山口さんへ
天皇制の本質と言うのは、竹田さんのおっしゃるように「伝統」にあって「個人の人格」には無いんじゃないでしょうか?
→「個人の人格」が優れたものであったということは天皇制が長きに渡り維持された要因の一つとして言えるのではないでしょうか?その結果、「伝統」と言えるものになったのだと思います。もしも「個人の人格」が明らかに欠陥ばかりの人物(ウンコ田さんとか)が天皇になるようであれば、とっくに滅んでいたのではないですか?
もちろん優れた天皇は多くいらっしゃいましたけど、そうじゃなくても皇統を継いできたところに、まさに正当性があって。
それゆえが争い得ないというのがポイントだったんじゃないかなということと。
→「皇統を継ぐ」だけでどんな争いも跳ね除けてきたなんて、どんだけミラクルパワーがあるんですか。超能力者か!だからカルトって言われるんですよ。
しょうがないから、哀れな山口氏のために高森明勅氏の著書から引用しますよ。だから本を買って勉強してください。
◇皇室が現代まで続いた理由
では、日本の皇室だけが、古代から一系の血筋で長く存続できたのはなぜなのか?いくつかの理由を挙げることができるだろう。
《その1》
異民族による直接の支配を受けた経験がない。その結果、それまでの秩序や文化が暴力によって根底から引っくり返されることがなかった。
《その2》
国内統一が進んだのは、限定的な武力制圧が行われた一方で、地方勢力の自発的な帰順によるところが小さくなかった。そのため、国内に決定的な分断を抱え込まない形で、国家建設をスタートさせることができた。
《その3》
比較的早い時点で天皇が政治権力を直接握る立場から離れ、統治の正当性を裏付ける精神的権威という地位に移った。その結果、政治上の権力闘争に巻き込まれる可能性が低くなった。
《その4》
皇室には代々、国民の安寧を願う気風が保たれ、暴虐だったり、横暴だったりする天皇はほとんど現れていない。そのため、天皇の地位にともなう権威が守られた。
《その5》
国民の側でも、一般に公共の秩序や皇室の伝統的権威を重んじる傾向が見られた。
以上の条件が組み合わされて、皇室は世界で唯一、古代以来の君主の家柄として存続してきた。その古さゆえにルーツは「神話」の世界へとつながっている。これもほかの王室にはないことだ。現在の皇室を知るためにも神話を抜きにしては語れない。
【引用】高森明勅「ビジュアル版 私たちが知らなかった 天皇と皇室」(2018年)SBビジュアル新書 p.12-p.13
※原文では《その3》の「精神的権威」に傍点が付いている。
※原文では《その4》の「安寧」にルビが付いている。
ね、山口さん、ウンコ田さんの本とは質が違うでしょ?分かった?
あと女性天皇については、私、今回、竹田さんが、すごく若い時にお書きになった本を読んでいて。
→読む本、明らかに間違ったね。最初に手にする本を誤ったわー。ウンコ田さんの受け売り言ってると、ご自身の価値がダダ下がりするばかりだよ。悪い事は言わない、すぐに捨てな。断捨離、断捨離。
今でも天皇陛下の主な役割というのは、国民のためにお祈りをしており、宮中祭祀をしており、そして今でもかつてからずっと穢れというものを非常に気にかけられており、「血の穢れ」というのは今でも気にかけている。
もちろん、それが現代的なことかどうか議論がありますよ。
→これ、誰が言ったの?上皇陛下?天皇陛下?女性皇族?これってウンコ田さんの想像じゃないの?誰の言葉か明確にしてよ。
だけど、女性が女帝として立った場合には、1カ月の内の、いくばくかを血の穢れがあるために祭祀ができないという状態に置かれると考えると、
やっぱりその男子を優先するというのは、いまだに一定の合理性があるんじゃないかと思うんですけれど。
→第33代推古天皇は、「在位期間は36年、『古事記』では37年」(Wikipedia)だって。ウンコ田さんの受け売りかは存じませんが、古代の人々は「血の穢れ」なんて気にしていないみたいだよ。気にしてたら推古天皇はこんなに続かなかったよね。当時は今みたいな製品は無いけどいろいろ工夫できたんじゃないの。体調不良は人それぞれだから推古天皇だってその時々で対応したんじゃないの。山口さんだって、生理の時でも体調が良ければ仕事するでしょ。
ってゆーか、子孫を宿すための体の現象を「穢れ」って表現するなんて、頭のネジどっか行っちゃった?男尊女卑のウンコ田さんが口にするような言葉を、山口さん、使っちゃダメだよ。同類に思われるよ。あ、もう思われてるわ。手遅れや。
逆に聞きたいです。
私はGHQの皇籍離脱ってのはある種の時限爆弾だったと思うんですね。
これ必ず皇統は途絶えると思うんですよ。
世襲宮家みたいなものを無くして、どうやって皇統を継続するのか、逆に聞きたい。
→だから、側室廃止の段階で女性天皇女系天皇女性宮家をOKにしておけば良かったんじゃん。でもやってなくて、眞子様がお生まれになったときにもやらなくて、でも愛子様の時にようやく動きそうだったのに、それを白紙にしたのがダンケーの教祖安倍でしょ。だから皇統が途絶えようとしてるんじゃん。男系固執統一協会が皇統を途絶えそうとしてるんじゃん!!その片棒を山口さんは担ってるんだよ。はよ退会したほうがいいよ〜。
文責 カブ好き
2 件のコメント
殉教@中立派
2022年8月16日
高森師範の著書、歴史的経緯が簡潔にまとまっており、ためになります。
こうしたキチンとした説明こそ「高学歴秀才」に期待したいですが・・・どういう訳か、最近は「説明せずに逃げる奴」ばかりです。
まあ、左翼デモ隊の中には「当時の時代考証をせずに、現代の価値観に合わせて無理やり文句をつける奴」もいますから。山口真由は、そうした左翼からは、一線を画したいと思っていたようですが・・・結局は「同じ穴の狢に落ちる+ケケ田に騙される」という、もっと酷い事態に。合掌。
基礎医学研究者
2022年8月16日
面白く読ませていただきました。自分、ご紹介いただいた、高森先生の著書は、不届きながら読んでいないので、これは勉強になりました。そして、「読む本、明らかに間違ったね。最初に手にする本を誤ったわー」。これは、かなりの本質をついているような気が。でも、おそらくは現在の「論破祭り」における皆さんのブログをつぶさにみていくと、山口真由には、ケケ田の著書を受け入れる「底の浅さ」があったのではないかと、思う次第です。