産経新聞に施氏の記事について意見を送りました。
産経新聞御中
私は皇室の弥栄を願う一庶民です。
我が家は現在40代の私が物心ついた頃から産経新聞の読者でしたが、御社の記事に疑問を持つようになり、約5年前から定期購読をやめております(現在は上毛新聞を定期購読しております)
8月29日掲載 施光恒の一筆両断「愛子天皇」待望論の危うさ 拝見しました。
施光恒九州大学大学院教授は、愛子さまが天皇になることに反対、男系継承維持と記事に書かれています。
単純に純粋に、側室なき男系継承で安定的な皇位継承となるでしょうか?
私はご本人が
「皇室は経済的に問題ないので3人子供を産んでくれれば男系継承できる」
という旨の発言をされている現場に居合わせました。
(本年5月15日名古屋市内開催「よしりん十番勝負2」)
こんな不確定要素を堂々と述べる施教授に失望しました。
文の結びに
「現代の問題に対処し、旧宮家の皇籍復帰などしかるべき手立てをとっていく必要がある。」
と載っています。
御社は国会答弁を調べられますか。
是非答弁を読んでください。
平成31年3月20日、国会にて国民民主党大塚耕平議員が安倍晋三総理(いずれも当時)にGHQの指示に基づいた皇籍離脱をそのままにしてよいのか?という質問に
「GHQの決定を覆すということは全く考えてはいない」
との旨答弁をされています。
そして令和2年2月10日、立憲民主党山尾志桜里議員が菅義偉官房長官(いずれも当時)に旧宮家の方々の皇籍取得の意向を政府として確認したことはあるかの質問に
「確認したことはない。これからも考えていない」
と答弁されています。
これは
「旧宮家の皇籍復帰」はありえない
ということの証左ではないでしょうか。
(一度も皇族でないから「復帰」はないなど細かいところは省きます)
ありえないことを追いかけ記事にして、安定的な皇位継承を妨げ皇統断絶を促している極左であることに気づきませんか。
このような記事を掲載していると、コアな男系固執派は残るでしょうが、他の常識のある読者は離れます。
申し訳ないですが、私はこのような記事を未だに掲載している、産経新聞の定期購読をやめてよかったと確信しております。
「保守」を自称している新聞でしたら、御社は何を「保守」したいのか、安定的な皇位継承のため、具体的に何が必要かを考えていただき、ぜひ紙面に掲載していただきたいです。
(皇室典範改正し、性別関係なく直系長子優先で継承以外ないのですが)
御社の益々の発展をお祈りいたします。
群馬県 ふぇい
産経新聞
u-service@sankei.co.jp (東京)
o-dokusha@sankei.co.jp (大阪)
2 件のコメント
チコリ
2022年9月3日
京都のSさんの言う通り、「辛辣でスカッと」しますね!
ふぇいさんブラボーッ!なのです!
「皇室は経済的に問題ないので3人子供を産んでくれれば男系継承できる」
忘れていましたよ!言っていました!怒りで震え涙が滲みました!
この雑で乱暴極まりない施教授の言葉を、ガンガン!拡散すべきだと思います。(今後この方を、教授とか学者とか呼びたくありません)
京都のS
2022年9月1日
辛辣でスカッとする文章です。産経の定期購読を止めて上毛に替えたまで読んだ時点で「あ、團十郎さんだ」と気付きましたわ(笑)。「コアな男系固執派は残るでしょうが、他の常識のある読者は離れます」からの「御社の益々の発展をお祈りいたします」という強烈な皮肉も見事です。
彼らの目的はダンケー協会関係者を安定的な読者として保守したいだけですね…。