週刊SPA！最新号『ゴーマニズム宣言』「Y染色体はわしも持っている」の感想紹介です。
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以前の「そこまで言って委員会を論破する」章と同じく、事実の提示→論破の流れを漫画で示された事は、分かり易く面白かったです。
竹内の発言は、歯牙にもかからないトンデモ説のはずですが・・・（玉川徹・竹田恒泰にもシンパがいるように）一定の支持を獲得し、愚かな政治家まで騙してしまった事が恐ろしいです。その事実を、小林先生が（わざわざ手間をかけて）斬った意義は、存分にあると思いました。
小林先生は、もともと科学の進歩・科学万能主義に懐疑的な立場でしたが。コロナ煽り医者、竹内のような「疑似科学（スードサイエンス）」が日本中を騙してしまった事態には、「科学的真理に帰依しろ！」と、漫画で対抗せざるを得ませんでした。最終コマの「カルト思考を放置しすぎた！」が、先生自身と私達に、反省を促しています。そうして科学と人間の実存、そのバランスを取ろうとしているのは、保守の態度といえるでしょう。
「自分の頭の中で勝手に法律を作っても、世の中には通用しない！」
一部の支持者にウケる発言ばかりをした玉川徹は、やがて客観性を見失っていき、「電通案件だ！」のような暴走を起こし、切り捨てられました。竹内の思考回路も、それと似たところがあります。まずは非常識な連中の「事実の提示」から初めて、庶民感覚に訴える。そんな論破祭りの基本戦術を、書籍（正規軍）とネット（ゲリラ兵）で展開し「人は、信じたいものしか信じないのだ（新戦争論１・日系ブラジル移民の悲劇より）」という壁を壊したいです。それが皇室を中傷から守り、少しでもマシな国を、次の世代に託せると信じて。
福島県 殉教＠中立派
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3 件のコメント
殉教＠中立派
2022年11月17日
採用ありがとうございました。
フェイクニュースありきの時代、「真実を求める気持ちは、一般市民に残っているのか？」も、小林先生による問いかけです（新堕落論・あとがきなど）。実際、コロナ騒動では、一般市民から学者まで「疑似科学」で満足し、真実への探求を失っていましたし。
それでも、理屈が分からない市民も「天皇のありがたさ、畏怖・尊敬の念」は伝わっていると思います。真実を伝えるには「理論・言葉」「態度・所作」など、様々なアプローチがあると思います。その中でも私達は、言葉を磨き、やがてそれが行動・態度に現れるように、日々研鑽を積んでいきましょう。
基礎医学研究者
2022年11月17日
面白く、感想を読ませていただきました。「人は、信じたいものしか信じないのだ」。確かにこれは、重要な示唆でございますね。自分も研究者ですが、正直同業として見ても、かなりトンデモにしか見えないのですが、やはりなぜか一定数、説得される人たちがいるから、いつまでも残るのでしょうね（自分には理解できませんが、これが自分の信じることと、合致する！ということなのか？）。でも、正しい報告に進みたいと思っている人が大多数なハズなので、その方々に、引き続き語りかけていきたいかと。
urikani
2022年11月17日
竹内久美子のアタオカ(｡∀°）トンデモ説、男系派のヤバさを伝えるのに格好のネタで、ある意味有難く、むしろこちらの味方なんじゃないかとも思えますが、よしりん先生がおっしゃる通り、放っておいたことがマズかったとよく分かりました。
殉教さんが結ばれている言葉に、私自身も奮い立たされました。
ゲリラ兵として、戦って参りましょう！