「次の天皇はどなたが?」- 周りの人に聞いてみた(続①)!

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“このまま何もしないと、次の天皇はどなたになるのか?”

“いきなり何を?”と思われるかもしれませんが、実は私、以前このような問いかけを、自分周辺にしたことがございます。

そして、このことについては私、2月に岡山で開催されたオドレら正気か?in岡山「ときめきの愛子天皇」において関西支部チーム隊長のだふねさんとともに、次回に行われた奈良道場(「女性天皇は中継ぎか?」の宣伝前説を行う機会がありまして、そこで、次のようなことを会場のみなさんに質問してみました。

「このままでいくと、次の天皇はどなたになると思いますか?願望を入れないで(笑)、お答えください」と。

そうしますと、

:愛子さまは、0人でした。
②:悠仁さまは、会場の6割くらいの方が手を上げられました。
(皇嗣である)秋篠宮さまについては、残りの4割くらいの方が、手を上げられた結果!、となりました(ちなみに、現段階での継承順位1位は、秋篠宮さまです)。

妥当な結果です。ただ、これは会場の前説でもお話ししたのですが、世の中の感覚とは少し異なります(この「会場」に集う方は、やはり基本意識が高い!と、自分は思います(^_^)。

そこで、自分はさらに、今度はやや同業者的な方に上のような問いかけをしてみましたので、以後3回に分けて報告させていただきます。

1人目
医師(30代後半)。彼は、自分が研究を指導した方でもあります。

私:「(普段の活動と全然関係ないことを、ちょっと聞いてもよろしい?とことわり)天皇陛下っていらっしゃるよね。普段考えないと思いますけど、次の天皇陛下ってこのままいくと、誰になると思う?」

彼:「正直いうと、まったくわかりません(最近は、ニュースとかをほとんど見ないので)。そして、先生(私のこと)がその話題をぼくに振ってくるのには、ちょっとびっくりしました!?天皇のことで社会問題が起きているのですか?」

私:「(なるほど~これは、興味深い反応だ、と思いつつ)天皇陛下のお子様に“愛子さま”っているよね。どう思う?」

彼:「どおっ、といわれましても…(;^_^A)」

という感じで、彼もちょっとアワアワしていたので…

私:「実は、現在の「皇室典範」という法律に従うと、継承第1位は、天皇の弟君である秋篠宮さまになります」

彼:「そっそうなんですか~!」

[この様子が、なんか納得している感じ(。-人-。)だったので、さらに聞いてみました。]

私:「愛子さまは、天皇陛下のお子様だよね。だから、我々の感覚でいうと次の世代という感じはしないですか?」

すると、

彼:「ぼくは本当によくわかっていないのですが、天皇って何となく男がなるものかと思っていました!?これまでの天皇は男性だったので(…ρ( ̄ε ̄。)」

私:「それは、違うな。実は「皇室典範」には、“皇統に属する男子”と書いてあるので、確かに男子しかなれない。しかし、これは明治以降の話。広く歴史をみると、実は女性天皇は8人10代いらっしゃったんだ(このうちお2人は、2回天皇をやっているのでこのように数えます)

で、彼は「ほー」という感じで聞いてくれていましたが、彼は知識がない分「何となくダンケー」という雰囲気はあったような気が(この時は時間がなかったので、これ以上説明することはできませんでした(m_ _m)。

でも彼は、実は歴史、特に「皇室の歴史」は全然知らない!と言っているので、このあたりを丁寧に話して、「男の天皇は、当たり前じゃあない!」ということをしっかり話せば、自分は伝わる気はしました。

いかがでございましょうか?

文責 大阪府 基礎医学研究者

2 件のコメント

    基礎医学研究者

    2023年4月25日

    >佐々木さん
    コメントありがとうございました。そうですね、ゴロンさんも本日のライジングでの「愛子天皇への道」の宣伝に自分のブログへのコメント書いてくれていますが、自分が今回取り上げた”彼”のような感覚の人は、佐々木さんもいうように、きっと一定数いると思います。しかし、自分が倉持師範の考えを借りて「中間層」と定義している人には確実にこのような感覚の人も含まれているので、「愛子天皇論」はこのような人達にひろく読まれてほしい本だと、改めて思いました(そして、今回取り上げた方とは、またゆっくりお話ししてみようと、思います)

    佐々木

    2023年4月24日

    お疲れさまです。
    日本人は無意識に世間のイメージで物事を考えてると
    確信してますが、一方で写真のように知識を脳に焼き付けると
    それが思考の基準になる可能性もあると思いました。
    実例としては玉川徹の煽り芸が近いかも。
    玉川徹の真似をしては男系カルトが誕生してしまいますが、
    しっかり丁寧に根拠と常識を交えて話せば常識として
    脳に根付くかもしれません。

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