国会で安定的な皇位継承の議論開始へ!

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(速報でもないですが)
令和5年10月30日 衆議院予算委員会議で、日本維新の会藤田文武幹事長と岸田総理が、安定的な皇位継承について意見を交わしています。

こちらの14時16分からです。
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54725&media_type=

 日本維新の会の藤田文武でございます。
 総理、どうぞよろしくお願いします。
 今日は、経済対策、それから社会保障、これについてメインでやりたいと思いますが、冒頭、皇室、皇位継承について一問だけさせていただきたいと思います。
 二〇二一年の十二月の二十二日、有識者会議の最終報告書が出ました。そこからもうすぐ二年という形で、この二年はほとんど各党議論が進まず、政府の方も党にお任せという形で続いてきましたが、これを徹底的に批判しようかと思いましたら、週末、ニュース、報道を見まして、自民党も総裁直属の新たな組織を立ち上げる、麻生副総裁がその取り仕切りをするという報道が出まして、それについては私は歓迎したいというふうに思います。なぜならば、この二年間ほとんど進んできませんでしたから、それを総理・総裁の旗振りでしようというところについては歓迎をします。
 ちょっと時系列を確認すると、平成二十九年の六月、天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議が出て、速やかに検討して国会に報告するように政府に対して求めました。
 その後、令和三年三月から十二月の合計十三回にわたりまして有識者会議が行われ、そして十二月に有識者会議の報告書が取りまとめられた。これは、私は、非常に良質な、バランスの取れた報告書であったというふうに思います。
その後、翌、明けて令和四年一月の十八日に、その検討結果の報告が各党代表者を集められてなされました。それで宿題をいただいたわけです、各党議論してくださいねということで。私たちは、それを真摯に受け止めまして、皇室制度調査会というのを党内で立ち上げ、六回にわたって調査会を実施して党内の意見集約をし、そして、四月の十四日衆議院 そして十五日には参議院の議長に意見書を提出しました。
それ以降は各党動きがほとんどありません。週末のニュースにつながるというわけでありますが、もうすぐ二年でありますから、この間、ほとんど動きのないまま議論さえ進まなかったという状況について、総理、どう考えておられるかということと、それから、各党任せではなくて、何か、例えば超党派で議論できる枠組みは構築すべきだと私も思いますし、又は政府として何らかアクションする、そういう必要性があるのではないかというふうにも思いますが、総理の御見解を聞きたいと思います。

岸田内閣総理大臣
天皇の退位に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議で示された課題について、委員の方から今御紹介がありましたように、政府としては、令和三年十二月に取りまとめられた有識者会議の報告書を尊重するとともに、昨年月、私から衆参両院議長に報告を行ったところです。
 当然、国会において議論が進むことを期待したわけですが、御指摘のように、その後、議論が進んでこなかった。それに対して、自民党としても、このテーマは喫緊の重要な課題であるということから議論に貢献をすることを形として示すためにも、党内に総裁直属のこうした会議体を設けたということであります。
 是非、各党とも、この議論の、喫緊の課題であるという強い認識を持って議論に参加していただきたいと思いますし、自民党も貢献をしていきたいと強く思っております。

○藤田委員 ありがとうございます。
 今日は総理大臣としての答弁でありますから、総裁としての詳細はなかなかおっしゃりにくいところがあるかと思いますが、是非、総理・総裁の覚悟でどれだけ進むか決まると思いますので、お願いしたいと思います。

この2年間動かなかった、安定的な皇位継承の議論が動き出そうとしています!

維新の会の案は安定的な皇位継承になるのか?と、とても気になります

愛子さまを皇太子に が、「周回遅れ」と言っていた県議もいます。

が、国会で議論が始まらないことには前に進みません。

議論を始めようとしている両党に意見を送ります。
私たちの目的は、安定的な皇位継承。
速やかに議論を開始してください!

自民党意見投稿フォームhttps://ssl.jimin.jp/m/contacts

日本維新の会政策目安箱(ご意見 ご要望)https://o-ishin.jp/contact/

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

1 件のコメント

    ゴロン

    2023年11月1日

    とりいそぎ日本維新の会に投稿してみました。
    ・・・
    安定的な皇位継承についての国会議論について

    10月30日 衆議院予算委員会議で、藤田文武幹事長が岸田首相に、安定的な皇位継承について質問したこと、大変嬉しく思います。国会での議論を開始しようとする気概を感じました。ありがとうございます。
    ただ、令和3年の有識者会議の報告書が「非常に良質な、バランスの取れた報告書であったというふうに思う」という、幹事長の意見には賛同しかねます。
    令和3年の有識者会議の報告書における3案については、①女性皇族が結婚後も皇族に残る案は、配偶者と子が一般国民のままであるというあり得ない家庭ができるという問題があり、②旧宮家の男系男子の子孫を養子縁組する案は、憲法14条の門地による差別に当たり憲法違反になるという問題があり、③旧宮家の男系男子の子孫を「法律により直接」皇籍取得させる案は国民に受け入れられるはずがなく論外であると思います。この報告書に基づいて議論が進めば、これらの問題が明らかになるはずです。
    先日、Yahooニュースで、「園部逸夫・元最高裁判事「女性、女系天皇を認めるべき」 皇室典範改正、進まぬ議論に提言」という記事が掲載されていました。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/acaddbc405c7c1bb7e6cd80f461fe388fcae4bf1
    まだ読まれていない議員は、是非とも精読して頂きたいと思います。安定的な皇位継承の議論への最高の提言だと思います。
    (1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、(2)皇位継承順位は直系を優先する、(3)兄弟姉妹では長子を優先する、という2005年の報告書の結論が答えです。本来であれば、この時皇室典範は改正されるべきだったのです。この提言は、常識的な日本人であれば、するすると頭に入ってくる話だと確信しています。
    日本維新の会の意見案は既に作成されていると伺っていますが、是非とも再考をお願いします。
    自由が制限された皇室の方々ができる限り安寧に過ごすことができ、多くの国民に受け入れられるような制度にして頂きたいと思います。

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