大阪万博の実演ショーについて、産経新聞までもが報じました。
天皇陛下のご装束をモデル着用 大阪万博の十二単ショー 主催者「配慮至らず」お詫び掲載【産経新聞】
イベントは4月26日、日本の民族衣装である「きもの」の普及や魅力を国内外に発信する目的で開催。その一環で「即位礼での天皇・皇后両陛下の装い~十二単ショー~」と題し、皇室で天皇にだけ着用が許される「黄櫨染御袍」を模して制作した着物をモデルが実際に身につけ、観覧客に披露した。
「黄櫨染御袍を模した着物をモデルが着用するにあたり」「天皇陛下を象徴する特別な装束であるという重みをふまえた場合、宮内庁への連絡につき必要性を検討すべきであった」とのことですが、今後、「黄櫨染御袍」を模して制作した着物はすべて、宮内庁への連絡が必要になるのでしょうか?
もしかするとこれもまた、キャンセルカルチャーの類いではありませんか?
御心を拝察するのならば、もっと大切なことがあるように思います。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
ダダ
2025年5月13日
不憫すぎる!
主催者に応援メールしました。
***
お世話になります。
2025年日本国際博覧会における貴校のイベント(きものショー)に関して、私は、その目的と意義に賛同します。
私たち庶民が普段目にすることができない装束を、歴史的背景・文化的価値を含めて紹介して頂けることは、とても有意義で素晴らしい企画だと思います。
例え、そこに黄櫨染御袍が含まれていてもです。
多くの国民は専門知識が無くとも、皇室への敬意を抱いています。
本件をSNS等で非難する輩は、伝統を悪用してマウントを取ることだけが目的で、天皇・皇室への敬意は持ち合わせていません。
にせものとは異る意味で使いますが、レプリカやイミテーションは創作者や後世にとって必要不可欠であり、貴校は装束を通して皇室の伝統に思いを馳せ、きもの文化の継承に精進しているのですから、日本国際博覧会に相応しいイベントです。何も恥じることはありません。
少し専門的な話になりますが、過去には8人10代の女性天皇がいたにも関わらず、現代の日本では天皇陛下の長女・愛子さまが女性と言うだけで皇太子・天皇になれません。
本イベントで黄櫨染御袍を身につけたモデルは女性とのことですが、天皇に性別は問われない日本古来の伝統を表現しており、その点も素晴らしいです。
貴校におかれましては、伝統とは不変ではないことを熟知されていると思いますが、皇室をタブー視することなく、きもの文化の発信を継続して下さるようお願い申し上げます。
***
ありんこ
2025年5月13日
天皇にまつわる事柄にいちいちお伺いを立てて、宮内庁が許可を出したら出したで「皇室公認」を全面に出されてしまう場合だってありえてしまいます。この騒動の顛末にはキャンセルカルチャー的なざわつきを感じます。