「選択的夫婦別姓」を巡り、自民党が党議拘束を見送る調整に入ったことを毎日新聞が報じています。
自民、夫婦別姓「反対」の党議拘束は見送り調整 党内の意見集約困難【毎日新聞】
党議拘束の行方は野党3法案の成否に密接に関わり得る。衆院法務委の委員長を除く委員は34人。自民14▽立憲10▽維新3▽国民民主・公明党各2▽共産党・参政党・日本保守党各1――で、いずれの党派も単独では過半数に届かないが、自民内の推進派が賛成にまわれば可決の可能性が出てくるためだ。委員会可決後、衆院本会議で記名採決となれば、推進派と慎重派の「あぶり出し」(党幹部)となり、夏の参院選に悪影響を与えかねないとの見方も党内にはある。
内心、信条に関わり、明治に作られた法律によって生じているという共通項のある「選択的夫婦別姓」と「安定的皇位継承」を巡る課題。
「安定的皇位継承」については、男系固執派を利する令和の有識者会議の報告に沿った取りまとめは見送られるとの報道があります。
「選択的夫婦別姓」については、立憲民主党の野田代表は、関連法案の審議が見込まれる衆院法務委員会の委員長ポストに、(2021年に幹事長として「有識者会議の報告書について」疑義を呈するコメントを出していた)西村ちなみ議員を就けて「今国会で俎上に載せ、成立する可能性がある」と述べていました。
推進派と慎重派の「あぶり出し」が夏の参院選に悪影響を与えかねないとは、男系固執派とも重なっていると考えられる慎重派の男尊女卑ぶりが露わになっては困るというわけですね。
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「選択的夫婦別姓」について自民党が党議拘束を外す先例が出来れば、「安定的皇位継承」についても倣う可能性が高まることでしょう。審議の行方に注目ですが、いずれにせよ、男尊女卑の議員に明日はありません。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
1 件のコメント
fei
2025年6月5日
未だ先送りされる皇位の安定継承。
皇室の皆さまに申し訳ないですが、
流れは確実にこちらに来ていると感じられます。
男尊女卑議員が露わになるのを党が躊躇しても、
こちらから突き上げていきましょう。
#愛子様を皇太子に 待ったなしです!