【新聞意見投稿】産経新聞~安倍晋三が皇室を守った?

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9月20日付産経新聞の記事です。

■皇位継承 託された「男系男子」
https://www.sankei.com/article/20220920-4ZIXS434AFODDBZNZV3QLIRY3I/?836664

「男系継承」を守る尊皇議員、安倍晋三がポピュリスト小泉純一郎というストーリーが展開されています。

平成5年7月の衆院選で初当選して以降、今年7月8日に凶弾に倒れるまでの間、安倍は皇室の危機回避に奔走した。
最大の壁は官房長官などとして仕えた首相の小泉純一郎だった。17年11月、小泉政権下で有識者会議がまとめた報告書は、国の基盤を根底から覆す革命的な中身だと受け止められた。前例のない女系継承への拡大を初めて認めたからだ。皇位の正統性を揺るがしかねない女系継承には、「天皇制打倒」を掲げた共産党も賛意を示す。

安倍が「女系継承」を潰してきた歴史を誇らしげに書いています。

18年2月、宮内庁が秋篠宮妃紀子さまのご懐妊を発表する。この機会を逃さず小泉と直談判し、法案提出断念を働きかけたのが安倍だった。
「お子さまが男子の場合、今回の皇室典範改正は正統な皇位継承者から継承権を奪うことになります。(飛鳥時代に皇子同士が皇位継承で争った)壬申の乱の勃発を招きかねません」
安倍の説得に「そうか…」と答えた小泉。同年9月、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが誕生されたことを受け、安倍は小泉政権後に率いた第1次政権で報告書を白紙に戻した。

そして、安倍の遺志を継いでいかねばならない、制度設計は手つかずだけどね♪と締めています。

安倍は旧宮家の男系男子の皇籍復帰の道を探ったのだ。伝創会(引用者註:自民党の保守系グループ)会長で、元防衛相の稲田朋美は安倍について「日本の核は絶対に守るとの意思があり、その最たるものが皇室だった」と振り返る。 「自民は私たちが歩んできた歴史を重んじ、そこに誇りを持つ政党だ。若い国会議員の皆さんには軸をしっかりと持ってもらいたい」。首相退任直後の令和2年10月の産経新聞インタビューで安倍はこう訴えた。皇族数の確保に向けた具体的な制度設計は手つかずのままだ。バトンは後続議員らに託された。

これは一体なんですか!

皇室を「守る」者と「滅ぼす」者を180度倒錯させた、とんでもない記事です。

記事を書いた千田恒弥記者は過去にも、トンデモ記事を書いています。

■旧宮家復帰案に想定外の支持 戸惑う女性・女系継承派(2022.3.29)
https://www.sankei.com/article/20220329-2MW4QOZZKJIEPF2VOKK52ADXDI/)

もう黙っている必要はありません。

論破しましょう!
そして皇室を守りましょう!

産経新聞
u-service@sankei.co.jp (東京)
o-dokusha@sankei.co.jp (大阪)

5 件のコメント

    さざなみ

    2022年9月21日

    かつて産経を、応援、購読いていたことが腹立たしいです。
    ガス抜き程度にしか扱わないと思いますが、私も以下コメントを送っておきました。

    皇位継承 託された「男系男子」の記事について

    産経新聞社様
    相変わらず貴紙は「男系男子継承」に固執しておられるようですね。
    千田記者は、きっと御社では社の方針に忠実な将来有望な記者さんなのでしょう。
    朝敵、逆賊となることも厭わずに。
    以前にも貴紙に投稿しましたが、もし、男系継承が可能というなら、それをしっかり検証してみせてほしい。
    旧宮家の中に、皇室復帰を承諾されているご家族がいるのか。
    その、『託された「男系男子」』は、ご皇室という聖域に入るにふさわしい方たちなのか。スキャンダルは抱えていないのか。
    なにより、陛下をはじめ、ご皇室の皆様、そして国民が納得できる方々なのか。

    そんな方はいない、と考える人たちが私を含め少なからずいるのです。
    「男系男子継承」を主張する以上、こうした人々の疑問に答える責務があるのではないですか。
    もし、いないとなったら、何が待っているか、おわかりと思います。
    先進各国の王室がすでに双系継承に切り替えているのは、男系継承が継続不可能だからです。
    国の成り立ちが違うだの、歴史、伝統が違うだのと言う人がいますが、継承継続には全く意味のない議論です。

    思えば、平成17年に出された皇室典範改正案を、安部元首相が握りつぶしたことは痛恨のことでした。
    あれから時はたち、真子様は皇室を去り、残る女性皇族も適齢期を迎えられ数年で皇室からいなくなる。
    時間がないのです!
    しっかりと取材して、検証してください。

    基礎医学研究者

    2022年9月21日

     貴重な情報、ありがとうございました。この記事に即座に反応して意見・コメントを送られた方が、このサイトをみるだけでも10人近くおられたことは、「産経新聞」は、心しておくべきでしょう。心ある国民は、見ておりますよ~と!

    ダダ

    2022年9月21日

    男系固執派の産経新聞は、う○こ竹田のケツを拭く紙として相応しいですね。

    産経新聞にメールしました。
    ・旧宮家案は頓挫している。(安倍元首相と加藤元官房長官の答弁)
    ・安倍は官房長官時代に、世襲には男系女系の両方が含まれると答弁している。
    ・安倍が皇室典範の改正に手を付けなかったのは、反天皇の統一協会との癒着が影響していると思われる。
    ・今回の記事は記者の取材力不足と産経新聞の杜撰さが出ている。

    ただし

    2022年9月20日

     産経新聞に、さっそく記事への感想を送りました。
     以下、共有致します。

    「9/20付記事への感想です。」
     千田恒弥記者の記事“皇位継承 託された「男系男子」”を読みました。
     私は、新潟県在住の52歳会社員です。

     小泉内閣の時代から、一体、何年経っているとお思いでしょうか。安倍氏は、その間な〜〜〜〜〜〜〜〜んにも進めなかったにも関わらず、次の世代の議員に託されたと仰りたいのでしょうか。有識者会議の案を潰すだけ潰して、何の対案もなく、あったとしても何1つ進展させないまま、それでも安倍氏は後続議員に託したと。
     普通の職場では、そのような方は無能と呼ばれます。大迷惑と言われます。言うだけ番長などと揶揄されるかも知れません。そんなモン誰でも出来ると、陰口を叩かれるでしょう。

     安倍氏の、その何の計画性も無いストップのおかげで、その後から今まで何が起こったかと言えば、皇族女性のご結婚により皇族数が減りました。
     このままで行けば、皇室は将来、悠仁さま只御一人になることが決定的です。それでもまだ、現状を見直すことを先延ばしにしようとする、今の有識者会議などの報告を見れば、男子しか産めない皇室の状況は続くのでしょう。そのような場所へ嫁いでくれる一般女性の方は、現れるでしょうか。

     悠仁さまご誕生より前から、今まで、何1つ変わらない、つまり何もやっていない、それが安倍晋三氏です。状況は更に悪くなっています。
     こんな人間が皇室を守る尊皇家と言えるでしょうか。全く逆であり、天皇制打倒を企むいわゆる左翼と同等の人間と目されても、仕方がないのではないでしょうか。

     安倍氏が統一協会と懇意であった事実が今、次々と報道により明るみに出ています。その統一協会の教義は、反天皇であり反日であることも含めてです。

     小泉政権時代の、有識者会議の報告書提出を潰した安倍氏の行動は、この記事に書かれている事とは全く逆であり、正反対の、反天皇であるからこそ起こした行動と見る方が、自然であり、至極納得がいきます。統一協会の教義の為と考えれば、更に合点がいきます。
     上皇陛下と長く対立した事、ご譲位にも反対し続けた事などからも、安倍氏から尊皇家の姿は見えて参りません。

     千田記者は、3/29付記事でも、おかしな事を書いておられました。「旧宮家復帰案に想定外の支持 戸惑う女性・女系継承派」というものです。
     新聞記事というものは、事実を報道する事に、その存在意義があるのではと存じます。
     千田記者は、作家や脚本家などの方が向いているのではないでしょうか。売れるかは、さておき。

    住所:
    名前:

    京都のS

    2022年9月20日

     暇になったので記事の感想を送っておきました。

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