「愛子さまの御即位を前提とした」平成の有識者会議と女性宮家について、特集「女性が輝く皇室に」のなかでAERAが報じました。
「愛子天皇」議論が消えて20年 それでも増す存在感と彬子さまの「独立」の意味【AERA】
2004年、小泉純一郎首相(当時)は女性天皇について「国民は歓迎するのではないか」と発言。翌05年には、有識者会議が女性・女系天皇の容認を柱とした報告書をまとめ、06年の通常国会に皇室典範改正案が提出されることになっていた。
安定的皇位継承について、一分の隙もないほど完璧に理論構築された平成の有識者会議の報告に基づいてなされなければならない皇室典範改正案は、20年後の現在、胡乱な令和の有識者会議の報告に沿って議論が進められようとしています。
「佳子さまが継げなければ、秋篠宮家もいずれ断絶します。佳子さまの結婚は『皇室典範の改正待ち』の可能性は十分にある」
「それでも結婚なさらないのは、皇室典範の改正を待ち、宮家を継ぐ道筋をつけておられるのでは、と見る人は少なくありません」(元宮内庁関係者)
元宮内庁関係者とは、AERAで以前も発言していた方と推測され、「悠仁さまは若い世代唯一の皇位継承者であり、秋篠宮家を継ぐことはない」=令和の有識者会議の報告「悠仁さままでは揺るがせにしない」が持論の朝日新聞社に阿った発言と思われます。
結び
現状の皇室典範では、「女性皇族は結婚後は皇室を離れる」ことになっている。そのため、いずれにしても皇室典範の改正は必須だが、今回の彬子さまの「独立」は、女性皇族が結婚後も皇室に残ることができる制度への第一歩となったとは言えるだろう。
そして何より、愛子さまが結婚の有無に関わらず、皇室に残る決心をされ、宮家を新設される可能性は大いにある、と見るむきは少なくない。
愛子さまは天皇家にいらっしゃるのに、宮家を新設される必要が、いったい何処にあるのでしょうか?
次代の女王たちと並び立って御活躍される将来を示唆した記事を同じ特集のなかで伝えていたことと矛盾する、まさに鵺のような報道姿勢。
上皇陛下、天皇陛下の思いの継承をしておられる麗しい御方に、そのまま皇位を継承していただくことが国民の総意。
先例を打ち破って、あっさりと決まった女性宮家を、胡乱な結論に結びつけないでいただきたいと思います。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
4 件のコメント
mantokun
2025年10月27日
遅ればせながら、私もAERA編集部永井記者宛に怒りのメールをお送りしました。特に所功氏に対しては、「現行の皇室典範と特別法で皇嗣となった秋篠宮さまと、その長男である悠仁さまの継承が揺らぐことはなく、これから愛子さまへの期待がどれほど高まっても皇位を継承する可能性はほとんどない。」という発言について、「雅子さまが男子出産圧力にあれほど苦しめられ、愛子さまのご誕生後に適応障害を発症されて、今もなおご療養中である痛ましいお姿を見ていながら、なぜまだ男系男子限定継承を当然のように考えているのか、理解できません。」と、強く怒りを表明しておきました。
愛子さまが天皇に即位する道が閉ざされていることも、女性皇族が多くのご公務と祭祀を担われながら男性皇族の半額しか皇族費が支給されないのも、前時代的な男尊女卑の因習がもたらしていることであり、今男尊女卑を断ち切らなければ日本にも皇室にも未来はない、次世代を生きる若者たちのためにも、愛子さまの皇位継承が必要だという観点に基づいた皇室記事の執筆およびご掲載を願いますと結びました。
たみちゃん
2025年10月27日
記事のご紹介ありがとうございました。アエラに怒りのメッセージを送らせて頂きました。「特集 女性が輝く皇室に」とありますが、愛子さまを侮辱している内容に強い憤りを思えました。所功教授の「悠仁さままでは揺らがせにしない」発信にも怒りを覚えました。所功教授に贈呈した「愛子天皇論3」と「神功皇后論」を読んで、男尊女卑を改めて頂きたいです。男尊女卑を批判する立場の女性誌が、男尊女卑を肯定するのは止めて頂きたいです。
mantokun
2025年10月27日
また、「今回の彬子さまの『独立』は、女性皇族が結婚後も皇室に残ることができる制度への第一歩となったとは言えるだろう。」という能天気な書き振りは、森暢平先生が「女性当主の皇族費が、男性の半額という『旧態依然』を変える機運さえない。メディアにも政治家にも、これを問題だと考える人はほとんどいないのである。旧宮家養子案以上に、女性差別も甚だしい」と批判された態度にそのまま当てはまっていますよね。
現行の皇室典範と皇室経済法は戦後間もない頃に制定された内容のまま、女性皇族は男性皇族の添え物扱いに止めています。彬子さまがいくら名目上だけは宮家の当主になろうと、ご結婚されたら皇籍離脱せざるを得ないことや、支給される皇族費も「もし、彬子女王が男性(王)であったなら、皇族費は2135万円であったのに、女性(女王)であるがゆえに、その額は半額の1067・5万円」という性差別そのものの待遇であることを指摘しないのは、いかなる思惑があってのことなのか。
高森先生も指摘されたように、三笠宮家が「『分裂』とも言われるような事態におちいったのは、関係者の意思がどうしても1つの宮家を維持する結論にまとまらなかった、という事情を示している」ことくらいAERA(朝日新聞社)は当然知っているはずです。根本的な問題を指摘せず、今回の三笠宮家の「分裂」を、ただ祝うべき出来事であるかのように読者を誘導するところが極めて狡猾ですね。
mantokun
2025年10月27日
普段は日本における女性の地位向上や権利獲得に敏感なAERAが、愛子さまが女性というだけで皇太子になれない、すなわち国の象徴になることが否定されたままという深刻な女性差別を見ないふりしていること自体、胡散臭い態度ですよね。
愛子さまに天皇になっていただきたいという声は多けれど、宮家を創設して当主になっていただきたいなんて、どこの誰が言ってるんだか。
フェミニズム言論が一部界隈止まりで発展せず、広く支持を得られないのは、こうしたご都合主義な態度が世の中に見透かされているからだと思います。AERAは、小林先生が「真に女性の地位向上を望むなら、フェミニストこそ愛子天皇を訴えるべきだ」とおっしゃっていることに向き合ってほしいですね。