【続報:産経新聞の「男系」主張を弱めた記事に対する反応】(京都のSさん、ukiさん、ゴロンさん)

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10/28の産経新聞朝刊の産経抄をめぐって、“心ある国民”から多くの批判報告が寄せられました。新聞は読者の反応をやはりみているのか(少しは気にしているのか?)、昨日(10/31)は産経の主張が多少トーンダウンされた記事が、電子版に出てきました。

で、その記事に対して意見・コメントを送られたという報告が当サイトに寄せられましたので、報告していきます。


10月30日の「首相、皇位継承策『喫緊の重要な課題』 議論にアクセル」という記事を拝読しましたが、本記事は何度か通読しても分かりにくい内容でした。そもそも「天皇の退位に向けた皇室典範特例法」の付帯決議は「安定的な皇位継承」を目的としていましたが、本記事では令和3年の有識者会議報告書の目的(①旧宮家系国民男子に皇籍を取得させる案、②皇族女子の結婚後も皇族扱いを続ける案)を達するために「立法府の総意」を取りまとめるという方向に歪曲されており、その議論が細田博之議長のセクハラや旧統一教会問題によって暗礁に乗り上げた件を記事中に不用意に挿入したため、記事の事実関係が非常に解りにくくなっていました。つまり、貴社や貴紙の読者が意図した方向に物事が進まなかったから、読者を失望させないために分かりにくく伝えて誤魔化したのでは?という疑惑が生じたのです。
 改めて確認しますが、令和版有識者会議の二案については、①は伏見宮系血族に限った皇室入りを進めるという憲法14条違反のプランであり、②は皇族女子と一般国民とが同居するという不自然な家族形態を強要するプランであり、双方とも皇位継承の安定化には寄与しません。詳しく言えば、①では違憲の天皇が誕生しかねないが故に国民の総意が担保されず、②では生まれた御子様に皇位継承権が認められないが故に皇位継承資格者が悠仁様だけになる現状は一向に改まりません。つまり、令和版の有識者会議を支持する御仁らは、統一協会と同様に皇室を滅ぼしたい人々だと看做さざるを得ません。
 そろそろ決断してください。皇室の弥栄を願うナショナリストメディアに生まれ変わるのか?それとも、統一協会機関紙に成り下がるのか?をです。賢明な判断を期待しております。             
京都市在住の一読者○○
(京都のSさん)
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記事の内容がわかりにくくなっているのは、貴社と貴紙の読者の意図とは異なる報告に進んだため、誤魔化そうとしているのでは?」なかなか、辛辣です。自分などは、今回の記事は「男系継承が本来の道」などのようなキーワードが消えたのでまだマシかと思いましたが、やはりよくわかっている読者を誤魔化すことは、できませんね(;^_^A。で、そうなのです。この問題は、着地点などないので、是非産経新聞も”心ある国民”が求めていることに、舵をきりましょう(基礎医学研究者)


京都市のukiと申します。
昨日配信の『首相、皇位継承策「喫緊の重要な課題」 議論にアクセル』
の記事を拝読しました。
岸田首相がどう皇位継承策を展開しようとしているか、比較的ニュートラルな視点で、状況が読者に分かりやすく書かれていると思いました。

この問題を語る上で欠かせないのは、そもそも日本の天皇制を破壊しようとしていたことを文鮮明が公言していた、「旧統一協会」だと考えています。
総裁直属機関を設立し、麻生副総裁の下で議論を行う、ということもどこかで読みましたが、彼も萩生田氏同様に、元々は旧統一協会との関連が疑われていた、と記憶しています。旧統一協会は、儒教の男尊女卑の側面が染みついた思想を元に、皇室の男系継承を主張していた、あるいは、すでに側室なき皇室では男系継承を継続すれば、いずれ高騰が断絶することは明らかでそれを狙っていたはずです(※「男系男子の皇族復帰案」は、一般国民からすれば「誰それ?」になるのは必然で、「国民の象徴として」論外です)。(産経新聞さまは)「内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持できる案」などと言わず、ぜひ「愛子さまも天皇になれる案」もありえることを、どこかの誰かに忖度せずに、きちんと書いていただければと存じます。

いずれにしても、本当に日本、さらに国民を考えた皇位継承策を、自民党政治家は考えることができていたのでしょうか?それは本当に「保守」ですか?それとも「国賊」でしょうか?

毎日新聞社様は政治家と旧統一協会との関係の問題にも深く切り込み、一歩リードしていると思いますが、貴社はいかがでしょうか?深堀りして、いち早く本物の「保守」の思想を体現する紙面をつくっていただきたいと願っております。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
(ukiさん)
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さきほどの京都のSさんと較べると、ukiさんの方が今回の記事にたいしては、まだ好意的な見方をしていますが、それでも「旧統一協会(この団体は宗教活動をしているとは到底いれないので、このように表記します)」と天皇制破壊の関連を警戒した意見を展開しております(というのは、総裁直属機関の主要メンバーがこの団体との関係を指摘されているため)。そして、他紙との比較により新聞の論調のおかしさを指摘するというのは、なかなか耳の痛いアプローチです。せっかく、今回の記事には「男系男子」というキーワードを入れなかったわけですから、もう一歩踏み込んで、「愛子さまも天皇になれる案」という記述を、自分も切望します(基礎医学研究者)。


産経新聞社様
 標記の記事、岸田首相が自民党内に総裁直轄の新組織の設置を正式に決定したことを受け、これまでの経緯をまとめて頂き、ありがとうございます。
 なにより貴社の男系継承に固執した意見を付さなかったことが良かったと思います。
先日、Yahooニュースで、「園部逸夫・元最高裁判事「女性、女系天皇を認めるべき」 皇室典範改正、進まぬ議論に提言」という記事が掲載されていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/acaddbc405c7c1bb7e6cd80f461fe388fcae4bf1

既に読まれていると思いますが、まだ読まれていないのであれば、是非とも一読して頂きたいと思います。安定的な皇位継承の議論への最高の提言だと思います。
1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、(2)皇位継承順位は直系を優先する、(3)兄弟姉妹では長子を優先する、という2005年の報告書の結論が答えです。本来であれば、この時皇室典範は改正されるべきだったのです。
何を守りたいかさっぱり理解できない自称ホシュの「正論」メンバー等が、愚にもつかない意見を大声で叫ぶでしょう。しかし、そんな者達のために17年も遅れてしまったのです。
もう時間稼ぎは許されません。
 貴社も、新聞社として生き残りたいのであれば、真剣に「安定的な皇位継承」について考えて記事を掲載して頂きたいと思います。
(ゴロンさん)
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今回は、あのゴロンさん流”怒り”のコメントが、クールダウンされているのが、自分的には一歩前進のような気がします(この評価には、多少ボケが入っていることをお許しください<(_ _)>)。しかし、最後の一文については、産経新聞さんも心して見られた方が良いと思います。そして、読者はそのことをしっかり見ておりますよ!(基礎医学研究者)

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