“毎日新聞「考・皇室 深まる危機」”に対する反応(ゴロンさん)

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昨日、当サイトで、毎日新聞朝刊の特集ページについて、紹介しました。

毎日新聞は、額賀議長の各党への意見集約もしっかり報じましたし、非常によいタイミングで、この特集記事は発信されました。それに応えるべく、毎日新聞に意見・コメントを送りました!という報告は続いておりますので、以下紹介していきます。


【ゴロンさん】
考・皇室 「深まる危機 進む高齢化・・」の記事の件
 皇室の危機的状況、及び皇位継承をめぐる議論の経緯、現状について、記事にして頂きありがとうございます。特に、2005年の有識者会議の「男女を問わず、長子優先にすべきだ」という結論を示し、メンバーの方の「皇位継承の安定を考えれば、いま議論しても同じ結論になるはずだ。この報告書を基に国会で議論して欲しい」という意見を掲載したこと、それに対し、令和の有識者会議が、「皇位継承の議論は「機が熟していない」と先送りした」という、無責任なものであったことを明記したことは、二つの優位識者会議の存在とその価値を示すために非常に有効だったと思います。
 先日、皇位継承について額賀福志郎衆院議長が、来年の通常国会で、各党の議論の場を設置したいとの意向を示したという報道がありました。「安定的な皇位継承」の問題は、この国の根幹を維持するため、待ったなしの極めて重要な問題ですので、政権がどうなろうと、これ以上議論を停滞させないという額賀議長の意志を感じて、大変喜ばしいニュースでした。
 ただ、自民党は、令和の有識者会議の提案で押し通そうとしているようですし、維新、国民民主党も同調している感じです。立憲民主党も党内をまとめられていないようで、明確な対案を出そうとしていないので、国会議員は現在の自分達のことしか考えておらず、この国や皇室の未来のことを一切考えていないのかと憤りを感じます。
 国民の8割以上が、女性天皇で問題ないと考えているのは、何もしなくても、なんとなく、この2005年の結論である「男女を問わず、長子優先にする」ようになり、愛子さまが次の天皇になると考えているからなのかもしれません。したがって、現状のままでは、国民が望んでも「愛子天皇」は実現されないことに、多くの国民が気づき、声を上げて国会議員を動かしていかなければならないと思います。
 先日、西村宮内庁長官が記者会見で「現時点の皇室全体を見渡すと、安定的な皇位継承という観点からは課題がある。」という認識を示しました。本記事では、宮内庁は「静観」とされ、西村長官も「口をはさむ立場ではない」と抑えていましたが、長官の発言は、「皇族数の確保」だけでなく「安定的な皇位継承」の観点で取り組んで欲しいという天皇陛下のご意志を踏まえたものと考えられます。長官は「要望があれば説明に伺う」と述べられていたので、来年の通常国会の議論の場には是非とも説明を要望すべきと思います。
 次回からは関係者のインタビューで、解決のための議論の進め方を探るとのことで、楽しみにしています。今後とも、皇位継承の問題について国会での動きなどの記事を掲載し、国民の望みを後押しして頂きたいと思います。
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建設的な意見・コメントかと、思います。自分も感じたのですが、この記事は全体としてよい記事なのですが、「宮内庁」の静観という部分については少し捉え方が違うのでは?と思っていたもので、ゴロンさんに同様の指摘をしてもらえたのは、ありがたかった(^_^)。それから、自分特によかったと思うのは、「なんとなく・・・愛子さまが次の天皇になると考えているからなのかもしれません」という部分。そして、この感覚ではいくら国民が望んでも、愛子さまは皇太子になれない!ということをはっきり指摘したのは、毎日新聞さんの今後の論調の切り口にヒントを与えたのではないでしょうか?できれば、是非大規模アンケートを実施してほしいのですが!(基礎医学研究者)。

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