愛子さま、そして皇室の未来に関わる本日の動き

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「愛子さま 皇太子への道」実行責任者のL.Kです。

小室さんの帰国が大きく報じられました。
それから間髪を入れずに、本日29日は、皇室を巡る2つの大きな動きがあります。

1つ目は、自民党・次期総裁の決定

そして2つ目は、皇室研究者・高森明勅先生の新著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書)の発売です。


●自民党総裁選の行方

実質的に「次の首相」を決めることになるこの総裁選。

本日、議員投票と開票が行われ、次期総裁が決定します。

河野太郎氏は昨年、女性・女系天皇を認める発言をし、本ブログでも取り上げて多くの応援コメントが寄せられた議員です。

また、総裁選の特設サイトに掲載された所見で、候補者の中で唯一「皇室」の文字を入れてもいます。

ただし、17日の共同記者会見では、女系天皇について明言を避けました。

これが一時的なはぐらかしなのか、男系派に日和って転向したのかは、今のところ定かではありません。

一方、野田聖子氏は、今回の総裁選では末端候補扱いですが、先述の会見では女系天皇を「選択肢の一つ」として前向きな姿勢を示しています。

その他、岸田文雄氏高市早苗氏は女系天皇に「反対」の立場。

歴代最長政権を達成した安倍晋三氏でさえ成しえなかった、旧宮家系男系男子の皇籍取得「希望」しています。

誰が総裁になっても、自民党内で幅を利かせる男系派と対峙しなければならないことに変わりはありません。

その戦いに挑んでくれる議員に総裁になってほしいと願う一方で、
その戦いを後押しする姿勢を示すことが、国民には求められるでしょう。


●高森明勅先生の新著発売

本ブログでもたびたびご紹介させていただいている、高森明勅先生の新著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書)が本日発売されます。

自民党総裁選や衆議院総選挙、愛子さま20歳のお誕生日という、今後の一連の動きを見越しての出版とのことです。

ご本人の公式サイトで、目次が公開されています。

  • 政府の姿勢。
  • 選択肢とその妥当性。
  • 歴史的観点。
  • 憲法からの視点。

皇位の安定継承を巡る現状考え方を、あらゆる角度から分析され、その上でご自身の皇室典範改正案を提示されていることが伺えます。


本著書のPR動画が、ゴー宣道場のwebサイトで紹介されています。

総裁選や衆議院総選挙について、相当にシビアな見解を示されています。

しかし、現実を変えるためには、まずは現実を直視しなければならないことも確かです。

現状を正しく認識し、突破口を見出すためにも、本書は大いに参考になることでしょう。



尚、この動画の最後に言及されている、岡山での中四国ゴー宣道場が10月10日(日)に開催されます。

高森先生をはじめ、女性からの視点で皇族方に寄り添う
コラムニストの矢部万紀子氏(著書『雅子さまの笑顔』(幻冬舎新書)等)、
そして漫画家で『天皇論 平成29年』(小学館)等の著書のある小林よしのり先生等の方々が、

「女性天皇、女性宮家は不可能なのか?」

と題して、皇位の安定継承に向けての今後の戦い方について議論されます。

当サイトの運営メンバーも、イベントスタッフとして参加いたします。

応募は締め切られましたが、ネット配信が予定されていますので、どうぞご覧になってください。


これからますます活発になっていく皇室関連の動きを、今後も逐一紹介してまいります。

引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

9 件のコメント

    ただし

    2021年10月4日

     現実を変えるためには、現実を直視すること。この言葉、とても胸に響き、納得いたしました。
     皇統問題へ関心を持つ政治家を一人でも多く増やし、後押ししていきたいです。
     そのために、高森先生のご著書で学び、中四国ゴー宣道場の作戦会議に参加をし、有益な行動をおこしていきたいと思います。

    基礎医学研究者

    2021年9月30日

    チコリ様
     基礎医学研究者でございます(L.k様の論考に脇から入る形で、申し訳ありません(m_ _m)。コメントありがとうございました。まったくその通りかと思います。自分も「熱量」を伝える基本は、やはり身近だと思います。そして、政治家は輿論のことは気にしているはずなので、やはり政治家の熱量を伝える対象は、唯一実行できる可能性のある「自民党」かと思います(現在は、そのような心境でございます)。

    チコリ

    2021年9月30日

    岸田(議員)かーいっ。愕然。絶句。呆然。
    他の誰かと言えば、皇室の存続だけを思えば、苦渋の河野(議員)か、とは思っていたけど。

    基礎医学者研究者様のコメント
    「自らの『思想』がなさそうな岸田氏が総裁に選出されたのは、今の日本の状態を反映しているのかもしれません」

    そうとしか思えません。

    「自民党に熱量を送り込む」と共に、

    焼け石に水でも、1人でも多くの国民に、皇室存続の危機を訴え知ってもらう事、私が出来る事を続けていかなければ!(涙)

    ダダ

    2021年9月30日

    岸田氏が次期首相ですか。。
    男系派を総理大臣に任命する陛下の心中を拝察すると何ともやり切れません。。
    男系・女系で語るのは嫌ですが、愛子さまは男系なのだから速やかに立太子の礼を執り行っていただきたいです。
    高森先生の新著、楽しみです♪
    大きな動きを作っていきましょう!

    ねこまる

    2021年9月29日

    中四国ゴー宣道場を応援します。ネットで見ます。

    基礎医学研究者

    2021年9月29日

    L.Kさま言われるように、今回の2つの動き、「皇統問題」にとって、非常に重要な動きですね。さきにコメントされたふぇいさまも落胆されておりましたが、たぶん自らの「思想」がなさそうな岸田氏が総裁に選出されたのは、今の日本の状態を反映しているのかもしれません。また、高森先生の新著に絡めていいますと、いずれにしても今度の衆議院選挙は、自民党が圧勝するような気が致します(それは、野党はもはや弱体化して対抗馬にはならないからであります)。しかし、今回の総裁選で唯一よかったことは、皇統問題に関して、男系主義とそうでない主義の動態が自民党内で浮き彫りになり、男系主義一本ではいけないことはわかりました。なので、実は自民党内に熱量を送り込むことが、今後「愛子さま_皇太子へ」の1つの道と思った次第でございます。

    ふぇい

    2021年9月29日

    岸田議員が自民党総裁になりました。
    愕然としました。

    できること行っていくしかないですね。
    愛子さまを皇太子に。
    10月10日の中四国ゴー宣道場
    楽しみです。

    jacker

    2021年9月29日

    誰が総裁になるかは分かりませんが、自分のできることを少しずつやって生きたいと思っています。

    urikani

    2021年9月29日

    高森明勅先生の新著『「女性天皇」の成立』をこれから買いに行きます。

    中四国道場のゲスト、コラムニストの矢部万紀子さんの『雅子さまの笑顔』、背表紙の紹介文に「女性皇族にとっての生きやすい皇室を考えながら、誰にとっても生きやすい社会のあり方を問う、等身大の皇室論。」とありますが、読んでみるとその通りで、とても面白くするすると読めます。

    この2冊を読んで、10月10日(日)
    中四国ゴー宣道場
    『女性天皇・女性宮家は不可能なのか?』
    ニコニコ動画でぜひぜひご覧下さい。

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