6月2日の衆議院 内閣委員会で、皇位の安定継承に関する質疑が行われました。
その中で、加藤勝信官房長官が玄葉光一郎議員の質問に対し、「憲法上は女系継承も可能」との旨の答弁をされました。
加藤氏、女系天皇も憲法上は容認 皇室典範は男系男子に限定
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4403b45bb8da76e9c42043a43dd720051fe556b
質疑の様子は、Youtubeでご覧になれます。
20210602衆議院内閣委員会(国会中継)
https://www.youtube.com/watch?v=CBCPGOhzQQY
(皇位継承については28:17~38:54)
興味深いのは、加藤官房長官は、この答弁の前の質問で、有識者会議の自由な討議を阻害しないとの名目で、再三にわたって答弁を拒否していたことです。
- 有識者会議はいつ頃を目途に検討結果をまとめられるのか
⇒有識者会議の議論は、メンバーに考えてもらいながら進めているので、政府から具体的なスケジュールは申し上げられない
- 念のための確認だが、非嫡出への継承は論点になりうるのか
⇒有識者会議の議論は、メンバーに考えてもらいながら進めているので、政府としてこの範囲で、というコメントは差し控える(!?)
非嫡出への継承についてまで答弁を避けておきながら、有識者会議での論点にもなっていた憲法上の解釈については、はっきりと明言されたのです。
つまり、憲法上は女系継承も可能であることは、政府自体が理解している、ということです。
また、記事の最期に触れられているように、旧宮家系の皇籍取得について、意思確認をする考えはないと改めて答弁しています。
もう、政府は何をすべきであるか、本当はわかっています。
それができない障壁は、「歴史の重み」(という名の男系派の圧力)だけです。
しかし、女系継承を認めなければ、早晩皇統が途絶えてしまうのは目に見えています。
(悠仁さまに結婚相手が現れないのでは、という危惧を玄葉議員も質疑の中で指摘しています。)
また、日本古来の伝統は双系継承であることも、当ブログで指摘しているところです。
有識者会議および政府が、皇位の安定継承のために本当に必要な答えを見つけ、決断できるよう、当サイトも後押しして参ります。
文責:静岡県 L.K(「愛子さま 皇太子への道」実行責任者)
6 件のコメント
まー
2021年6月5日
管政権には思うところもたくさんありますが、ポーズでなく本当にこういう動きをしている以上、指示せざるを得ません。
政権不支持→指示に転換します。
基礎医学研究者
2021年6月4日
貴重な情報、ありがとうございました。チコリ様と同じく、私も加藤官房長官長官の写真を見たときに、胡散臭さを感じてしまいました(m_ _m)。しかしながら、L.K様が全力でご説明されておりますように、”憲法上は女系継承(本質的には双系継承可能”と答弁されたのは、非常に大きな前進かと。後は、政府がぶれないように、”愛子さまを皇太子に!”という熱量を、我々国民が使えられるかどうかにかかっておりますね。
チコリ
2021年6月4日
官房長官の写真見て咄嗟に、胡散臭い、と思ってしまいました。(すみません)
「憲法上は女系継承も可能」と答弁したのですね。
政府には、男系派の圧力に屈せず、皇室存続のため全力で、
愛子さまを皇太子に!女性宮家創設!を成し遂げて頂きましょう!
政府を後押しする声を上げ続けます。
ダダ
2021年6月4日
有識者会議が続いている中での、踏み込んだ発言。驚きましたね!
加藤官房長官は政府の正式見解として「皇位の世襲とは天皇の血統に繋がる者のみが皇位を継承することと解され、男系、女系の両方が含まれる」と回答しています。
憲法解釈としても国民の肌感覚としても、双系継承は正しいです!!
政府の決断を後押しできるように、声を上げていきましょう!
群馬のT
2021年6月4日
政府が動きやすいように、
声をあげましょう。
コメントお待ちしております。
いろいろ大きな動きが出てきましたね☆
ただし
2021年6月3日
公私を混同されていないというか、分をわきまえておられますね、加藤官房長官。
有識者会議にお任せしているのだから、余計なことは口出ししない。
憲法上の問題は公的な常識感覚で発言出来る。
男系派の圧力は単なる私的な思い入れに過ぎない。
官房長官の、そんな胸の内の声が聞こえてきそうです。
(^-^)