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2024年7月5日 14:00~ (東京報道 広田まさの)
インスタグラムでほほえむ天皇ご一家 情報発信に力入れる宮内庁 皇族数確保、理解深める狙いも<デジタル発>
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1033104/
大好評の宮内庁インスタグラムの紹介から始まり、秋篠宮さまのお言葉を借りて、情報発信の重要性を強調しています。
「報道室」(報道機関の取材対応に特化・9人体制)
「広報室」(それ以外の広報業務・10人所属)
宮内庁の新体制を改めて紹介した上で、思いを紹介。
「天皇陛下や皇族の人柄や気持ちを国民に伝え、寄り添えるように」
そして、記事は、与野党全体協議の結論が事実上棚上げになったことに言及。有識者会議報告書のポイントと主要政党の主張を表にして掲載しています。皇室の構成図も、そして、多忙な「佳子さまのある一週間のスケジュール」表も。
最後の段落に続きます。
宮内庁は「制度について申し上げる立場にない」とした上で、「皇室は国民と常に苦楽をともにし、国民の幸せを祈るという存在。皇族が減ることで活動が制約を受けるのは良くない」との認識を示し、国会の議論の行方を注視している。
そうした中で、宮内庁自身が皇室の活動を積極的に発信することについては、国民が制度の問題点や皇室の将来などについて考えるきっかけになるといった見方もある。
素晴らしい!
政府ではなく、宮内庁視点からの「皇族数の確保」への考えを記事にする北海道新聞に、エールを送りましょう!(*へ)
(本文に直接の言及はなかったのですが、これは)令和5年11月22日の定例記者会見における、西村泰彦宮内庁長官の発言を指しているようです(当サイトでは、このように紹介しました)。
さらに、6月19日の英国訪問前の記者会見において、なんと!天皇陛下御自身も、ギリギリの言葉選びでそのことに、言及されています。
改めまして、「皇室」側の意図をくみ取った北海道新聞、社会の公器としていい仕事しています\(^▽^)/!
最後は名古屋大大学院の河西秀哉准教授の言葉で締めくくられています。
「議論に国民の意向を反映するためにも、皇族の公務のあり方や皇室の現状について国民に関心を持ってもらうことが重要で、宮内庁の積極的な発信が必要」と指摘。「インスタグラムで天皇ご一家の公式行事に限らず、静養の様子など硬軟をまぜて伝えているのは興味深いが、秋篠宮家など他の皇族についても、別アカウントを開設してでも発信した方がより効果的だ」
続報を期待します。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー れいにゃん
*北海道新聞へのご意見・お問合せ
https://www.hokkaido-np.co.jp/form/12/
3 件のコメント
ゴロン
2024年7月12日
お礼の意見投稿をしました。北海道新聞は継続して良い記事を発信してくれて嬉しいです。
・・・
皇位継承問題に関する記事の掲載、ありがとうございます。宮内庁のインスタグラムの話題から、皇位継承問題の国会の状況に触れ、積極的な発信により皇室への現状への理解を深め、国民が皇室の将来を考える切っ掛けになればという宮内庁の期待がよく伝わりました。宮内庁広報室の体制も解り、興味深かったです。
インスタグラムは、私もフォローしておりますが、確かに天皇皇后両陛下と愛子さまの家族の光景は微笑ましく、皇室を身近に感じます。
それでも、記事で述べられている通り、発信されている皇室の方々のご公務等の活動はごく一部のようで、宮内庁の広報室にはさらなる情報発信に努めて頂きたいと思います。
皇位継承問題の国会議論が停滞しているのは、表にして頂いた、令和の有識者会議の報告書の非常識な案をベースにしているからなのは明らかです。これらの案を支持する議員は、皇室や国民のことを全く考えていない者です。次期選挙では皇位継承問題について態度を明らかにさせて、国民の審判を仰がせるべきでしょう。国民の意向を反映させた議論を行うには、これらの案は破棄する以外に話が進まないと思います。その上で、2005年の有識者会議案に立ち返り、「(1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、(2)皇位継承順位は直系を優先する、(3)兄弟姉妹では長子を優先する」という方策で、「国民の総意」である「女性・女系天皇」に向けた議論を望みます。
今回、宮内庁の目線で記事にして頂いたので、無責任な国会議員より、宮内庁方々の危機感が高いのだと感じます。
昨年11月の宮内庁の西村長官が記者会見で示した「現時点の皇室全体を見渡すと、安定的な皇位継承という観点からは課題がある。皇族数の減少は皇室の活動との関連で課題がある」という認識は、天皇陛下のお考えを踏まえたものだと思います。本来、これを忖度するのが政府の仕事だと思うのですが、現状の政府は手の施しようがありません。安定的な皇位継承策を進めるためだけにでも政権交代があっても良いと思います。
皇室典範1条等が改正され、愛子さまが皇太子になられれば、様々な理由で閉塞感がある日本に爆発的な光が灯ることでしょう。
北海道新聞社様には、今後とも国民が関心を持ち付けるため、皇位継承問題の報道をお願い致します。
れいにゃん
2024年7月12日
因みに、このような感想を送りました。
こちらの記事を全文読みまして、感動致しました。これまでも、所謂「皇族数確保」の政府発表等をマメに記事にしてくださってありがとうございます。
何と言っても今回の記事は、「皇族数確保」を宮内庁はどのように発信しているのかを強調したところです。政府の有識者会議報告書にある、伝統と現実を無視した理由や「悠仁さままでゆるがせにしない」という、未成年の皇族を矢面に立たせるスローガンも、暗礁に乗り上げるのは当然です。どうか今後は、このような宮内庁からの角度で「皇族数の確保」ではなく「安定的な皇位継承」その結論としての「愛子さま立太子」について、続報を期待しています。
突撃一番
2024年7月12日
道新GJ!
記者と会う機会があったら、褒めておこう。