続.天皇制は必要か?(グローバル化の時代に天皇制は“因習”なのか?)〜前編〜

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先日、私は以下のようなブログを掲載させていただきました。
https://aiko-sama.com/archives/5221

“愛子さまを皇太子に!”これが、日本の本来の歴史・伝統に沿った形の道であることを、私は確信しております。しかしながら、その道はなぜか険しくなっております。そうであるからこそ、「皇室終了派」の思考パターンを考えそれに反証することにより、なぜ日本に“天皇制が必要か?”ということを示してみたかった訳であります。

今回は、3,すなわち、“グローバル化の時代に天皇制は因習なのだろうか?”という点について、引き続き述べさせていただきます。

皇族の方々は、みなさんご存じのように国民に保証されている「基本的人権」が著しく制限されております(それは、現在の眞子様のご結婚に関して、“いわれのないバッシングに反論できない”という筆舌に尽くし難い様子を見ても、明らかであります)。また、「身分制」が法で規定されているのは、差別なのではないか?という見方もあるようです。

しかしながら、このようなことは果たして本当に「因習」と単純に言い切ってしまってよいのでしょうか?

実はこの部分の反証については、“ゾウムシ村長”様が以前、下記のようなブログを書かれました。
天皇制は必要か?(「自由」の観点から) – 愛子さま 皇太子への道 (aiko-sama.com) https://aiko-sama.com/archives/4195

このブログにおかれましては、正直、私が示そうと思っていることをほぼ述べて下さっております。

ですので、今回は “合体ロボ主義”でいかせていただき(m_ _m)、少し別の観点を付け加えさせていただきました。「基本的人権」や「身分差別」という問題については、究極的には、皇族の方々がどのように考えているのか?ということになるのではないかと思います。ここは忖度するしかないのだと思いますが…

もしも、天皇陛下や皇族の方々が「辞めたい」と言わるのならば、それで「皇統」は途絶えます(我々国民も、それは覚悟しなければならないのだと思います)。

しかしながら、「皇室」の方々は、以下のように“日本の歴史・伝統を背負い続ける覚悟を表明されておられるだろう!”というのが、私の理解であります。

・上皇陛下

「私は、この運命を受け入れ、象徴としての望ましいあり方を求めていくよう努めています。したがって、皇位以外の人生や皇位にあっては享受できない自由は望んでいません」(平成6年6月4日の文書回答より)

・天皇陛下

「・・・いいえ、自由は、二年間オックスフォードで十分に堪能しましたから」(皇太子時代のご発言。アンドルー・B・アークリー「陛下、今日は何を話しましょう」より)

・そして、愛子様

愛子の名は海中に知れ渡り、私は海の生き物たちの生きる活力となっていったのである。そう。愛子の診療所は、正に海の上の診療所となったのだ。(愛子さまが中学1年生の時に書かれた小説)「海とは「日本」であり、海の生き物たちとは「国民」であり、海の上の診療所とは「皇位継承」だ、と読むこともできる。というより、私にはそうとしか読めない。」(「https://aiko-sama.com/archives/5089」以前掲載された“だふね”様のブログより)

(後半へと続きます)

(メールより)文責 大阪府 基礎医学研究者

9 件のコメント

    ただし

    2021年6月17日

    基礎医学研究者さま、返信、どうもありがとうございます。
    m(_ _)m

    想像出来ること、忖度出来ること、想像の及ばないことがあるということですね。
    少し気持ちが晴れやかになりました。
    私の出来ることを精一杯やっていこうと、気持ちを新たに致しました。
    m(_ _)m

    『ニクソン』、見ようと思います。
    (^-^)

    基礎医学研究者

    2021年6月17日

    ただし様

     貴重なコメントありがとうございました(恐縮です)。さて、これらのコメントには、逆に自分も非常に考えさせられました。まず、だだし様の言われる前半部分についてですが、陛下におかれましては、それは、私は現在おられる「皇族」の方々、特に上皇陛下、皇后陛下、愛子様ではないかと思うのです。しかしながら、陛下だけでなく「皇族」の方々も歴史・伝統を背負われておりますので、”どのように”というのは私などの想像が及ぶところではございませんが、”歴代の天皇陛下に語りかける(*)”のではないかと思います。しかしながら、この決断は大変重く、とてもではありませんが、ただし様が後半で言及されますような、「その責任は陛下一人」になどということはあってはならない、と自分は思います。
     いずれにしましても、議論が少し深まったと思います。感謝致します(m_ _m)

    *適切な例えかどうか自信ないのですが、オリバーストーン監督「Nixson」における最後のシーンで、アンソニー・ホプキンス演じるニクソン大統領が、ホワイトハウス内にある歴代大統領の肖像画の前で、「自分が大統領としてどうだったか?」ということを語りかける、という抑えた名演技があったと記憶しております。だが、もしも「皇族」の子孫につながる方が誰も存在しなくなってしまうのならば、それは覚悟するしかないのですが、現に愛子様をはじめ「皇族」の方はいらっしゃるわけですから、このようなことはあってはならないですよね!(以上、補足まで)

    ただし

    2021年6月17日

    基礎医学研究者さまのブログを読み、色々と考えました。
    考えるきっかけをくださり、どうもありがとうございます。

    2つのことを今、考えております。
    陛下や皇族の方々が、もし『辞めたい』と思われた場合、その意思を誰に話すのだろうということと、その際には、皇室を終わりにする責任の全てを陛下に負わせてしまうことになるのではということです。このどちらも、考えておかなければならないと、気付きました。

    基礎医学研究者

    2021年6月16日

    さんかく様

     コメントありがとうございました。たしかに、ご提示いただきました記事は、噴飯物ですね。さんかく様おっしゃられるように、かなりの飛躍をした記事を発信しておりますね。これだと、日本は法治国家ではなく人治国家ですね。こういう感覚こそが、今回私が取り上げました「因習」に当たるのではないでしょうか?また、小室圭さまに関していいますと、そもそも「皇族」の眞子様が選ばれたお相手なので、「皇族」以外の誰に疑義をかける権利がどこにあるというのでしょうか?というのが、正直な自分の感想です。また、旧宮家系の男子を入れる感覚こそ、「君臣の別」が問題となってくるのではないかと思います。こういう話がでてくると、やはり「直系長子優先」による継承を強く望む次第でございます。

    さんかく

    2021年6月16日

    もうメチャクチャですこの記事(笑 宮内庁が小室さんへの「身体検査」ができないのは「法的根拠がない」からです。女子皇族は「皇室外の民間人と婚姻した時点で皇族でなくなる、結婚相手について(男子皇族のような)皇室会議の議を経ることは不要」とされてるのだから、「身体検査」を正当化する法令は皆無です。身上調査の対象となる小室さんやその家族の承諾も得ずにそれをやれば、プライバシーの侵害ですし、もし宮内庁が強引にそれをやったら、小室さん側から訴えられるのは間違いありません。もし将来、女性皇族に皇位継承権を認める、あるいは、女性宮家を作るとすれば、女子皇族についても今の皇室典範10条を改正して、女性皇族についても「結婚相手は皇室典範の議を経る」必要があるという規定にするのは当然です。だから、「小室さんがノーチェックで皇室に入る」など絶対ありえない。むしろ「眞子さまの結婚相手をノーチェック」にさせているのは男系男子に固執した今の皇室典範そのものです。男系固執者の脳内はもうグチャグチャです(笑 https://news.yahoo.co.jp/articles/0e3442f0e605513c4553aaeb26a87d93e2a9b9d5

    基礎医学研究者

    2021年6月15日

    ダダ様
    するどいコメントいただき、恐縮でございます。なるほど、愛子様の即位で天皇のありかた(≒天皇制)の完成を迎える、でございますか。だとするのならば、その第一歩として、愛子様を皇太子に!

    ダダ

    2021年6月15日

    上皇陛下は伝統を生かすために譲位を決断されたのだと思います。
    そして愛子さまの即位で、天皇の在り方は完成(象徴天皇、双系継承、譲位)を迎えます。

    基礎医学研究者

    2021年6月15日

    コメントありがとうございました。まったく、その通りかと思います。ねこまる様いわれますように、”覚悟の質”が、我々国民とは異なるように、自分にも思えます。今回は合体ロボ主義で展開しておりますが、後半戦もよろしくお願い致します(m_ _m)

    ねこまる

    2021年6月15日

    かの方達の言葉に涙が溢れます。運命を受け入れる覚悟を感じます。ありがとございます。
    愛されるに相応しい国民でありたいです。
    基礎医学研究者さま、後半も楽しみです。

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