vol234暗山校閲(その②)

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ふぇいでございます。

佐々木さんの暗山校閲続きます。
※引用は、週刊SPA!2024年SPA!7月2日号 倉山満の言論ストロングスタイルvol.234 P46~P47より行っています。

2.【問題は、配偶者が民間人の男性の場合、皇族の身分を与えよだ。
  そんな先例に無いことをできる訳がない。国体の破壊だ。】
 日本の国体は上皇さまが退位前に述べられた、
 皇室と国民が共に相たずさえて歩んでいく事です。
 
 女性皇族の夫が皇族になったら、国体はどう破壊されるんでしょうか。
 
 暗い山はそれについて具体的に言及していません。
 ただ「国体の破壊」と書けば、読者はビビるとでも考えているように思います。

佐々木さんの校閲

3.【どうしても女性宮家の当主が「一般人の男性と結婚したい」(中略)「准皇族」しかないとの結論】
 そもそも、女性男性に限らず、皇族のご結婚相手は一般人しかいません。
 暗い山の言う准皇族は皇族と変わりなく、むしろ新しい身分の創設に繋がるので、
 憲法14条に違反する可能性があります。

 そんな暗い山は自身のブログで「准皇族は憲法14条第3項を適用すれば問題ない」と、
 准皇族は勲章扱いにしろとトンチンカンな事を綴っています。
 参考:今日から使えるアーカイブの知識(倉山塾メルマガより)
 
 素直に女性皇族の夫は皇族にするのが筋なのに、准皇族なんて身分を作ろうとするのは、
 かつて美智子さまを「粉屋の娘」と罵倒してご結婚に反対した保守派と同じく、
 「旧宮家系男子以外の一般男性との結婚は許さない」
 「そんなに一般男性と結婚したいなら、夫は皇族扱いしない」と、
 身分差別と血統差別が無意識に働いているからと思います。

佐々木さんの校閲

4.【この提言を、各政党会派のヒアリングで、(後略)】
 まさか、准皇族を言い出す政党が現れるとは思いもしませんでした。
 誰よりも憲法に精通していなければならない政治家が、
 憲法違反になるかもしれない新しい身分創設を口にするなんて。
 前代未聞です。
 むしろ、国民民主党の発言が与野党協議の毎週開催撤回の引き金になった可能性があります。

佐々木さんの校閲

5.【マスコミは皇室を玩具にしようと(後略)】
 皇室を玩具にしてるのは暗い山ら男系固執派です。
 生前退位のお言葉で上皇さまから「安定した皇位継承実現」を求められたにも関わらず、
 実現不可能な事ばかり口にして動こうともしませず、
 悠仁さまの代に押し付けようとしています。
 どの口が言うのかと、心底呆れます。
 「お前が言うな!」

佐々木さんの校閲

暗い山の人は、高森先生の記事を読んだのでしょうか。
恥ずかしくないのでしょうか。

憲法は守らない、安定的な皇位継承にならない、皇室の願いを踏みにじる、差別大好き、大事なのは自分のちっぽけなメンツ
この駄文は何のために書いているのか。佐々木さんの言う通り、心底呆れます。

「お前が言うな!」

続きます(次回最終回)

1 件のコメント

    SSKA

    2024年6月29日

    2と特に3、
    >どうしても女性宮家の当主が「一般人の男性と結婚したい」と仰られたら

    女性の希望だけは家庭や皇室や社会にどれほど矛盾や不都合が出ようが絶対認めないとする単なる自己満足と女性差別の本音が現れていて、男性排除と必死に繕うのは批判を避けるための詭弁と分かります。
    国民の意思は皇室に末永く安泰に続いて欲しい→皇室個人も幸福であって欲しい→個人の為に皇室の家族は日頃から平穏であって欲しいと繋がるので、旧宮家なんぞに頼らずに現在おられる方々の境遇を国会議員は現実逃避せず、まともに考えてどうにかしろと真っ当な人間感情が発せられたものです。
    女性を含む皇族方を近代的な個人と認めるか否かの問題で、国民の多くは立場は違えど自分達同様に生れつき備わっていると尊重していますが、一方の自称保守、男系派は永久に認めたくないと個人の概念に対し未熟な理解のまま束縛を絶対とする化石同然の封建社会の価値観を振り回すから共同通信の調査で男系限定は否定される結果が出たのであって、様々なメディアで国民を小馬鹿にしながら喧伝する様に人より進んでいるのではなく実際は退化し落ちぶれ果てた惨めな存在である事をこの期に及んで認めたくない心情が最近の断末魔の喘ぎに現れているのでしょう。
    君と臣の関係を築くのも人間個人同士を相手にするものであって、血統書付きのペットじゃあるまいし遺伝子から信頼が生まれないのを理解しろと言う事です。

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