産経新聞が読売新聞を特集した「月刊正論」7月号刊行を報じ、世界日報は6月号の論考を参考に、やはり読売新聞の提言について記事を出していました。
月刊正論7月号 読売新聞は0点だ【産経新聞】
八木氏、竹田氏、百地氏など、執筆者を見れば内容が分かりそうな表紙ですね。
皇統と「女系天皇」 読売提言に保守派反発【論壇時評】「男系」継承と相容れない【世界日報】
こちらはもう少し詳しく、八木氏の論考について詳しく報じてくれています。
読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞と、女性・女系天皇支持を表明する新聞が増えるなか
男系にこだわる新聞は、どうやらこの二紙に限られたようです。
皇族確保の与野党協議 安定継承を念頭に結論を【毎日新聞 社説】
皇室制度のあり方 女性・女系 将来の道閉ざさずに【朝日新聞 社説】
皇位巡る議論 安定的な継承のために【東京・中日新聞 社説】
象徴天皇制 皇統の存続最優先に考えたい【読売新聞 社説】
<皇統と読売提言>分断招く「女系継承」は禁じ手だ 論説委員長 榊原智【産経新聞 社説】
皇族数確保 男系皇位継承が大前提だ【世界日報 社説】
ところで、世界日報が記事を出した翌日に、そっくりな言説を見かけたので並べてみますね。
わが国が世界に誇る皇位は、今上陛下まで126代にわたり継承され、皇紀2685年の時を刻んできた。その間、父方に天皇の血を引く女性天皇は8人いたが、母方に天皇の血を引く女系天皇は一人も存在しない。この二つは混同されやすいが、男系の女性天皇はあり得る一方、女性天皇の子でも父方に天皇の血を引かないから天皇になれないということだ。つまり、日本国民に慕われる皇室が今日存在するのは、男系継承という皇統の原則を守ってきたことが皇室の権威につながっていると考えていい。
2025年5月23日 世界日報
関心を持っていただきたいのは皇位継承だ。長く続いた126代、皇紀2685年。歴史、伝統をきちんと引き継いで行かなければならない。それが自由民主党という保守政党のあるべき姿だ。私たちの歴史とか伝統とか文化とか、世界に誇れる日本の輝かしい伝統をきちんと思い続けていただきたい。
2025年5月24日 開催 自民党 福岡県連大会
自民・麻生太郎氏「皇位継承に関心を。伝統引き継ぐのが保守政党」【朝日新聞】
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
追記 chatGPTとやり取りしてみました。
世界日報の記事全文と麻生太郎氏の言説の一致度をパーセンテージで示します。
世界日報の記事と麻生氏の言説の一致度(%)
評価項目 | 一致度(%) | コメント |
---|---|---|
皇位継承の歴史・伝統の重視 | 95% | 126代・皇紀2685年の伝統を強調し、皇室の権威の基盤としている点でほぼ完全に一致。 |
男系男子継承の維持と旧皇族復帰 | 90% | 男系男子を皇族に復帰させることが重要とし、その必要性を共有。 |
女系天皇に対する姿勢 | 80% | 世界日報は強硬に否定、麻生氏は明言しないが保守的立場から否定的と推測。 |
伝統文化の保守への共感 | 95% | 伝統・文化の継承を自民党の保守政党の使命として強調し、完全に合致。 |
発言のトーン・詳細度 | 60% | 世界日報は詳細かつ強硬、麻生氏は政治家らしく抑制的で穏やか。 |
総合一致度
約84%
まとめ
両者は皇位継承の伝統重視や男系男子継承維持の考え方で非常に強く一致しています。女系天皇容認については明確な意見表明の有無で差異があり、表現の強さも異なりますが、根本的な価値観や政策方針は高いレベルで一致していると判断できます。
2 件のコメント
nonameyet
2025年5月29日
麻生さんは白川方明さんの著書によれば全くの無教養人とは思いませんが、皇位継承問題に関してはまるで駄目です。
私の作品を読んで勉強してもらいたい。
突撃一番
2025年5月29日
産経と世日は、赤点でも留年でも生ぬるいわ。
「退学」だバカヤロー!!