参院選特設ページを支えたメンバーを紹介、第4回は、印象的な動画を作成してくれた ねこやなぎさんです。
YouTubeでの動画公開は、議員へのアプローチ報告が増えるターニングポイントになりました。

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私が編集した動画をご覧になって、高森先生からの呼びかけに接され、候補者へのアプローチを実践された方もいらっしゃるとの事で、本当に嬉しく思っています。

今回は選挙期間の短期集中的な効果をねらうため、インパクトや勢いを出す方向にしました。一方、それと同時に、皇室に関するコンテンツを作成する際には、大きく品性を欠いたものにならないよういつも注意をはらっているため、楽曲などの素材選びや、エフェクト処理の作業など、常にそれを念頭においてバランスを考えながら行いました。

私は（作者に無断で、しかも文脈が歪められたものも多い）「切り抜き動画」という形態に割とネガティブな気持ちを持っていたのですが、今回の件で「これは、しっかりと作れば大きな力を発揮する！」と改めて感じました。

ゴー宣道場やオドレら正気か？の配信や投稿動画には、諸先生方の魂の込められた珠玉の言葉が各所に散りばめられており、しかも10年以上にわたる夥しい量の蓄積があります（トッキーさんや公論サポーターの方々の労力がどれほどであったか、映像関係を生業とする者として心底理解できているつもりで、深く尊敬いたします！）。

ちょっと俗な言い方になりますが、その蓄積は「資産」であり、今回のような動画の形で「運用」するのはとても効果的なのではと思います。皇統問題に関しても、基本的な知識をさらに多くの方に広めると共に、もしかしたら話されたご本人も忘れているかもしれない鋭い観点などを、埋もれさせずに再認識するのにも役立つのではと感じました（「観客」だからこそ気付く魅力もあると思うので）。また折に触れて実現できればと考えています。

今回は選挙戦の最後で重大事件がおきてしまい、今後の政治家と国民の距離感への不安も含めて悔やまれてなりませんが、多くの方が皇統について直接アプローチしてきたという事実は政治家の方々にも少なからぬインパクトがあったと思いますし、今後さらにそうした「声」が広がれば、いっそう無視できない流れになると思います。

これは私の個人的感覚なのですが、むしろ普段は皇室への関心がそれほど高くない方ほど、男系固執派の主張を話すと「なにそれ？変！」と“常識的な”反応を示すことが多い気がします。正直、現在は「マイナーな話題」の域を出ていない皇統問題は、多くの人が詳細を知るほど、自然な形である愛子天皇の実現を望む「空気」が濃くなると思います（日本社会にさんざん歪みを招いている「空気」も、時にはポジティブな方向に大きく作用するはずです）。

改めて、今回議員へのアプローチを実行された皆様、その行動力を尊敬し、心から感謝いたします（私は、動画は作りましたが、ぐずぐずしているうちに地元選挙区内のアプローチは他の方々があらかた済まされてしまい、結局実行できませんでした。お恥ずかしい…）。

私は、20歳の時に読んだ『脱正義論』に大きく影響され（あれ、某教授たちと同じ？（笑））、自分の「現場」を持って「良き観客」である事を四半世紀続けてきましたが、今回は「現場」で培った技術の一端を、個の連帯としての行動に活かせたのがとても嬉しかったです。

今こそ、我々「庶民」がそれぞれの可能なサイズで連帯して、皇位の安定継承（＝それが「象徴」するのも）をお護りする時なのだと感じます。その気持を胸に、それぞれの場所で日々を暮らして行きましょう！

神奈川県　ねこやなぎ