2025年10月28日 05:30 愛子天皇論/神功皇后論
連載「神功皇后論」最新回です!
284章 卑弥呼の最期
本日発売の週刊SPA!に掲載されています。みなさんの感想、ぜひお寄せください。
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2025年11月10日
神功皇后論「卑弥呼の最期」拝読しました。
人間ですから、いずれ死にます。 だから卑弥呼もいつかは分からないけれど、亡くなったんだろうという認識でした。
卑弥呼が最期に「倭国はアマテラスの国!女王の国なるぞ〜っ!!男王では混沌に拍車をかけるばかり〜っ!!」と叫ぶシーン、「これ実際に見たら、迫力に飲まれて何も言えなくなるだろうな」と思いました。
この卑弥呼の無念が、神功皇后に引き継がれた。 国を守る者として、響き合うも。が会ったのでしょう。
本日の「ばけばけ」、おトキがヘブンから受け取った給金は、日本初の紙幣「神功皇后札」でした。時代考証的にも、神話の地、出雲にも相応しい演出ですね。
2025年11月9日
『神功皇后論』「卑弥呼の最期」。日本がまだ倭国と呼ばれた時代の厳しさが伝わってきました。魏国に王と認められる為に心血を注いだ卑弥呼の最期が魏の使者達の目前で無念の叫び「倭国はアマテラスの国、女王の国なるぞ〜っ!」であるのが迫力と共に刺さりました。日本という国が成立する為に戦う実力を持った女性の存在が重要であったことは間違いなく、魏国の使者がその能力を恐れるほど権威を持っていた。日本の歴史、民族性の原点ですね。 卑弥呼亡き後、乱れた邪馬台国を治める為に魏に王として立てられた少女、台与の人生がどんなものだったか。台与は邪馬台国のシラスの役割を担ったのか、あるいは戦うウシハクの時もあったのか、興味が湧きます。 今回のラストコマのオキナガタラシヒメの勇姿。本当にカッコいい! 卑弥呼の無念を晴らす大義で突き進むタラシヒメの戦いはどんな予想外の展開になるのでしょう⁉︎楽しみです。
2025年11月1日
遅ればせながら今回の神功皇后論は、勉強する所がかなりあって魏志倭人伝も日本書紀も古事記も一切読んだことがない私にはけっこう難しいかなぁ〜と正直思いました。 マンガで描いてくれているからまだ分かりやすいと思いますが、字だけだったらかなり分かりづらいかなぁ〜と思いました。 改めてマンガの良さが分かる神功皇后論でした。 ちゃんとした感想になってないかもしれませんが、そんなところでした。 次回も楽しみにしています。
今週の神功皇后論、読ませて頂きました。 卑弥呼が死の間際に「倭国はアマテラスの国!女王のくになるぞ~~~~っ!!男王では混沌に拍車をかけるばかり~~~つ!!」と凄まじい形相で言い放った場面が強烈でしたね!私は彼女がそう訴えた理由は、国を治めるにはその王なる者は政治的実力のみでは不十分でそこに人知を超えた力、霊力を兼ね備えている必要がある、そしてその霊力を男性は持ち得ないことを分かっていたからだと思いました。 ここからはこの物語とはあまり関係なく幾らか失礼な話になるかもですが、考えてみると人間以外の生き物、例えば哺乳類の猿の集団などではボス猿はオスですけど、それって比較的小さな集団ですよね。でもそれよりずっと個体数の多い集団の例えば昆虫の蜂や蟻の場合は女王蜂や女王蟻なわけでメスがトップにいることでまとめていますよね。私は生き物ってある集団の規模になると女性の方が男性よりもまとめ役としてより適性があるのではないかと常々考えていたのです。さらに砕けた話になりますが、あのSF映画の名作「エイリアン」や「スタートレック」で地球の最大の敵として現れた機械生命体ボーグなんかではそのトップはそれぞれエイリアンクィーン、ボーグクィーンだったですもんね。映画を創った監督さんも私と同じように大きい集団のボスって女性が適していると思っていたのかなあなどと考えていました。 ・・・すいません、作品とは関係ない話になってしまいましたけど、そんなことを考えさせられた今回の話でした。 次回も楽しみにしております。
今週の『神功皇后論』を拝読しました。 いよいよ「空白の150年」という禁断の領域?に足を踏み入れ、今まで以上に目が離せなくなってきました。古代史は時代を遡るほど文献資料が少なくなるので、どうしても想像力に頼らざるを得なくなりますが、迫力ある絵のおかげで当時の状況をイメージしやすくなり考える力が増幅する気がします。 ちょうど今、作中でも説が引用されている森浩一氏の『記紀の考古学』(朝日文庫版 中古で220円)を読んでいます。森氏の著書は考古学の知識を分かりやすく解説してくれるので非常に参考になります。 コロナ直前の『ゴー宣2nd』で紹介されていた安本美典氏の説と合わせて考えると、邪馬台国九州説が常識的な見解だと思います。近年は邪馬台国大和説が多数派らしいのですが、科学的と云いつつ強引な解釈をする古代史の専門家には、コロナの専門家にも通じるものを感じます。 よしりん先生の分野を問わず真実を見抜く洞察力や常識力に改めて感服いたします。
(追伸) 45ページの最後のマスで、「臺与」にイヨと振り仮名されていますが、「臺」は台の旧字体なので、壱の旧字体「壹」を用いるのが正しいと思われます。 あと同ページの1マス目に、「倭人伝には・・・卑弥呼の死後、狗奴国の勢力が北部九州に及んだと記している」とありますが、これは森浩一氏の著作に書かれているということでしょうか。 42ページにある通り、倭人伝には「その後の戦の経緯や結末は何も書かれていない」ので、上のような表現だと誤解される可能性があるように思います。
失礼かもしれないとは思いましたが気になったのでお伝え申し上げました。 私の読み間違いであればお詫び申し上げます。お赦し下さい。
2025年10月30日
遅くなりましたけど、今週の神功皇后論ようやく拝読致しました( ̄^ ̄)ゞ‼︎ 卑弥呼がどのような最期だったのか、今日まで様々なメディアで憶測が飛んでるイメージでしたけど、今回の年老いた卑弥呼が狗奴国=クマソに魏との同盟の立場を奪われた無念からの自決…コレはマジで真実に近い感じではないかと∑(゚Д゚)‼︎ そして、その後の空白の150年の間に、その卑弥呼の無念がタラシヒメに受け継がれ、そしてラストの勇ましき騎馬武者のタラシヒメ&武内宿禰じいちゃんの姿にガチで痺れましたよ\\\\٩( ‘ω’ )و //// コレは、物語パートの続きがますます楽しみになって来たッスよ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 改めまして、今週もめっちゃ面白かったッスよ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
2025年10月29日
↓でヒッタイトの鉄が隕鉄を加工したものだと分かったことを「発掘の成果」と書いてしまいましたが、正確には「近年の化学分析の結果」でした。
間違えて先週の掲示板に投稿してしまいました💦こちらにも改めて感想を投稿します。
前回と今回では最新の学説に基づき、当然のように「巫女王」と呼び習わされてきた卑弥呼は、実は決して単なるまじないの力だけで祭り上げられたお飾りの君主ではなく、統率力とカリスマ性を兼ね備えた、傑出した王であったことが描き出されました。
古代日本に女性君主が存在し得たのは、女性君主は神殿に籠って呪術や祭祀だけを行う存在であり軍事や政治には携わっていなかったからだという従来の説は、これまた明治時代を支配していた男尊女卑の影響にすぎなかったとは! 私が子供の頃に読んだ学習漫画(おそらく1980年代の通説に基づいたもの)の『卑弥呼』でさえ、明治末頃に白鳥庫吉が唱えた男尊女卑思想による思い込みに基づいて描かれていたことを今頃知って、開いた口が塞がりません。
卑弥呼は没年とされる時期に日蝕があったことを踏まえて、彼女の占いの能力が衰えたために殺害されたという推測する説があることは知っていましたが、この説にしても、卑弥呼は為政者というより神託を下す巫女であり、当時の邪馬台国連合が従っていたのは卑弥呼の霊能力を恐れていたからだという前提に基づいています。 そのことを裏付ける物証もないのに、長きにわたりこのような説が学界でまかり通り、国民側も歴史の授業でそのように習っても違和感を持ってこなかったのは、ひとえに「古代に女性が権威と権力を持つ為政者として、男の臣下の上に立てるわけがない」という思い込みがあったからでしょう。 そして、その思い込みは今もなお日本国民の脳裏から完全には払拭されていません。何しろ、初の女性首相である高市早苗氏が「男系男子を続けるために皇室典範改正」と訴えても、強い批判が巻き起こらないのですから。
今、毎週水曜日にEテレで「3か月でマスターする古代文明」という番組が放送されているのですが、そこで登場する考古学の専門家の方が毎回、「歴史研究は、その時代の研究者が持つ社会通念に左右される」ということを話しています。一例として、古代ヒッタイトは日本では今も「鉄の帝国」と言われていますが、発掘と考古学研究が進み、欧米ではすでにその見方は否定されているそうです。
ヒッタイト研究は近代になってヨーロッパ人が中心になって研究を始め、その方法も残された古文書を読み解くことが中心でした。さらに「最新テクノロジーが強い軍事力をもたらし、他国を圧倒して繁栄する」という、その当時の世界情勢と西洋人の文明観の影響を受けたことで、「古代ヒッタイトが繁栄したのは、製鉄という当時最新のテクノロジーを持っていたからに違いない」というストーリーが先に作られてしまったとのこと。
しかし、ヒッタイトの鉄は隕鉄を加工したものだったことが発掘の成果で分かり、古文書も当時の状況を正確に反映しているわけではないことから、欧米ではヒッタイトの鉄の帝国というイメージは過去のものになりました。しかし、日本ではその最新の学説が伝わっていないので、いまだに旧来のイメージを持っている人が多いのだそうです。
愛子さまというご存在がいらっしゃることで女性天皇の議論が進み、小林先生のような自由な発想と自在の表現力を持つ作家が、これまで長らく思い込みの壁の向こうに封印されてきた卑弥呼と神功皇后を解き放つ時代がやって来た。 愛子さまという、おそらく日本の歴史に名を残される素晴らしい内親王は、皇太子になられていない今の時点でも、すでに新しい風を日本国に吹かせてくださっているのだと実感しています。
小林先生の筆になる卑弥呼、台与、タラシヒメ(神功皇后)の凛とした表情、君主としての威厳あるたたずまいに強く魅了されています。今後も楽しみにお待ちしています。
2025年10月28日
魏志倭人伝に残された記述を詳らかにしていただいてありがとうございます。卑弥呼が自然死ではないという説に基づいた作品は、これまでも目にしたことはありましたが、「親魏倭王」の称号を奪われた無念からの「非業の死」を、迸る情念を籠めて、ここまで精緻に描き出されたのは本邦初ではないかと思います。
今回の「空白の150年(266-413)」は、前回、描いてくださった神功皇后が活躍した4世紀初頭から中頃という年代と重なっていて、もし卑弥呼や台与のあと、すぐにヤマト王権が誕生していたとしても、神武天皇から神功皇后の生んだ応神天皇のあたりまで、150年あまりに押し込めるのは無理。やはり男系固執派の原理は破綻していると分かります。
もしかしたら、卑弥呼を鑑として祭祀と政治を成立させた傑物は、ヤマト政権のかなり初期の為政者、いっそ初代の天皇、もしくは皇祖神としてみるほうが良いのでは・・・などと想像を膨らませられるのも、『神功皇后論』におけるタラシヒメの妙なる魅力によるもの。次回の活躍も楽しみです。
「平原1号墳の被葬者はイザナミ」の件は、「カザフ騎馬遊牧民からの教え」( https://aiko-sama.com/archives/31465 )に、「息長帯姫のルーツはタニハ」の件は、「女傑が率いた日ノ本のレイラインを愛子天皇の未来へ繋ごう」( https://aiko-sama.com/archives/55908 )にあります。
最新回を拝読しました。なぜタラシヒメ(神功天皇)が三韓征伐の前にクマソ討伐をせねばならなかったかは謎でしたが、『魏書・東夷伝・倭人条』の記述から、クマソ討伐の大義が邪馬台国(卑弥呼:♀)と狗奴国(卑弥弓呼:♂)の相剋だと推理された展開に強い納得感が得られました。 ここで『古事記』『日本書記』と重ねれば、卑弥呼=アマテラス、邪馬台国=高天原、クマソ=日向…てことになり、邪馬台国を凌駕して強くなった熊襲が東遷してヤマト王権に繋がったと考えられます。卑弥呼が熊襲への呪詛を抱えながら死んだのなら、糸島(伊都国)の平原遺跡・1号墳から出土した副葬品の鏡が(呪詛を恐れる何者かによって)割られても不思議はありません。感服しました。見事な推理です。 私は以前、平原1号墳の被葬者はイザナミで、鏡を割ったのはイザナキだと予想したことが有ります(笑)。 さて、次の謎はタラシヒメ(神功天皇)が卑弥呼の無念を晴らしたいと思う強い動機です。私が予想するのは、息長帯姫のルーツ(母方)はタニハ王国(但馬・丹波・丹後)だとされており、そこには元伊勢籠神社(アマテラスを祀る伊勢神宮のルーツの一つ)があり、もう一つの天孫降臨(別ルートで天孫降臨した饒速日が神武に敗れ、饒速日=天火明がタニハに逃れて海部氏の祖となった)がタラシヒメ(息長帯姫:息が長く続く海人の姫)に関わっているという可能性です。 『ナムジ』『神武』を描いた安彦良和氏と小林先生が再び対談するそうですが、『神武』(賀茂建角見=八咫烏と伊波礼毘古=神武が主人公)に饒速日と天日矛(新羅王子)が登場します。(「さて、」~以降は私の妄想に過ぎませんw)
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12 件のコメント
くりんぐ
2025年11月10日
神功皇后論「卑弥呼の最期」拝読しました。
人間ですから、いずれ死にます。
だから卑弥呼もいつかは分からないけれど、亡くなったんだろうという認識でした。
卑弥呼が最期に「倭国はアマテラスの国!女王の国なるぞ〜っ!!男王では混沌に拍車をかけるばかり〜っ!!」と叫ぶシーン、「これ実際に見たら、迫力に飲まれて何も言えなくなるだろうな」と思いました。
この卑弥呼の無念が、神功皇后に引き継がれた。
国を守る者として、響き合うも。が会ったのでしょう。
まいこ
2025年11月10日
本日の「ばけばけ」、おトキがヘブンから受け取った給金は、日本初の紙幣「神功皇后札」でした。時代考証的にも、神話の地、出雲にも相応しい演出ですね。
コチャコ
2025年11月9日
『神功皇后論』「卑弥呼の最期」。日本がまだ倭国と呼ばれた時代の厳しさが伝わってきました。魏国に王と認められる為に心血を注いだ卑弥呼の最期が魏の使者達の目前で無念の叫び「倭国はアマテラスの国、女王の国なるぞ〜っ!」であるのが迫力と共に刺さりました。日本という国が成立する為に戦う実力を持った女性の存在が重要であったことは間違いなく、魏国の使者がその能力を恐れるほど権威を持っていた。日本の歴史、民族性の原点ですね。
卑弥呼亡き後、乱れた邪馬台国を治める為に魏に王として立てられた少女、台与の人生がどんなものだったか。台与は邪馬台国のシラスの役割を担ったのか、あるいは戦うウシハクの時もあったのか、興味が湧きます。
今回のラストコマのオキナガタラシヒメの勇姿。本当にカッコいい!
卑弥呼の無念を晴らす大義で突き進むタラシヒメの戦いはどんな予想外の展開になるのでしょう⁉︎楽しみです。
あしたのジョージ
2025年11月1日
遅ればせながら今回の神功皇后論は、勉強する所がかなりあって魏志倭人伝も日本書紀も古事記も一切読んだことがない私にはけっこう難しいかなぁ〜と正直思いました。
マンガで描いてくれているからまだ分かりやすいと思いますが、字だけだったらかなり分かりづらいかなぁ〜と思いました。
改めてマンガの良さが分かる神功皇后論でした。
ちゃんとした感想になってないかもしれませんが、そんなところでした。
次回も楽しみにしています。
枯れ尾花
2025年11月1日
今週の神功皇后論、読ませて頂きました。
卑弥呼が死の間際に「倭国はアマテラスの国!女王のくになるぞ~~~~っ!!男王では混沌に拍車をかけるばかり~~~つ!!」と凄まじい形相で言い放った場面が強烈でしたね!私は彼女がそう訴えた理由は、国を治めるにはその王なる者は政治的実力のみでは不十分でそこに人知を超えた力、霊力を兼ね備えている必要がある、そしてその霊力を男性は持ち得ないことを分かっていたからだと思いました。
ここからはこの物語とはあまり関係なく幾らか失礼な話になるかもですが、考えてみると人間以外の生き物、例えば哺乳類の猿の集団などではボス猿はオスですけど、それって比較的小さな集団ですよね。でもそれよりずっと個体数の多い集団の例えば昆虫の蜂や蟻の場合は女王蜂や女王蟻なわけでメスがトップにいることでまとめていますよね。私は生き物ってある集団の規模になると女性の方が男性よりもまとめ役としてより適性があるのではないかと常々考えていたのです。さらに砕けた話になりますが、あのSF映画の名作「エイリアン」や「スタートレック」で地球の最大の敵として現れた機械生命体ボーグなんかではそのトップはそれぞれエイリアンクィーン、ボーグクィーンだったですもんね。映画を創った監督さんも私と同じように大きい集団のボスって女性が適していると思っていたのかなあなどと考えていました。
・・・すいません、作品とは関係ない話になってしまいましたけど、そんなことを考えさせられた今回の話でした。
次回も楽しみにしております。
昭和43号
2025年11月1日
今週の『神功皇后論』を拝読しました。
いよいよ「空白の150年」という禁断の領域?に足を踏み入れ、今まで以上に目が離せなくなってきました。古代史は時代を遡るほど文献資料が少なくなるので、どうしても想像力に頼らざるを得なくなりますが、迫力ある絵のおかげで当時の状況をイメージしやすくなり考える力が増幅する気がします。
ちょうど今、作中でも説が引用されている森浩一氏の『記紀の考古学』(朝日文庫版 中古で220円)を読んでいます。森氏の著書は考古学の知識を分かりやすく解説してくれるので非常に参考になります。
コロナ直前の『ゴー宣2nd』で紹介されていた安本美典氏の説と合わせて考えると、邪馬台国九州説が常識的な見解だと思います。近年は邪馬台国大和説が多数派らしいのですが、科学的と云いつつ強引な解釈をする古代史の専門家には、コロナの専門家にも通じるものを感じます。
よしりん先生の分野を問わず真実を見抜く洞察力や常識力に改めて感服いたします。
(追伸)
45ページの最後のマスで、「臺与」にイヨと振り仮名されていますが、「臺」は台の旧字体なので、壱の旧字体「壹」を用いるのが正しいと思われます。
あと同ページの1マス目に、「倭人伝には・・・卑弥呼の死後、狗奴国の勢力が北部九州に及んだと記している」とありますが、これは森浩一氏の著作に書かれているということでしょうか。
42ページにある通り、倭人伝には「その後の戦の経緯や結末は何も書かれていない」ので、上のような表現だと誤解される可能性があるように思います。
失礼かもしれないとは思いましたが気になったのでお伝え申し上げました。
私の読み間違いであればお詫び申し上げます。お赦し下さい。
ダグドラえもん
2025年10月30日
遅くなりましたけど、今週の神功皇后論ようやく拝読致しました( ̄^ ̄)ゞ‼︎
卑弥呼がどのような最期だったのか、今日まで様々なメディアで憶測が飛んでるイメージでしたけど、今回の年老いた卑弥呼が狗奴国=クマソに魏との同盟の立場を奪われた無念からの自決…コレはマジで真実に近い感じではないかと∑(゚Д゚)‼︎
そして、その後の空白の150年の間に、その卑弥呼の無念がタラシヒメに受け継がれ、そしてラストの勇ましき騎馬武者のタラシヒメ&武内宿禰じいちゃんの姿にガチで痺れましたよ\\\\٩( ‘ω’ )و ////
コレは、物語パートの続きがますます楽しみになって来たッスよ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
改めまして、今週もめっちゃ面白かったッスよ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
mantokun
2025年10月29日
↓でヒッタイトの鉄が隕鉄を加工したものだと分かったことを「発掘の成果」と書いてしまいましたが、正確には「近年の化学分析の結果」でした。
mantokun
2025年10月29日
間違えて先週の掲示板に投稿してしまいました💦こちらにも改めて感想を投稿します。
前回と今回では最新の学説に基づき、当然のように「巫女王」と呼び習わされてきた卑弥呼は、実は決して単なるまじないの力だけで祭り上げられたお飾りの君主ではなく、統率力とカリスマ性を兼ね備えた、傑出した王であったことが描き出されました。
古代日本に女性君主が存在し得たのは、女性君主は神殿に籠って呪術や祭祀だけを行う存在であり軍事や政治には携わっていなかったからだという従来の説は、これまた明治時代を支配していた男尊女卑の影響にすぎなかったとは!
私が子供の頃に読んだ学習漫画(おそらく1980年代の通説に基づいたもの)の『卑弥呼』でさえ、明治末頃に白鳥庫吉が唱えた男尊女卑思想による思い込みに基づいて描かれていたことを今頃知って、開いた口が塞がりません。
卑弥呼は没年とされる時期に日蝕があったことを踏まえて、彼女の占いの能力が衰えたために殺害されたという推測する説があることは知っていましたが、この説にしても、卑弥呼は為政者というより神託を下す巫女であり、当時の邪馬台国連合が従っていたのは卑弥呼の霊能力を恐れていたからだという前提に基づいています。
そのことを裏付ける物証もないのに、長きにわたりこのような説が学界でまかり通り、国民側も歴史の授業でそのように習っても違和感を持ってこなかったのは、ひとえに「古代に女性が権威と権力を持つ為政者として、男の臣下の上に立てるわけがない」という思い込みがあったからでしょう。
そして、その思い込みは今もなお日本国民の脳裏から完全には払拭されていません。何しろ、初の女性首相である高市早苗氏が「男系男子を続けるために皇室典範改正」と訴えても、強い批判が巻き起こらないのですから。
今、毎週水曜日にEテレで「3か月でマスターする古代文明」という番組が放送されているのですが、そこで登場する考古学の専門家の方が毎回、「歴史研究は、その時代の研究者が持つ社会通念に左右される」ということを話しています。一例として、古代ヒッタイトは日本では今も「鉄の帝国」と言われていますが、発掘と考古学研究が進み、欧米ではすでにその見方は否定されているそうです。
ヒッタイト研究は近代になってヨーロッパ人が中心になって研究を始め、その方法も残された古文書を読み解くことが中心でした。さらに「最新テクノロジーが強い軍事力をもたらし、他国を圧倒して繁栄する」という、その当時の世界情勢と西洋人の文明観の影響を受けたことで、「古代ヒッタイトが繁栄したのは、製鉄という当時最新のテクノロジーを持っていたからに違いない」というストーリーが先に作られてしまったとのこと。
しかし、ヒッタイトの鉄は隕鉄を加工したものだったことが発掘の成果で分かり、古文書も当時の状況を正確に反映しているわけではないことから、欧米ではヒッタイトの鉄の帝国というイメージは過去のものになりました。しかし、日本ではその最新の学説が伝わっていないので、いまだに旧来のイメージを持っている人が多いのだそうです。
愛子さまというご存在がいらっしゃることで女性天皇の議論が進み、小林先生のような自由な発想と自在の表現力を持つ作家が、これまで長らく思い込みの壁の向こうに封印されてきた卑弥呼と神功皇后を解き放つ時代がやって来た。
愛子さまという、おそらく日本の歴史に名を残される素晴らしい内親王は、皇太子になられていない今の時点でも、すでに新しい風を日本国に吹かせてくださっているのだと実感しています。
小林先生の筆になる卑弥呼、台与、タラシヒメ(神功皇后)の凛とした表情、君主としての威厳あるたたずまいに強く魅了されています。今後も楽しみにお待ちしています。
まいこ
2025年10月28日
魏志倭人伝に残された記述を詳らかにしていただいてありがとうございます。卑弥呼が自然死ではないという説に基づいた作品は、これまでも目にしたことはありましたが、「親魏倭王」の称号を奪われた無念からの「非業の死」を、迸る情念を籠めて、ここまで精緻に描き出されたのは本邦初ではないかと思います。
今回の「空白の150年(266-413)」は、前回、描いてくださった神功皇后が活躍した4世紀初頭から中頃という年代と重なっていて、もし卑弥呼や台与のあと、すぐにヤマト王権が誕生していたとしても、神武天皇から神功皇后の生んだ応神天皇のあたりまで、150年あまりに押し込めるのは無理。やはり男系固執派の原理は破綻していると分かります。
もしかしたら、卑弥呼を鑑として祭祀と政治を成立させた傑物は、ヤマト政権のかなり初期の為政者、いっそ初代の天皇、もしくは皇祖神としてみるほうが良いのでは・・・などと想像を膨らませられるのも、『神功皇后論』におけるタラシヒメの妙なる魅力によるもの。次回の活躍も楽しみです。
京都のS
2025年10月28日
「平原1号墳の被葬者はイザナミ」の件は、「カザフ騎馬遊牧民からの教え」( https://aiko-sama.com/archives/31465 )に、「息長帯姫のルーツはタニハ」の件は、「女傑が率いた日ノ本のレイラインを愛子天皇の未来へ繋ごう」( https://aiko-sama.com/archives/55908 )にあります。
京都のS
2025年10月28日
最新回を拝読しました。なぜタラシヒメ(神功天皇)が三韓征伐の前にクマソ討伐をせねばならなかったかは謎でしたが、『魏書・東夷伝・倭人条』の記述から、クマソ討伐の大義が邪馬台国(卑弥呼:♀)と狗奴国(卑弥弓呼:♂)の相剋だと推理された展開に強い納得感が得られました。
ここで『古事記』『日本書記』と重ねれば、卑弥呼=アマテラス、邪馬台国=高天原、クマソ=日向…てことになり、邪馬台国を凌駕して強くなった熊襲が東遷してヤマト王権に繋がったと考えられます。卑弥呼が熊襲への呪詛を抱えながら死んだのなら、糸島(伊都国)の平原遺跡・1号墳から出土した副葬品の鏡が(呪詛を恐れる何者かによって)割られても不思議はありません。感服しました。見事な推理です。
私は以前、平原1号墳の被葬者はイザナミで、鏡を割ったのはイザナキだと予想したことが有ります(笑)。
さて、次の謎はタラシヒメ(神功天皇)が卑弥呼の無念を晴らしたいと思う強い動機です。私が予想するのは、息長帯姫のルーツ(母方)はタニハ王国(但馬・丹波・丹後)だとされており、そこには元伊勢籠神社(アマテラスを祀る伊勢神宮のルーツの一つ)があり、もう一つの天孫降臨(別ルートで天孫降臨した饒速日が神武に敗れ、饒速日=天火明がタニハに逃れて海部氏の祖となった)がタラシヒメ(息長帯姫:息が長く続く海人の姫)に関わっているという可能性です。
『ナムジ』『神武』を描いた安彦良和氏と小林先生が再び対談するそうですが、『神武』(賀茂建角見=八咫烏と伊波礼毘古=神武が主人公)に饒速日と天日矛(新羅王子)が登場します。(「さて、」~以降は私の妄想に過ぎませんw)