3月13日（日）に「愛子天皇こそ日本の未来！」と題して行われたゴー宣道場。
新たに感想を寄せてくださった方がいらっしゃいましたので、ご紹介します。
皇室の方々に深く寄り添われ、当サイトにもよくコメントやブログを投稿してくださる、くりんぐさんの感想です。
6. くりんぐさん （滋賀県、30代、女性、臨時職員）
最後のよしりん先生の熱意溢れる演説に、「皇位の安定的継承の実現」への思いを強くいたしました。
男系固執派が皇族にしたがっている旧宮家系国民男性は、男系男子といっても「北朝三代・崇光天皇の男系男子の国民」です。皇族ではありません。
今の天皇陛下とは北朝三代・崇光天皇まで遡らなければ繋がらない方々です。
赤の他人といえるほど血縁が遠すぎ、これぞ「王朝交代」です。
男系固執派は「女系で明治天皇や昭和天皇と近い方々がいる」と言い張るでしょうが、「女系は王朝交代」と言い張る男系固執派が主張すればダブルスタンダードですし、国民として生まれ育ったことに変わりはありません。
その方々が、皇族として生まれ皇室で育った愛子さまたち女性皇族よりも皇位継承者としてふさわしいなどあり得ません。
それを分かろうとせず、旧宮家系国民男性を皇族に出来ると思い込んでる男系固執派は、皇室を自分たちが権力を振りかざすための道具としかみていないのだと実感しました。
自民党の国会議員は男系固執派だと主張すれば、男系固執派の支持を得られます。
自民党でよいポジションに就くことができ、自民党の総裁になれる可能性も首相になれる可能性も高まります。
皇室が、尊皇心の無い自己実現しか興味の無い自民党議員のせいで、断絶の危機に晒されている。
断絶しても旧宮家系国民男性を無理矢理にでも皇族にして形だけ存続しているように見せればいい、と思われていることが、ただただ悲しいです。
国会の多数派が自民党という現状で、愛子さまへの皇位継承を実現させるには、「直系長子優先継承にすることが、自民党の、自分たちの利益になる」と自民党関係者に思わせることが確実だと思います。
今からでも、今後のために天皇陛下や皇族方が皇室典範改正に関われるようにした方がよいでしょう。
側室復活が不可能な時代、男系継承に固執するということは、悠仁さまの結婚相手となる一人の女性に複数の男子出産を強いることです。
不妊の原因は男女どちらにもあり、必ず子を授かれるとは限りません。
男系固執派が代わりに子を産んでくれる訳ではありません。
ただ「男子を産め」と罵るだけ。
男子に恵まれなかったら、男系固執派は何がなんでも悠仁さまと引き離して、悠仁さまを別の若い女性と結婚させようとするでしょう。
そうまでして、男系継承を無理に続ける意味はありません。
当事者になることがない男系固執派が偉そうに言わないでいただきたい。
<コメント>
師範方や石破議員が語られた皇室への思いは、私たちの皇室に寄り添う気持ちを改めて認識させるきっかけになりましたね。
男系の血筋があれば誰でもいい、皇室と国民の垣根も超えて、養子でもなんでも皇室に送り込めばそれで安泰。
そう考えている者には、家族制度を語る資格は無いでしょう。
政治家が、自分の出世のために男系を主張しているさまは、天皇の外戚となって権勢を誇った藤原氏に通じるものを感じます。
男系に限定すれば皇室の威光を悪用しようとする目論見を防げる、ということなどありえないと彼ら自身が証明しています。
当事者にかかる負担を想像できるか？
それを他者に求めることは妥当なことなのか？
そうした想像力を働かさないと、どのような制度も不幸をもたらすしかなくなるでしょう。
皇室の方々が「男を産め」と言われ続ける制度は、一刻も早く止めなければなりません。
3月ゴー宣道場ご感想紹介は、以上になります。
文責・構成：静岡県 L.K （30代、男性）
3月ゴー宣道場の感想ご紹介 掲載一覧
その1（神奈川のYさん、たこちゃんさん）：掲載済み
その2（殉教@中立派さん、jackerさん）：掲載済み
その3（ただしさん）：掲載済み
その4（くりんぐさん）：本ブログ
4 件のコメント
ただし
2022年3月23日
改めて、男系固執派の言っていることを整理すると、いかに不自然で理不尽な考えか、そして、いかに当事者の皇族方のことを考えていないかが、よく分かりますね。
結局、私心しか持たない人間ほど、皇室を窮地に陥れる、この構図は昔から変わらないのでしょうね。
ただ、今は悠長に構えていては、大切な皇室が無くなってしまいます。
具体的かつ有効性のある行動をとって行き、声を大に伝えて行きたい。
『愛子さまを皇太子に！』
チコリ
2022年3月22日
「皇室が、尊皇心の無い自己実現しか興味の無い自民党議員のせいで、断絶の危機に晒されている。」
正に！地団駄を踏む思いです！
14日笹さんのブログ「長浜博行参院議員の発言は立派だった！」
皆さん、予算委員会、ご覧になりましたか？私は議員の背後に青い炎が見えました。本当に立派でした。感動すら覚えました。なんとしても具体的に戦ってみせる！と私は決意を新たにしました。
殉教＠中立派
2022年3月21日
１．「王朝交代ガー！！」と叫ぶ者たちは、（例：王朝や旧皇族など）「言葉の定義を分かっていない者」ばかり。そいつらと、「不勉強だが、権力欲だけは強すぎる政治屋」が合わさると、今のような地獄になる。王朝については、国民達の受け取り方も想像したい。高森師範「男系の血筋である平将門が皇位につき、その系統の人物が地位を受け取れば（血縁が遠いので）王朝交代と（民衆に）見なされるだろう（女性天皇の成立・幻冬舎新書P１６６）。」
２．小林先生の「天皇論H29」では、２．２６事件、宮城事件、美智子妃への反対派など「自称愛国者による妨害行為」が紹介された。今も昔も「天皇制をありがたがるが、生身の皇族方の苦痛は無視」する輩が横行する。（小林先生の言うように）「自分の家のことを、自分で決められる天皇ーアリかナシか」については、一度みんなで議論するべきテーマだと思う。ロボット天皇論は、（思想の左右を問わず）固着した油汚れであり、今の時代（国民と触れ合う事で、権威を高める皇族方）には合わないと言えそう。
ダダ
2022年3月21日
崇光天皇の子孫（旧宮家男系男子）よりも、今上陛下の長女・愛子さまに皇位の連続性、正当性がありますよね。
男系派は結婚・出産を前提としていて、更に男子を産め！なのですから、時代を見据えていません。人権意識もないです。
双系継承に戻そうとする皇室の願いは、多くの国民に受け入れられると思います。