君塚直隆教授を招き、君主制と皇室の今後について1時間強がっつり語り合った10/5の「このクソ素晴らしき世界」。
ダダさんの感想にも表れていましたが、
皇位継承の制度論にとどまらず、
真に皇室と国民が垣根無く接せられるあり方まで含め、
非常に多岐にわたる論点で議論されました。
加えていえば、倉持弁護士の皇室に対する考え方が、これまでで一番よく表れていたように感じました。
倉持弁護士は、専門家ではない立場のたしなみからか、皇室の歴史についてはあまり踏み込まれません。
(恐らく独自に勉強されてはいるでしょうが。)
ですが、生身の人間と向き合うリベラル派弁護士という立ち位置から俯瞰されたその皇室観は、
「国民と苦楽を共に」して寄り添ってくださる皇室に素朴な敬愛心を抱く庶民の感覚と、
強く合致するもののように思います。
小林よしのり先生や高森明勅先生は、皇室の歴史を熟知された上で論を展開されますが、
知識量では、(失礼ながら)倉持弁護士の方が、私たちに近い立場ともいえます。
そして、その立場から女性・女系天皇公認を力強く訴えてくださる姿勢には、大いに勇気づけられます。
本日開催される「オドレら正気か?in神戸」の論点の1つに、
「皇統における保守の役割、リベラルの役割」があります。
(小林先生の昨日のブログより。)
このうちの「リベラルの役割」を理解するヒントは、倉持弁護士の姿勢にあるのではないかな、と勝手に想像しています。
歴史に精通せずとも、庶民感覚で堂々と皇室を論じてよいのだ!
身をもってそれを示される倉持弁護士の皇室観と、
君塚教授の開けっ広げな語り口が存分に味わえる今回の「クソすば」は、
庶民感覚で楽しみながら皇位継承問題に臨む私たちにうってつけの回です。
まだ見ていない方は、ぜひご覧になってください!
文責:静岡県 L.K(40代、男性、「愛子天皇への道」運営メンバー)
● 関連ブログ
2 件のコメント
ダダ
2022年10月10日
倉持氏の姿勢は好感が持てます。
法と象徴天皇への敬意がありますし、「リベラルの敵はリベラルにあり」のあとがきは本心だと感じました。
無視することで成り立つ秩序を変えていく時ですね。
チコリ
2022年10月9日
クソすば、最高に面白かったし、従来の「畏れ多くも」的な皇室に気を遣った切り口とはまるで違い、
ズバズバあけすけに言ってて、個人的には気持ちよく爽快!スッキリしました!君塚応援団になりそうでした。
皇室のSNSの充実に民間のプロを入れろ!大賛成です!
皇室側からどんどん情報発信、大賛成です!
開かれた皇室、大賛成です!
息苦しさ、閉塞感はもう、おわりにしましょう。
そういえば、男系男子に対しては、
「そんな贅沢を言ってる場合じゃない」とあっさりバサっと切ってましたねー。
これでいーのだ、と思いましたね、最高でした!