【一緒に考えてください】論破祭りの目的

Post's thumbnail

本自治投稿したブログ

こちらに、ひなたさんがコメントを2件くださいました。

●男系固執派の主張の核心を理解した上で批判をしないと、議論がかみ合わずに、論破にならないようです。
男系固執派は、「男系継承=初代天皇・神武天皇の男系の血統」としており、「皇祖神・天照大神の血統」ではありません。
彼らは「神代」を「人代」とを分けて考えています。
そして、「皇位継承の原則は、血統である」として、その「先例」を「伝統」として「守らなければならない」をいう主張を繰り返しています。
この思考を論破するには、「皇位継承の原則は、血統である」という主張を破壊しなければなりません。
個別の「天皇から天皇への皇位継承」について反論しても効果はありません。
また、「男系の血統」「女系の血統」「双系の血統」という用語を使用した議論は、混乱を招くだけです。
そもそも用語の概念・解釈が一致していないからです。
「元明天皇→元正天皇への継承」を「女系継承ではない」という男系固執派の主張は、「父親を遡れば神武天皇につながる」という彼らの「教義」に当てはまるからであり、この「教義」が「皇位継承の原則ではない」という反論でなければ論破したことにはなりません。
このことを考慮して論破してみてはいかがでしょうか。

●「皇位継承の原則は、血統である」は、正しいか?
皇位継承の原則は、世襲です。
「世襲=血統」ではありません。
「天皇の地位」にふさわしい人物に「皇位」を継承していただくことです。
皇位継承を「直系長子(男女問わず)優先継承」にするという案も危険です。
法律によって「皇位継承順位」を確定することは、正しいのか?を深く考えなければなりません。
この法律を「国民(国会の議決)」によって制定していいのでしょうか?
皇族の方々の人生を左右することなので、「皇族方の人権」を最優先にしなければならないと思います。

ひなたさんどうもありがとうございます。

あまり議論のための議論はしたくないのですが、
私が論破祭りを行っている最終目的は、

皇室の皆さまの願いである、安定的な皇位継承となるには何が必要か です。

現在、皇室の皆さまのご意向で側室は廃止されています。
だから「先例」がどうであろうと、前提が崩れています。
一夫一婦制の現在。男系継承は安定的な皇位継承につながりません。
これからの皇室は先例にとらわれず新しいことを始めていただくのがいいと考えています。
トランプ大統領(当時)が夫妻で皇居を訪れたとき、通訳なしで自然に話されているのを見て
私は「時代が変わったな」と感じました。

そして、皇室の皆さまが愛子さまを皇太子にと望まれていることが伺えるから です。
細かい話はこちらのブログをごらんください。

この皇室の皆さまのご意向を妨害するのが男系固執派です。
私たちの判断基準を沢山提示してくださる神道学者高森明勅先生も
「実現可能な男系のみの安定的な皇位継承方法があれば提示して欲しい。」と
自説をおろす覚悟を表明されていますが、
提示されるのは男系男子の悠仁さまに、

「お世継ぎづくりが最優先」
「いっそ学校など行かずにいち早くご結婚いただくことが何よりに優先事項」

といったアクロバティックな案ばかりです。(倉山満著「決定版 皇室論」P96 ワニブックス)
男系派の「教義」が何であろうが、事実として言ってることが破綻しています。

その破綻していることが公のもとに炙り出され、
「愛子天皇論」として小林よしのり先生の作品として世に出ていく。
(国会議員のおかしなところも炙り出しました)
そして安定的な皇位継承「破綻している男系継承の制度をやめて皇室の望まれている直系長子継承」
皇室典範改正につなげていく。
すなわち 愛子さまを皇太子に これが「論破祭り」の目的です。

もうひとつ。「直系長子が危険」かどうか判断するのはどなたでしょうか。
「天皇の地位にふさわしい人物」を判断するのはどなたでしょうか。
憲法第4条に「国政に関する機能を有しない」とあるので、皇室典範を改正できるの国民の代表は国会です。
皇室の御意向を拝察し、忖度して制度を変更していくのは私たち国民しかいないのではないでしょうか
(正直この機能が約20年全く機能していないのが申し訳ない所ですが)

答えになっているかわかりませんが私の考える論破祭りの目的を述べさせていただきました。
ひなたさんコメントありがとうございました。

今回掲載したのは、あくまで私が考える目的です。
皆さまの論破祭りの目的是非教えてください。

文責 公論サポーターTwitter管理人 ふぇい

15 件のコメント

    さらうどん

    2023年5月16日

    男性女性の性別に関係なく、天皇陛下の長子優先で皇位継承していく方が、リアリティある安定的な皇位継承策だと思いますので、その考えを「ゴー宣読者」以外の方々にも広く知ってもらうこと、及び、20年前くらいから何の考えの深まりも進展も見せる気配のない、ただマウントが取りたいだけの男系固執論者の主張が、いかに異常であるかを知ってもらうためにやっております。
    もちろん、陛下や皇族の方々に「やっていただいている」という感謝の気持ちがあることが基本なので、陛下や皇族の方々にくれぐれも迷惑がかからないようにと気を付けて発言するようにしています。

    ともピー

    2023年5月16日

    10年ほど前に皇位継承問題について政府がパブリックコメントを公募したことがあり、そのコメントで女性女系天皇を認めて女性宮家創設を支持することと男系絶対では皇統は続かない、それは悪しき考え方だと書きました。てっきり女性宮家創設に向かって動いていくものと思っていたのですが一向に事は進まず時は流れ、挙げ句の果てに眞子さまは皇籍を離脱。流石に男系絶対を唱えるクソ野郎どもを本気でなんとかしなければという思いと、いろいろ教えてくれたよしりんに恩返しをしたいという思いから、昨年秋頃からちょいちょい論破祭りに参加しています。私は難しいことはよくわかりませんが天皇論や新天皇論を読めば本当に護るべき伝統が少なくとも男系の血統ではないということはわかります。時代が時代なら倉山など日本刀で一刀両断されていてもおかしくないほどの逆賊と思っています。でも今の時代は言葉で勝負するしかない。倉山にはブロックされてしまいましたがまだクソ野郎がたくさんいるようなので自分にやれることはやりたいと思っています(^^)

    tanapom

    2023年5月16日

    以下は、私のtwitterのプロフィールに去年の11月より固定されたツイートです。
    私は、男女双系の皇位継承案を支持している。何故なら、多くの方が議論、検証を重ね辿り着いた、現状ではよりベターな案だからだ 。ただし、固執はしていない。貴方方からベストな提案がされれば誇りにかけてそちらを支持するに吝かではない。
    私の望みは皇統の安定継承。だから、私は貴方方に論破されるのを密かに望んでいる。
    但し、この問題は深刻で時間的余裕もないと考えるので、希望的観測や改正手続きに時間を要する憲法に抵触するものはやめてほしい。
    さあ、男系固執派さん、論破してクリ。

    ひなた

    2023年5月16日

    ふぇいさんへ、
    論破祭りの目的について、了解しました。
    私は、「論破祭り」を否定しているわけでも、議論のための議論をしているつもりもありません。
    「安定的な皇位継承を実現する」という目的は、共通していると思います。
    【「天皇の地位にふさわしい人物」を判断するのはどなたでしょうか。】
    とのことですが、皇位継承順位を規定して、「直系長子優先」にすれば、「天皇の地位にふさわしい人物」かどうかは関係なく、自動的に順位に従うだけとなります。
    「直系長子優先」は、「天皇の地位にふさわしい人物」に即位して頂くための案ではありません。
    【憲法第4条に「国政に関する機能を有しない」とあるので、皇室典範を改正できるの国民の代表は国会です。
    皇室の御意向を拝察し、忖度して制度を変更していくのは私たち国民しかいないのではないでしょうか】
    とのことですが、「皇室の御意向を拝察し、忖度して制度を変更していくのは私たち国民しかいない」という現行の憲法を改正するための運動も同時にしていくようにした方が良いと思います。
    しかし、憲法改正は時間がかかり過ぎるため、まずは皇室典範の改正を実現しなければなりません。
    その改正案について、「安定的な皇位継承」と同時に、「皇族の人権の制限をできるだけ解除していくこと」も十分考慮しなければならないと思います。
    天皇陛下や皇族方が自由に発言して頂けるような国にしていくべきだと思います。
    特に、皇室に関する事柄である皇室典範は、皇室に奉還すべきだと思います。
    このことについて意見を広く求め、集めて、また議論をする場を作って頂くよう、お願いします。

    ひなた

    2023年5月16日

    突撃一番さん、ご指摘ありがとうございます。
    【ひなたさんの側に「具体的な代案」を示す責任がありそうです。
    「皇室の弥栄」実現の為に、直系長子優先以外にどんな有効な方策があるのかを。】
    【「時の天皇の直系長子」という法的根拠での愛子様の即位がダメなら、どんなルールであれば危険でないのか、草案を提示する責任がひなたさんにはあると思いますよ?】
    上記のご指摘ですが、もちろん男系固執派の「旧宮家の子孫の国民男子養子案」には、断固反対です。
    「時の天皇の直系長子優先案」を否定しているのは、法律によって皇位継承順位を暫定的にであっても規定することに対してです。
    皇位継承順位を規定せずに、女性天皇・女系天皇への皇位継承を拡大して、その結果、愛子様が天皇に即位なさることには否定していません。
    そして「危険」と言ったのは、皇族方の人権(御意思)を蔑ろにしていないかという観点からです。
    また、次のご指摘、【ふぇいさんご指摘のように、皇室典範を改正できる、日本で唯一の国家機関が「国会」である以上、皇統問題は間違いなく「政治案件」です。
    日本国憲法第4条の規定が改正されない限り、戦前の典範のように、天皇の意志で継承ルールを変更する事も事実上、不可能です。そうである以上、どんなに「議論の為の議論」だけを積み重ねても、「『皇室の弥栄』実現」という我々の任務を達成するには、現行の皇室典範の改正を国会に働きかけ、達成させる以外に道は無いではありませんか。】
    これについてですが、日本国憲法第4条の規定が拡大解釈されている現状を何とか変えるにはどうしたらよいのか悩んでいます。
    本来「国政に関する権能を有しない」天皇が、その天皇に地位に関する御自身の意見を表明しても、その言論が「国政に関する権能の行使」に当たるでしょうか?
    このことが現在の日本の異常なところです。
    天皇陛下は、御自身の言論によって「皇室典範の改正」がされるならば、間接的に「国政に関する権能」を行使したことになると国民の論争になることを避けるために、言論を慎んでおられるのです。
    しかし、「皇室典範の改正」を命じたわけでもないので、「国政に関する権能」を行使したことにならないはずです。
    日本国憲法第四条を理由に、天皇陛下の「安定的な皇位継承・皇室典範改正に関する」言論を封じる事を、私たちも止めなければならないと思います。
    皇室典範改正の草案を提示すべきということですが、具体的な条文を提示することはできませんが、概要を提示させていただきます。
    【第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。】
    【第二条 皇位は、左の順序により、皇族に、これを伝える】
    とあります。
    まず、皇位継承権は、皇族でなければならないのは当然です。
    そして、男系男子限定を解除して、女性皇族の婚姻による臣籍降下を削除します。
    第二条の継承順位は、規定せず、時の天皇と皇族の御意思によって皇太子・皇嗣を定めるようにします。
    もう一つ、日本国憲法第二条を改正せずに皇室が皇室典範をいつでも改正できるようにするために、皇室典範に「皇室典範の改正は皇室の御意向によって可能」とするような条文を追加できないかと考えています。
    長くなりましたので、とりあえずの返事を書きました。

    ねこまる

    2023年5月16日

    愛子さまが生まれた時、自分は心から安堵しました。これで皇統は続く、と。
    姫君ではありますが、古代には女性天皇が幾人もいたのだし、時代の流れを見ても、これは天からの指示で、法律を改正せよ、だと思いました。
    が、何年経っても状況は変わらない。進んだと思えば止まり、後退する。
    このままでは、お行儀よくやっていては、時間切れになってしまいます。
    論破祭りは、ディベートではありません。
    愛子さまが天皇になれないのは何故か?
    これを多くの人が目にするネットで可視化する事が主眼だと思います。
    可視化した事によって風が動き、政治が動く事を後押しする。
    それが自分にとっての「論破祭り」です。

    ダグドラえもん

    2023年5月16日

    私の場合は、愛子様の立太子と佳子様の女性宮家の実現は勿論の事、愛子様や両陛下だけでなく眞子様と小室さんや秋篠宮様ご一家や上皇上皇后両陛下への目に余る誹謗中傷を微力ながらも何とか無くして、ご皇室は全て大切な方々と言う事を国民の常識として定着させたり、少しでもご皇室の皆様方が穏やかに幸せにのびのびされて過ごされます様に…との願いも込めての論破祭りへの参加だったりもしますよ。

    mantokun

    2023年5月16日

    すみません、以下のコメント中の

    「女性天皇の父方も母方も皇族なのは当然」は「女性天皇が母である元正天皇の父方も皇族なのは当然」

    ですね。

    突撃一番

    2023年5月16日

    ●前者のコメに関しては、「論破になってない」というひなたさんの言わんとする所も、一部わからんでもないです。
    たしかに、

    【論点その①】
    「神武天皇以来、皇統は一貫して男系で継承されてきたのだから、その伝統を崩してはならない!」

    という男系カルトの最も根源的なドグマを、いくら論破されても念仏のように唱え続ける論客は多いです。
    バモイドYチン教です。

    ただ、ここ最近、Twitter上での議論を見ていると、そのドグマのズタボロ加減を繕いきれなくなったのか、男系カルトは

    【論点その②】
    「有史以来、皇室に一般国民男子の血が混じった先例は無い。女系を認めてしまうと、その先例を破壊してしまうからダメなんだ!」

    みたいな方向に、論点ズラシをする傾向が顕著に見られます。自分たちのドグマなのにねww
    天照さんとか元正天皇の話も、全く論破の効果ナシ、というわけでもないみたいですよ??

    私の場合は、上述の【論点その②】に対する切り返しとして、義江明子氏が『女帝の古代王権史』の中で主張しておられる、古墳時代の「群臣推挙システム」を反論材料とする事が多いです。
    そもそも記紀神話の系譜自体が後世の装飾で、血縁による世襲がまだ確立されていないのであれば、極端な話「倭の五王」とて、王族ですらないアカの他人同士という事になっちゃうので、一般国民男子が皇室に入ったくらいでは「先例破壊」にもならない、という事になりますから。

    無論、多くの公論戦士の皆さんのように、「先例踏襲主義への批判」という切り口で論破されるのも非常に効果的だと思います。

    谷田川にせよ倉山にせよ小野寺にせよ、公論戦士たちがいくら怒涛のように論破しても、どうせ聞く耳なんか持たずにはぐらかすし、自分のメンツ維持だけの為の妄言ツイートを辞める気配も無いし、都合が悪くなったらすぐこちらをブロックするし、まるで「暖簾に腕押し」のようなやり切れなさを、ひなたさんが感じてしまうのもよくわかります。

    ただ、ずっと彼等男系カルトとやり取りをしていると気づくのですが、最初は自信満々であった彼等の主張も、ネチネチと矛盾点を突かれ続ければ、明らかに自信を失ったようなツイートへと、面白いぐらいトーンダウンしていきます。
    倉山なんか特に、最初は自分の著書のタイトルに「決定版」とまで銘打ってドヤってたのに、いまや彼のツイートは「ばかかばチンドン屋! おまえのかあちゃんデ~べソ!」状態ですからねwww

    勿論、勉強し続ける事で論敵の矛盾点がより鮮明に見え、論破の質が向上する事は期待できますが、現状でもじわじわと効果は積み重ねられていると思いますよ。

    重要なのは、誤った公言を決して野放しにせぬ事。
    こちらが黙ってしまっては、相手の主張を認めたのと同じ事ですから。

    ●後者のコメントに関しては、どうやらひなたさんの側に「具体的な代案」を示す責任がありそうです。
    「皇室の弥栄」実現の為に、直系長子優先以外にどんな有効な方策があるのかを。

    物心ついた時から、在位中の上皇陛下や、今上陛下のお振る舞いを真近で学んで来られ、吉岡秀隆を「フワフワ」させるようなオーラを纏うまでに成長された愛子様と、「旧宮家」子孫との違いは、ひとえに「皇室」という聖域で育ってこられたか否か、という点に尽きるとは思います。 そういった意味では、「血統」よりも「育った家庭環境」の方が重要だという事は言えるかも知れません。
    天皇陛下が常に「誡太子の書」を肝に銘じておられる事からも、決して血統に傲ってはおられない事は間違いないでしょう。

    ただ、いくら「血統」が全てではないからといって、竹田恒泰が駄弁ってるように「一般国民の赤ちゃんを皇族の養子にせよ」などという暴挙にまで、ひなたさんは賛成してるわけじゃないんでしょ?
    「時の天皇の直系長子」という法的根拠での愛子様の即位がダメなら、どんなルールであれば危険でないのか、草案を提示する責任がひなたさんにはあると思いますよ?

    また、ふぇいさんご指摘のように、皇室典範を改正できる、日本で唯一の国家機関が「国会」である以上、皇統問題は間違いなく「政治案件」です。

    日本国憲法第4条の規定が改正されない限り、戦前の典範のように、天皇の意志で継承ルールを変更する事も事実上、不可能です。そうである以上、どんなに「議論の為の議論」だけを積み重ねても、「『皇室の弥栄』実現」という我々の任務を達成するには、現行の皇室典範の改正を国会に働きかけ、達成させる以外に道は無いではありませんか。

    勿論、皇位継承に関するルール変更は、時の天皇の意志が最優先されるのが理想なのは言うまでもありませんが、現憲法下でそれを実現するには、皇室典範が憲法の「下位法」とされている状態を改善しなければならず、必然的に「憲法改正」に手を付けるしかなくなります。

    現状、より実現可能な方策としては、皇室典範第1条から「男系男子」という縛りを取り除く方が賢明な判断だと思いますよ?

    ポジショントークにならぬよう、お互いの成長の為に、我々にも知識のアップグレードは常に常に必要な事ではあります。「愛子天皇への道」サイトが、今後もその為のサロン的な場であり続ければ素晴らしい事だとは私も思います。
    ただ、「『皇室の弥栄』を実現させる」という事は、論破祭りの「目的」という以上に、愛子様が皇室を離脱される前に、我々が絶対に達成せねばならない「任務」だという事だけは肝に銘じた上で、これからも議論しましょう。

    mantokun

    2023年5月16日

    私自身は少なくとも、男系男子固執派と学術論争をしているつもりはありません。普通の人だったら、「元明天皇という母親から元正天皇という娘に継承された例があるので、女系継承といえる。日本は決して男系継承だけを続けてきた訳ではない」と言われたら、それで納得しますよ。日本は女系も重んじられた社会だったから、元正天皇への継承が可能になったのだと。日本の場合は血族結婚が多く、まして古代までは皇族女性は基本的に皇族としか結婚できなかったのですから、女性天皇の父方も母方も皇族なのは当然です。「元正天皇が父の草壁皇子を辿れば男系」なのは当たり前であって、元明天皇から元正天皇への継承を女系継承と見ない方が恣意的だし、無理があると感じます。

    それに、女系、女性天皇で不都合はないと当事者である天皇陛下(現上皇陛下)が認められたからこそ、小泉内閣の報告書が発表されたのであって、普通の国民ならそれを受け入れます。

    令和に生きる男系男子固執派が決定的におかしいのは、彼らはもはや内親王の即位すら認めたくないあまり、

    ・たとえ近代以前に男系男子継承が優先されるルールだったことが確実でも、側室が廃止された今、もうそれを続けることは無理。
    ・男系男子継承を続けようとすれば、お妃方に非人道的な圧力をかけることになる。雅子様の痛々しいお姿を見れば、男子出産の圧力がどれだけむごいものか分かるはず。
    ・ましてや憲法違反を犯してまで国民男性から基本的人権を剥奪し、無理やり皇室に入れるなどありえない。その時点で皇統断絶だし、皇室への敬意を失わせる。

    たったこれだけのことを理解せず、医学が発達したから男子は生まれるはずだの、皇籍取得が憲法違反にならないだの、筋違いの屁理屈を強弁し続けるところです。もし皇位の安定継承が最優先の目的になっていたら、こんな度外れた馬鹿かつ不敬な発言をするわけがない。男尊女卑カルトだから、男系の定義にこだわって父方のみでたどったら神武天皇に辿り着くから正当だとか勝手なルールを金科玉条にして騒ぎ立てるんです。こんな連中の暴言が、当事者たる天皇陛下のご意向より尊重されるほうがおかしい。

    男尊女卑ルールの維持だけが目的で、そのためなら平気で内親王殿下を侮辱するような連中に付き合って、男系、女系、双系の定義は何かの論争を行ったり、血統が皇位継承の優先事項かの論争を行ったりすることには意味がないし、そんなことをしている時間の猶予もありません。

    そもそも時代時代で、皇位継承の最優先事項は変わってきているんです。ですから、過去のルールがこうだったということのみを論拠にすると、必然的にどこかで齟齬が生じます。
    論破祭りでカルト男系固執派と応戦している方々は、決して学術的な根拠のみに拠って反論されているのではありません。時代ごとに皇位継承の最優先ルールは変わってきても、当事者である皇室の方々が納得される継承がなされることが一番であり、それが日本史上最も阻害されているのが今だからこそ、怒りをもって反論されているのだと思います。

    ただ一つ確かなことは、このようにマスコミやSNSが発達し、すでに国民のほうが皇族方より、よほど豊かな生活を謳歌する自由がある現代において、天皇陛下も愛子様も、一度しかないご生涯を国民のために捧げてくださっており、そのご覚悟を示してくださっているということです。
    その先例となるお姿を30年にわたって示してくださった上皇陛下の「安定的な皇位継承」へのお望みを叶えて差し上げるためにも、日本を中東の原理主義国家並みにしようと企み、しかも意図せず(?)統一協会の手先と化した、不届きなカルト男系派の醜態と無知さを衆目のもとにさらけ出し、このままでは皇室が絶えてしまうという危機感を周知するのが論破祭りの目的であると私は思っています。

    じーま

    2023年5月15日

    僕は「論破祭り」に積極的に関わっている訳ではなく、論破されている方のツイートをいいねやリツイートが主なので「論破祭り」の目的についてどうこう語るのは難しいですが、間違いなく言えることは「愛子さまを皇太子に」を願っていないとこのようなことはできないだろうということです。SNSで色々と論破していっても、さらにおかしなことを言う者たちが出てきて、それを一つ一つ論破していくのは並大抵の精神力ではできないような気がします。気が遠くなります。
    僕の場合は変な言説にいちいち論破する気力はなかなか起きません。現状しているのは愛子天皇論の感想やサイトにコメントするくらいです。これは皇室のおかれている現状を多少なりとも変えたいという少しばかりの気持ちでやっています。自分は論破祭りをされている方に敬意を払いつつ、可能な限り協力または参戦できればと思います。そうしていくことで愛子さまが皇太子となるだけでなく、SNS上での皇族方への馬鹿げた誹謗を減らし、皇室と国民との間のよりよい信頼関係を築き、未来へ繋がるようにしようと思います。

    さんしろさん

    2023年5月15日

    一番の目的は上皇陛下が望まれた安定的な皇位継承の実現なのですが、同じくらい大きな理由として、愛子さま世代の皇族方の宙ぶらりんな状況を何とかしなければという思いが大きいです。自分がその立場ならば耐えられる自信がありません。ご自身の意思あってのことですが、将来の天皇への道を定めて、皇太子として天皇陛下と同じように留学したり、海外の王族方とももっと交流させてあげたい。
    本来は皇族方が自分たちの意志で道を決められることがベストだと考えていますが、あれだけの改革を行った上皇陛下でさえ憲法と皇室典範の縛りから直接の言及ができない、さらに僕たちの求める女性・女系天皇実現が望む答えだと分かった以上、できる限りの力を尽くすしかないという思いです。

    星空

    2023年5月15日

    私が論破祭りに参加している理由は、男系男子固執派の異常さ、常識の無さを炙り出し世界中に広げるためです。彼らが目を覚ますことは全く期待してません。国民の8割が女性女系天皇を支持している第三者の目に止まり、「皇室が本当に滅んでしまう、専門家なんかに頼ってはマズイ」と覚醒するまで続けます。

    京都のS

    2023年5月15日

     ひなた様、提言ありがとうございました。
     まず、私が考える「論破祭」についてですが、この「論破」は論争相手に負けを認めさせること、および閲覧している第三者に「勝ったのは何方か?」を知らしめることが目的だと考えます。ゆえに相手の土俵に乗って戦う必要が生じます。おそらく相手方と意見が一致することは絶対あり得ませんが、第三者に判断させることが目的だと言ってよいでしょう。一見すると皇統オタクが互いに争っているように見えるかもしれませんが、論破された側が次第に狂っていく様を見た第三者が、あっち側に居るのは「ヤバい」「恥ずかしい」と認識させることが重要だと考えます。
     そして次に皇族方の人権問題です。実質的な人権は憲法の規定により剝奪されており、従がって方法論としては憲法改正を視野に入れることになろうかと思われます。しかし、皇族方の人権問題の中で最も緊急性の高いものはマスコミ人やネット民における尊皇心の無さに起因すると思われます。であれば、「愛子様を皇太子に」を合言葉に戦う人々を見て同調したり賛同したりする徐々に人々が増えていけば、「自分たちの担いだ方(愛子様)が即位されたのだから、支持せざるを得ないよな!」となっていくのは自然ではないでしょうか。であるなら「愛子様を皇太子に」を掲げながら、どんな論点であれ反論してきた者たちをバッサバッサと切り捨てていくスタイルは有効であると考えます。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。