努力した人たちが大勢いた。人類史に類例のない大切な宝物をわれわれの世代で絶やすようなことがあっては絶対にいけない。
これらを突き進めると、安定的な皇位継承ではなく皇統断絶に行き着くことは明らかです。
また、特例法付帯決議にある女性宮家に一切触れていない様子には、女性差別が顕著に表れています。
天皇の伝統的在り方とは男系男子継承ではなく国民との共生で、いまの皇室は後者を大切にしています。
子どもを産めるのは女性だけですし、女性が産まれないと世代は繋がりません。
安定的な皇位継承には、女系・女性天皇と女性宮家が必要です。
こんな簡単なことも分からず、男尊女卑の感情を剥き出しにして、国民の代表であるはずの国会議員が率先して皇室に弓を引いています。
私は法治や倫理を通して、皇室を支えていきたいと考えているため、このような暴走は国民として看過できません。
貴社には社会の公器としての発信を期待しております。
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宮内庁にも意見投稿しました。
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宮内庁長官 西村様
お世話になります。
産経新聞が、安定的皇位継承の法制化を求める国民大会を報じました。
https://www.sankei.com/article/20250407-RD2M6ZTLKRPGZM2NI3BL4HGBN4/
以下の発言から、安定的な皇位継承の課題は何一つ解消されていないことが分かります。
麻生太郎議員
・(旧11宮家を指して)その子孫の方に養子制度を通じて皇族になっていただく。
・女性皇族の)配偶者、子供は皇族としないことが極めて重要だ。
櫻井よしこ氏
・(皇籍復帰は)60年や70年は皇室の長い歴史の中では一瞬だ。問題にするに値しない。養子縁組、皇籍復帰を真剣に急がなければならない。
西村長官は以前「安定的な皇位継承という観点から課題がある。皇族数の減少は皇室のご活動との関連で課題がある」と仰いましたが、現状をどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
皇籍復帰と取得の違いも、養子が違憲違法となることも分からず、特例法付帯決議に明記されていた女性宮家を一切検討しないことは異常に映ります。
この国には、主権を有する国民がいることを忘れないでください。