「熟議と公開」をタイトルにした社説を、東京新聞と中日新聞が出しています。
社説 民意の束ね方 「熟議と公開」を通じて【東京新聞・中日新聞】
(政策ごとに野党の協力を得る)これら与野党協議は公開の国会の委員会ではなく、非公開の協議体で行われることが多かった。
野党第1党の立憲民主党が掲げる「熟議と公開」には程遠い。
自民党政権は、政府が法案や予算案を国会に提出する前に与党内で審査し、了承が得られたものだけ提出を認める「事前審査」を続けてきたが、少数与党の多党時代には意味を成さない。国会での審議を形骸化させるという弊害も長年、指摘されてきた。
今年1月31日に、安定的皇位継承のための与野党協議=全体会議が再開される直前の記者会見で、立憲民主党の野田代表は、「熟議と公開の精神に最もふさわしいテーマ」と語っていました。
公開の場で開かれていない全体会議は、やはり「熟議と公開」には程遠い、麻生氏のちゃぶ台返しで収束するというテイタラクぶりでした。
自民党政権が続けてきた「事前審査」、調べてみると時事通信の記事がヒットしました。
政策決定、野党が影響力 与党事前審査に変化【時事通信】
事前審査は、政府が国会に提出予定の予算案や法案について、与党が政務調査会の下に置かれた各部会などであらかじめ議論し、意見を反映させる仕組み。了承された場合、与党は党議拘束を掛け、修正を求めず賛成してきた。ただ、与党が衆院の過半数を失ったことで、予算案や法案の成立には、野党の協力が欠かせなくなった。
与党が衆院の過半数を失い、事前審査後の党議拘束による法案の成立は、出来なくなっている。
それにも関わらず、自民党の議員のほとんどが女性天皇にも女系天皇にも賛成と答えられない、
「愛子天皇と言えない」状態になっているのは、やはり男系固執が保守と思い込んでいるからと理解できました。
社説 結び
与党による事前審査制度はこの際、廃止して、与野党が公開の場での議論を通して互いに合意点を見いだす、新しい政策決定の在り方を模索すべきではないか。丁寧で開かれた議論こそが、政治に対する信頼の基盤となるはずだ。
安定的皇位継承のための議論こそ、公開の場、国会の委員会で堂々と行われるべきもの。
さらに国民の信託に応えて、唯一の解決策である双系継承を可能にする皇室典範改正が成されたとすれば、どれほど政治に対する信頼が回復するか計り知れません。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
追記 叶丸さんより、中日新聞が10月1日の社説で皇位継承について触れていたと教えていただきました。(東京新聞には掲載なし)叶丸さん、ありがとうございました!
保守思想は、18世紀末のフランス革命を批判した英国の思想家エドマンド・バークが源流だ。人間の理性や知性を過信した急変を戒め、伝統、慣習を踏まえて漸進的に進歩を探る考え方である。
(中略)
戦前・戦中の軍国主義の賛美、中韓両国への強硬な外交姿勢、排外主義的な主張を保守と呼ぶのは明らかな誤用だ。皇位の男系男子継承や夫婦同姓といった伝統に固執することが保守とする主張にも違和感を禁じ得ない。
10月25日のDOJOのテーマにも通じるところがありますね。
2 件のコメント
まいこ
2025年10月4日
叶丸さん、中日新聞の社説、教えて下さってありがとうございます。
追記しました。明日も投稿で取り上げさせていただきますね。宜しくお願いします。
叶丸
2025年10月4日
以下の社説はどうでしょうか。
わずかですが、皇位継承に触れていました。
https://www.chunichi.co.jp/article/1141245?rct=editorial