【所信表明演説後、国会の動きに対する反応】(よっしーさん、ゴロンさん、れいにゃんさん)

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10/23。岸田首相が、所信表明演説において、「皇位の安定継承に向けて国会で議論する」と宣言したのち、周辺ではいろいろな動きがありました。

それに対して、私たち“心ある国民の後押し“は続いていますので、さらに紹介していきます(その3)。


【首相官邸】
岸田首相が安定的な皇位継承へ向けて自民党内に総裁直属の新しい組織を設置された事は、
このままでは日本から天皇皇室が無くなってしまうのでは?と憂いていた1人として、期待が高まりました。

しかし、以下のような記事を読み、愕然としました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA26ASN0W3A021C2000000/

上記の記事によると岸田首相は、

「私は2021年の総裁選で、旧宮家の男系男子が皇籍に復帰する案も含め、女系天皇以外の方法を検討すべきだと主張した。約束をほごにすることはない」

と発言されていますね。
これは、安定的な皇位継承とは程遠いご意見です。
本当に岸田首相はこのようなお考えなのでしょうか?

今の皇位継承問題の原因は、
側室なしで男系男子限定継承を続けているために起こっていることです。
女性1人が必ず男子を産むことはできず、例え皇族とはいえ女性に男子を産めと強要することは大変な人権侵害であり、今の時代に許される事ではありません。
かと言って側室を復活させるのは無理な話です。

男系継承が日本の伝統と思っていらっしゃるのかもしれませんが、最新の学術研究では、古代より日本は男系女系含む双系継承であり、直系長子「優先」で皇位を継いでいた事がわかっています。
男系男子限定ルールは明治時代に作られたもので、日本の伝統ではなかったことも明らかになっていることはご存知でしょうか。

古代、日本には八人十代の女性天皇がおられ、中には母から娘へ皇位の女系継承(元明→元正)された例もあります。
男系派はこれを草壁皇子が父だから男系継承と強弁しますが、草壁皇子は天皇ではないので、「皇位の」男系継承とはいえません。

旧宮家子孫を皇籍取得させる案は、彼らはすでに一般国民であり、憲法で禁じる門地による差別にあたるので、実行は不可能です。
たとえ実行を強行したとしても、皇籍取得した宮家に必ず男子が産まれるとは限らず、
皇籍取得を希望する旧宮家子孫がいる保証はないのです。
こんな不確かなやり方で、いませんでした!では済まされないのは、よくお分かりかと存じますし、無理矢理皇族になってもらうよう強制連行する事は人倫に反する行為でしょう。

残る安定的な皇位継承の解決策は一つしかありません。
すなわち、天皇陛下のお子様なら男女男系女系問わずに次期天皇(皇太子)となっていただくこと。
これしか道はないのですから、安定的な皇位継承のためにどうしたら良いか?この一点のみで判断してほしいと思います。

日本に天皇皇室が続くかどうか?
日本史上最大の危機であることを御自覚いただき、
時の政権として日本の未来のためのご判断を切に願います。
(よっしーさん)
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メチャ、真摯な意見ですよね(^_^)。自分が岸田首相でしたら、この意見は聞きますね。よっしーさんが引用されたものは、この間の動きにに「ダンケー」側がかなり動揺して、わざわざ2021年時の発言を確認するように聞いて、「そんなことはないですよね!」みたいな感じで談話をとったもの。岸田首相の方を持ちますと、これは「所信表明演説」の前のインタビューですし、インタビューワーが櫻井よしこですよね(あえて書きますが、落ち着てモノをいえる環境とはとてもいえない(;^_^A)。だから、言い方はもう少しあったのかもしれませんが、前言を翻した思い切ったことは、まずいえなかったでしょうね。で、重要なのは、やはり「国会での議論」。検討しているわけですから、議論の間に考えが変わることは、決して「変節」ではありません。ポイントは、あくまでも「皇位の安定継承」。自分も、そのように思った次第です(基礎医学研究者)。


【立憲民主党】
安定的な皇位継承についての国会議論の件

10月27日に行われた泉健太代表の記者会見、極めて残念な気持ちになりました。この期に及んで、何が、「自民党の側が答えや動きを出してこなければそもそもテーブルもつくれない」ですか。上皇様の生前退位の際は旧民進党が率先して議論していたのではなかったでしょうか。何故、泉氏が代表なのか不明ですが、野田議員、馬淵議員は、何をしているのですか。泉氏は、男系継承固執派になっているようですが、それで党内の意見が纏まると思いますか?纏まらないと思っているから、党内議論を避けているのでしょう。
先日、Yahooニュースで、「園部逸夫・元最高裁判事「女性、女系天皇を認めるべき」 皇室典範改正、進まぬ議論に提言」という記事が掲載されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/acaddbc405c7c1bb7e6cd80f461fe388fcae4bf1

まだ読まれていない議員は、是非とも精読して頂きたいと思います。安定的な皇位継承の議論への最高の提言だと思います。
1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、(2)皇位継承順位は直系を優先する、(3)兄弟姉妹では長子を優先する、という2005年の報告書の結論が答えです。本来であれば、この時皇室典範は改正されるべきだったのです。この提言は、常識的な日本人であれば、するすると頭に入ってくる話だと確信しています。
岸田首相も現実的に考えて、この提言に乗るかもしれません。少なくとも立憲民主党は、この提言の元で纏まって、国会での議論を率先するべきです。
 日本維新の会の意見は酷いものと思いますが、衆議院予算委員会議で岸田首相と意見を交わすなど、この問題について議論する気概は感じました。本来であれば、立憲民主党がすべきことだと思います。野田議員、馬淵議員らの活躍を信じています。
(ゴロンさん)
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ゴロンさん流、やや”怒り”のコメントでしたね。立憲民主党も泉党首がインタビューで発言しているので、コメントを送るのは有効ですね。しかし、ゴロンさんも書いているように、立憲民主党は自民党に比べると、後退していますよね。なので、野田議員や馬淵議員にエールを送って(泉党首は、「ダンケー」なのでダメだけど)、国会議員としの、「尊皇議員」としのプライドを促すのは、建設的だと思いますよ(彼らにとっても、「そのような声があるのだから」という後押しになりますからね)。本当に、立憲民主党には、もう少しがんばってもらいたいものです(基礎医学研究者)


【立憲民主党】

立憲民主党のHPに意見投稿しました。
【タイトル】10月27日に行われた立憲民主党泉健太代表の記者会見について
【本文】表題の件について意見投稿致します。
私は先だっての徳島高知補選で、選考理由に女性天皇賛成の可否で投票をしました。今国会で、皇位継承問題は必ず取り上げられると確信があった為です。

泉代表が記者会見で、未だに皇位継承については、『静かな環境で』と答えられた事に驚きます。いい加減にしてください。もう令和5年ですよ。未だに『静かな環境』というのは現状維持、つまり皇室の危機を『先延ばしにしろ、何なら放っておけ』ということです。皇太子不在の異常事態を放置して、よく平気でいられますね。
言葉が過ぎてしまう事、どうかお許しください。それほど、国民にとって不安材料なのです。
自民党案がまとまるまで待って対応では遅いのです。
この問題を与野党が対決・対立をすることなく議論するには、着地点を間違えなければいいのではないでしょうか?着地点は『安定的な皇位継承』です。
それは側室制度もないのに男系男子限定では成し遂げられません。。
旧宮家復帰案は、憲法違反、該当者なし、今後探すつもりもない、の三重苦です。
皇位継承に性別による差を設けず、今いる皇族方に一人でも多く残っていただくしかありません。
上皇陛下生前退位の際には、旧民進党が率先して議論をリードしていたと記憶しています。
どうか、今回もその心意気で、活発に議論を行って下さいますよう、よろしくお願いいたします。
(れいにゃんさん)
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”怒りのコメント”はゴロンさんの専売特許ですが(笑)、れいにゃんさんのこの立憲民主党へのコメントも、やや怒りのコメントですよね。「静謐な環境で・・・」このいい方が、議論を先延ばしにする、腰の引けた言い方だということにまだ気づかないのか~!と、つい吠えたくなりますよね(民進党の時は、むしろ議論をけん引していっただろう、というプライドをくすぐる発言も)。そして、重要な一言を書かれました。「皇太子不在 5年」。令和の暦が進むたびに、皇太子不在の時期伸びる、という異常事態を国会議員の方々は、座視してもよいのでしょうか?この問題に、妥協点は存在しません。あるのは、「皇位の安定継承」のみだと、思います(たぶん、これは立憲民主党の尊皇議員には、後押しになっているはず、と自分は思います)(基礎医学研究者)。

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