本日8日、麻生氏と野田氏が非公式協議をした模様を毎日新聞が報じました。
皇族数確保で自民・麻生氏と立憲・野田氏が非公式協議 調整続く【毎日新聞】
概要
・野田氏の女性皇族の配偶者と子の身分について皇室会議の決定に委ねる案について、8日の協議で麻生氏は慎重姿勢を示した模様。
・皇室会議案は、皇室典範第10条の「皇族男子の婚姻は、皇室会議の議を経る」規定を、女性皇族にも適用する考え方とみられ、宮内庁内にも容認論がある。
・野田氏が「文芸春秋」2024年4月号で「二者択一でなく、二つの道を残しながら進めていく」と示したように、女性皇族に関する立民案を自民が受け入れれば、養子案を容認する余地があるとみられる。
・自民は養子案の恒久制度化を求め、立憲は時限立法とすべきと主張。
皇室会議案に慎重姿勢。やはり自民党は、御心を鑑みないつもりのようですね。
女性皇族に関する立民案を自民が受け入れれば、養子案を容認。
第三回全体会議で馬淵議員が示した①立法事実なし、②先例なし、③憲法上の疑義あり、④事実上の不都合ありの養子案を容認したとしても、制度の運用は事実上、出来ないと踏んだということになるのでしょうか。
読売新聞(5月3日 「将来の皇位継承「不安」71%…読売世論調査」)は、「皇族の養子縁組を可能にして、旧皇族の男系男子を皇族にすることに「賛成」は24%、「反対」は20%で割れた。「どちらともいえない」は55%だった。」としており、養子案に賛成は僅か2割。
毎日新聞(4月27日 陛下のお考えは?=野口武則)によれば、「上皇さまの退位に関わった宮内庁幹部は「皇室制度改正は国民の8割以上の支持がないと進められない」と話していた。」とのことで、養子案はまったく真逆、8割の国民が支持していないので、進められない。
政党間で互いの顔色を伺う様子を、養子案など支持していない国民が固唾を呑んで見つめていることを、そして何より、御心に叶わぬ所業を悠久の歴史が見つめていることを、与党第一党と野党第一党の議員は、もっと鑑みるべきではありませんか?
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
3 件のコメント
SSKA
2025年5月9日
皇室会議案は我が家(皇室)にとっての養子でも娘の婿でも受け入れるか否か、その立場や待遇等について、赤の他人だけが勝手に決めるのはどうなのかと当事者のご意向を最大限尊重したものだと思います。
>宮内庁内にも容認論がある。
は入念な取材と敬意を欠かさない毎日らしさの見える重要な部分と思われ、皇室や天皇陛下のご賛同も得られる可能性が高いという事ではないでしょうか。
2番目の案は記者が焦っていたのか不勉強過ぎて誤解を生みやすい表現だったのではないかと感じました。
譲歩して養子を認めるのではなく、認める為には審査(全体会議でも提示された立法事実や憲法との整合性等)と期限が必要だと、これまで双系派が述べて来た事を厳しく突き付けた形で先の案と続けて謂わば最後通牒に近いものになっている印象です。
議論の対象とされる女性皇族も旧宮家系に対しても将来のある若い世代の人生を政治家が無責任に弄び、曖昧なまま先延ばしをして不安を増大させる様な真似はこれ以上許されないと言う深い陳謝と叱責とも受け取れます。
くりんぐ
2025年5月8日
養子案は、憲法14条で禁じられた「門地による差別」に該当。
憲法99条では公務員に対して憲法遵守の義務が明示されています。
国会議員にも国務大臣もその義務を負う者に含まれます。
憲法遵守の義務を負う者が、違憲の法律を作って、その法によって生まれた違憲の皇族の子孫に皇位継承権を認める。
法治国家のすることではありません。
皇位継承は天皇の地位の継承。
皇室という聖域で生まれ育たれた、今上陛下と血筋の近い内親王・女王を蔑ろにして、今上陛下と血筋のかけ離れた国民を「男」だから優遇する養子案なんて、受け入れられるわけがありません。
ふぇい
2025年5月8日
旧宮家養子案はあり得ません。
#愛子さまを皇太子に
こちら一択なんですが、
どうしても旧宮家養子案を考えた!と言いたいなら、時限立法で最終日を決めて、そこまで誰も名乗り出なかったら廃案とするってのやりゃいいですよ。
もう20年待ってるんだから、名乗り出る期限は5日程度でいいんでないですか?
こんなことしなくても全く問題ないんですが、確実に旧宮家養子案を廃案にし、早期に女性・女系公認にするには悲しいけどこういった流れが1番早そうですね。
国民は見ています。