首相、皇位継承は「男系男子に限る」 引用した報告書には記載なし【朝日新聞】皇位継承を「男系男子に限る」根拠はいったい何処にあるのか

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皇位継承に関して予算委員会で自民・小林政調会長の質問に、高市首相が答弁した内容について、朝日新聞が報じました。

首相、皇位継承は「男系男子に限る」 引用した報告書には記載なし【朝日新聞】

(首相は、皇位は「皇統に属する男系男子に限る」ことが適切との考えを)2021年の政府の有識者会議の報告書を引用する形で述べた。ただ、報告書は将来的な皇位継承策までは示しておらず木原稔官房長官は「養子案」に関する記述の引用との認識を示した。首相は「過去の女性天皇を否定することは不敬にあたる」とする一方、「皇位が女系で継承されたことは一度もない」と強調。「有識者会議の報告書でも、皇統に属する男系の男子に限ることが適切とされている。政府も私も、この報告を尊重している」と述べた。

朝日新聞の記者が会見で質問したやり取りを再掲します。

朝日新聞:皇位継承について伺います。高市総理は午前中の予算委員会で皇位継承を巡り有識者会議の報告でもそうなっているが、皇統に属する男系の男子に該当するものに限ることが適切とされていると答弁しました。一方、2021年の有識者会議の報告書では悠仁親王殿下の次代以降の皇位の継承については、将来において状況を踏まえた上で、議論を深めていくべきとして、将来的な皇位継承策までは示していません。政府として高市総理の予算委員会での答弁は適切だと考えるでしょうか?また、政府としての皇位継承のあり方について、改めて見解を伺います。

木原官房長官:政府の有資者会議の報告書ですが、養子制度については「養子となり、皇族となるものは皇統に属する男系の男子に該当する者に限ることが適切であると考えます」と、そのようになっております。予算委員会におけるですね、自民党の小林政調会長の今般の皇室典範改正についての質問に対するご指摘の皇統に属する男系の男子に該当する者に限ることが適切との総理答弁は、これを踏まえた上で行われたものであります。

皇位継承については政府の有識者会議の報告書で悠仁親王殿下までの皇位継承の流れを揺がせにしてはならない。また悠仁親王殿下の次代以降の皇位の継承については、将来において悠仁親王殿下のご年齢や、またご結婚等を巡る状況を踏まえた上で議論を深めていくべきとしておりまして、政府としては、これを尊重しているところであります。

首相、皇位継承は「男系男子に限る」 引用した報告書には記載なし

・皇位継承は「男系男子に限る」とは報告書には記載はない→男系男子限定解除の可能性
・首相は報告書には記載がないにも関わらず「皇位継承は「男系男子に限る」」と引用→資料の扱い、読み取りの露呈
・首相、皇位継承は「男系男子に限る」私も、この報告を尊重している→男系男子限定の皇位継承という私見を披露した形に

令和の有識者会議が安定的皇位継承には寄与しない皇族数の確保に限定されたことを逆手に取った今回の質問とタイトル。

皇位継承を「男系男子に限る」根拠はいったい何処にあるのか、いよいよ男系固執派が明示しなければならなくなったところまで追いつめた朝日新聞に拍手です。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

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3 件のコメント

    mantokun(新HN考案中)

    2026年2月28日

    送ってしまってから気づいたのですが、令和の有識者会議は令和3年でしたね…。細部の確認を怠ってしまい、反省です💦

    mantokun(新HN考案中)

    2026年2月28日

    記事のお知らせと、お問い合わせ先の明記もありがとうございます!
    朝日新聞に以下の意見投稿を行いました。

    2月27日付記事「首相、皇位継承は「男系男子に限る」 引用した報告書には記載なし」について

    件名の記事は高市首相および自民党が、いかに皇統問題に関する基本的な知識が欠落しているか、また最低限持つべき知識を得ようともせずに勝手な言論を弄しているかを、如実に示していると感じました。

    天皇陛下は数日前のお誕生日会見にて、明らかに、今後も長きにわたり愛子さまが皇室に残られることを前提としたお話をされていました。高市首相は保守を自認し、昨年の総裁選前には「126代も続いた皇室は世界のどこにも例のない、日本にしかない大切な大切な私たちの宝物」と話していましたが、安定的な皇位継承を避けて皇族数確保に議題をすり替えた令和の有識者会議報告書の内容すら把握していないのでは、口先だけとしか思えません。また、首相は令和2年の有識者会議しか認識していないようですが、あらゆる分野の専門家が集い、宮内庁からも出席があった平成17年の有識者会議報告書こそ皇統問題を考える上で必読です。

    高市首相や小林鷹之政調会長にとっての「宝物」「皇室」とは、男系男子しか天皇になれず、直系の内親王を差し置いて20世代以上も血筋が離れた2世代も前に皇籍離脱した家の国民男性を養子にして繋ぐべき、女性差別の象徴なのでしょうか。
    天皇陛下はお誕生日会見で、皇室は国民と苦楽を共にする存在だと、成年会見での愛子さまと同じ言葉を使われ、「戦争の記憶と平和の尊さを次の世代へ引き継いでいく役割を愛子にも担ってほしい」とお話しされました。高市首相も小林政調会長も、天皇陛下のお言葉すら聞かずに不敬だの伝統だのと言葉遊びのようなやりとりに終始しているのは、不誠実かつ怠慢の極みです。

    高市自民党が圧勝したといっても、実際に彼らを支持した国民は半数未満です。国の象徴たる天皇の地位について、自民党が数の暴力で男系男子継承で押し切り、愛子さまの皇位継承を阻む暴挙は許されません。
    そもそも旧統一協会との癒着について、高市首相はいまだに嘘の答弁をしたことの釈明すらしていません。
    皇統問題はもはや日本の安全保障にも直結した問題です。朝日新聞様には、今後も憲法違反を許容するような、民意と乖離した高市首相や与党の皇統問題への言動について、厳しく追及した記事のご掲載をお願いいたします。

    ダダ

    2026年2月28日

    朝日新聞に意見投稿しました。

    ***
    27日の記事:首相、皇位継承は「男系男子に限る」 引用した報告書には記載なし を読みました。

    数ある社会的課題の中から、最重要の公共問題である皇統問題を取り上げて頂き、感謝します。

    皇位継承に関して、高市首相が令和有識者会議報告書の内容を誤認しているとのご指摘は、貴社が同報告書を読み込んでいることが窺え、感動しました。

    同報告書では、養子案を念頭に皇統に属する男系男子を引き合いに出しただけですが、それを皇位継承にまで拡張し、
    ・『この報告を尊重している』
    ・『皇位が女系で継承されたことは一度も無い』
    ・立法事実が無い上に違憲となる養子案を第一優先にする 等の
    不敬のオンパレードに底知れぬ悪意と、政界を支配する男尊女卑を見ました。

    そして、高市首相に皇室への敬意や尊皇心が無いことを、今回の答弁で確信し
    ました。
    男社会の中で成り上がるために、男尊女卑の女性差別を利用して男装を続けているだけでは、女性の生き辛さは解消されません。

    私は、最高権力者を女性という理由だけで推すことは出来ません。
    高市首相が反皇室・反愛子天皇であることが明らかになった今、公共性を問える報道機関の在り方は重要さを増すものと考えます。
    権力の濫用を防止するためにも皇室に関する継続的な報道を期待します。

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