過去の論破をプレイバック!
週刊SPA!誌上で倉山満が連載している「文章」をジャーナリストの笹幸恵さんが論破し続けていました。その論破の軌跡を「笹ブログ」で振り返ります。
今回は、前回の約1年後の、2020年1月23日の論破です。
倉山の元記事はこちらから
「愛子様」女系天皇論者に問う5つのこと/倉山満 | 日刊SPA! (nikkan-spa.jp)
倉山は唖然とすることを述べています。
愛子様(敬宮殿下)が、女帝となり、平民の男と結婚され、その子息が天皇になるとする。その場合、後継者が女子でなければ「女系」にならないのだが、それを「女系論」を自称する人たちは理解しているのだろうか。
男子でも女子でも良いとするのは「雑系」にすぎない。
それに対する、笹さんの容赦ない論破です。
この発言には心底驚いた(二重の意味で)。
まず、女系というのは、男系男子ではなく、女系女子で皇位をつなげ、という意味らしい。
女系論者は本当にそう主張しているのか?
私は寡聞にして知らない。
たとえそうだとしても、皇位継承問題は、いかにして皇位を安定的に継承していくかが重要な眼目であって、男系男子か、女系女子か、という二者択一の話をしているのではない。
そして、もし愛子様が天皇になって、そのお子様が後を継がれる場合、お子様が男なら「女系男子」、女なら「女系女子」だ。
しかし、こうした男でも女でも良いという考えは、「雑系」だという。
「双系」ではない、「雑系」。
雑種とか雑草とかの「雑」だ。
要するに、皇族であっても「女」が天皇になるのは雑(=いろいろなものが混じり合う=純粋ではない)といいたいのだろう。
目を疑った。
こんな言い方ってあるか???
あまりにも女を侮辱している。
そして、あまりに皇族に対しての敬意を欠いている。
とても正気とは思えない。
そして、恒例の最後のキメ台詞!
倉山氏は先例原理主義者であるばかりでなく、男系の血統の信奉者だ。
彼がこれまで記事でバカにしていた男系論者といったい何が違うというのか。
論理が破綻しているというレベルではない。
あまりにも妄想と女性蔑視がひど過ぎる。
1 件のコメント
チコリ
2023年1月19日
お見事!
女性が混じれば「雑系」
雑!雑草の雑!
雑種の雑!
(愛子天皇論に出てきそうな‥)
女性蔑視が言葉に出ちゃってる、
誤魔化せませんねー。