北海道新聞への応援メッセージ

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お世話になっております。私は釧路市在住の、@apntdmd685#<(35という者です。
(ちゃんと本名で送りましたよ。)

6月17日社説「皇位継承の議論 『女性・女系』なぜ外す」に、全面的に賛成致します。
特に、旧宮家系一般国民男子の養子縁組に関して、きちんと違憲疑惑を表明されている点について、深く共感致しました。

記事で指摘されている通り、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議」の中で、内閣法制局が違憲性を否定してしまった事もあってか、倉山満氏や竹田恒泰氏のような、所謂「男系派」と呼ばれる知識人の間では未だに、この養子縁組プランを強力に後押ししようとする傾向が無くなりません。

また、プロの知識人ばかりでなく、内閣法制局をさも「憲法の番人」であるかの如く権威視する傾向は、SNS等の一部世論にも、根強く見られます。

が、同法制局長官を2006年まで務められた弁護士の阪田雅裕氏ですら、「内閣法制局も、(中略)どうすれば内閣の意向を憲法の枠内で実現できるだろうかと考えるのが仕事です」と述べているように(山尾p70)、同局はそもそも内閣の一組織に過ぎないので、ドイツの憲法裁判所やフランスの憲法評議会のように「権力者に憲法を守らせる」という、重要かつ強固な独立性が求められる権能を期待するのは、構造上無理があるのです。

おまけに第2次安倍政権以降、人事権を内閣が握ってしまった事で、法制局が内閣の意向に逆らえないという状態は、さらに強化されていると言ってよいでしょう。

下記に添付した論文②でも書きましたが、「国民に対する血統差別」という、憲法における重大な禁止事項を無視した権力の暴走は、何としても防がねばなりません。

自民党政権に、「憲法遵守」という最低限の誠意すら全く期待出来ず、尚且つ我々が「愛子天皇」実現に向け、期待を寄せていた山尾志桜里氏が、皇位の男系維持を表明する国民民主党から一方的に公認を取り消されてしまった以上、女性天皇・女系継承実現に向けて出来る現実策は、野田佳彦・馬渕澄夫両氏のような、皇統に理解のある国会議員が多数所属する立憲民主党を、政権与党に押し上げるべく努力する事だけだと思います。

第127代天皇には、敬宮愛子内親王殿下こそ相応しいのです。

未だに自民党が強固な支持基盤を持ってしまっている北海道の世論を改善する為、道新さんのご活躍に期待します。

※ 蛇足ですが、プーチン・ロシアに肩入れする鈴木宗男を、自民党が擁立してしまった事は、北海道民として断じて許す事が出来ません。

参考文献
山尾志桜里『立憲的改憲 ―憲法をリベラルに考える7つの対論』「第1章 自民党改憲案の急所」(阪田雅裕との対談)株式会社筑摩書房2018年8月10日

最後に、「愛子天皇」実現に向けた政治活動の一環として、私が道内各政党の議員事務所に送った論文を、添付させていただきます。

文責 北海道 突撃一番

2 件のコメント

    突撃一番

    2025年6月26日

    掲載&コメントありがとうございます!
    メール送信なら案外、長文でも送れるもんですね(笑)

    立民の勝部ケンジが女系継承に賛成かどうかはまだ不明ですが、俺達北海道民には、「ムネオを潰す」という新たなミッションが出来たので、どのみち立民一択になりそうです。

    地元が甘い汁を吸う事よりも、「国際法を守らせる」という大義を選べ!
    道産子達よ!!

    京都のS

    2025年6月26日

     相変わらず突撃様の檄文は破壊力が有ります。

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