高市早苗には100ヶ条ほどの折檻状が必要

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 戦国の覇者・織田信長は、最古参の重臣・佐久間信盛「折檻状」(全19ヶ条)を突き付け、恐怖した信盛・信栄父子が高野山へ逃亡するという事件(1580)があります。「折檻状」の趣旨は以下です。

 明智光秀は丹波攻略を果たし、羽柴秀吉は中国攻めの働きが目覚ましく、柴田勝家も越前と加賀を平定したが、信盛は大坂本願寺攻略の責任者でありながら何の成果も挙げていない。家臣や与力を大事にせず武備を怠り貯蓄に励んでいる。朝倉征伐(金ヶ崎の撤退戦)の時に要らん自己弁護をした。三方ヶ原(徳川家康VS武田信玄)の援軍に遣わした時は自分だけ無傷で帰ってきた。もう討死するか高野山の坊主になるか選べ。

 これほど辛辣で陰湿で執拗な手紙は類を見ません。織田信長という人物は激怒しても翌日には忘れるカラッとした人物と思われがちですが、こういう陰湿さこそが彼の本質だと思われます。この性質を完コピしたのが羽柴秀吉です。小田原攻めの時に指示通りに動かなかった大名をネチネチ叱責する手紙が残っています。

 さて、また信長は新参者でも実力があれば重用するという評価も実は疑わしく、それは松永久秀荒木村重の例から判ります。松永久秀の謀叛(1577)は15代将軍・足利義昭による信長包囲網(大坂本願寺・毛利・朝倉・浅井・延暦寺・武田・上杉…)に呼応したとされ、時期も信長の上杉征伐に合致していますが、真の動機は信長が大和国主に筒井順慶を据えたことです。養女の織田秀子(明智光秀の娘)を筒井定次(順慶の養子)に嫁がせたために一門衆として重用(縁故主義)したわけです。また荒木村重は新参者ながら摂津一国を任されていましたが、自領内の本願寺攻略が佐久間信盛(古参)に命じられたために面目を失いました。意外に守旧派で、意外に縁故主義で、圧倒的に猜疑心が強く、圧倒的にネチネチした御山の大将が信長という男だと思われます。ちなみに本能寺の変(1582)は公的な意義を持つ誅殺だったと筆者は考えています。

 ところで戦後日本の男系固執派と呼ばれる政治屋や言論人の一群は、保守する方向を徹底的に間違えた頑迷な守旧派で、酷い御仲間主義で、男尊女卑的な世間にトコトン弱く、有り得ないほどネチネチ皇族方を辱める人々です。彼らの希望の星だった故安倍晋三氏の劣化コピーとしての高市早苗には全100ヶ条ほどの折檻状を叩き付け、早々に政界から遁走させるべきでしょう。    

文責:京都のS

3 件のコメント

    京都のS

    2026年3月20日

     3月18日に放送された 「歴史探偵」は「VR大坂城」で、ゲストは竹中直人(秀吉を2度も演じた俳優)と山本彩(元NMB48)でした。大坂城の石垣には付近に点在する古墳の石室から拝借した石(石棺を構成していた石さえも!)を鏡石として使用していたようです。何と罰当たりな…。夏の陣で大坂城が燃えたのは大王や豪族ら(性別は問わず!)の祟りではないか?と思わされました。
     ところで、山本彩は光秀ファンを公言していたのに、どんな気持ちで秀吉を称える番組のゲスト席にいたのか、感想を聞いてみたくなりました。

    京都のS

    2026年3月19日

     下記で「『日本国と皇族方を追い込む卑劣漢どもを絶対に許すな!』( https://aiko-sama.com/archives/68767 )・・・佐久間信盛と荒木村重からも考える」と書きましたが、当該の論では「荒木村重」だけを論じています。佐久間を論じたのは本論でした。失礼しました。

    京都のS

    2026年3月19日

     ふぇい様、掲載ありがとうございます。織豊期シリーズ(反時代的な光秀偏愛シリーズ)です(笑)。他は以下です。

    ・「ダンケーさん、寝返るなら今だと思いますよー(棒)」( https://aiko-sama.com/archives/53559 )・・・楠木正成論から明智光秀論に展開
    ・「豊臣家の諸問題から我々が学ぶべきこととは?」( https://aiko-sama.com/archives/65615 )・・・豊臣秀吉の周辺から皇室問題を考える
    ・「ダンケーさん、寝返るなら今だと思いますよー(棒) season2」( https://aiko-sama.com/archives/65949 )・・・筒井順慶からも皇室問題を考える
    ・「世が世なら討伐されて当然の御仁なれど…」( https://aiko-sama.com/archives/66567 )・・・津田信澄からも皇室問題を考える
    ・「生き方が熱かった頃の遺制は温(ヌル)い属国民には許されない!」( https://aiko-sama.com/archives/67774 )・・・細川忠興とガラシャからも考える
    ・「日本国と皇族方を追い込む卑劣漢どもを絶対に許すな!」( https://aiko-sama.com/archives/68767 )・・・佐久間信盛と荒木村重からも考える

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