【新聞意見投稿】国民と共に歩む姿勢が、敬愛の源泉 ~基礎医学研究者さん~

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9/28産経新聞に掲載された細谷雄一氏の論考に、5人目の意見投稿者が現れました!
コメント欄や新聞意見投稿では常連の、基礎医学研究者さんです。

じわじわと意見投稿の波が広がりつつある感じ、いいですね(^ω^)
皆さんも、「今だ!」と思ったタイミングでぜひトライしてみてください。
一人一人が「耳かき一杯」の力(詳しいことはこちらのブログをご参照ください)を持っているのですから!

新聞記事の概要は、下記ブログで紹介しています↓
https://aiko-sama.com/archives/19175

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9/28 産経新聞に掲載された「英女王の死去 立憲君主の価値高まる」に関する意見コメント

産経新聞さま

 9月28日に掲載されました、宮下 日出男記者(署名)による、上掲記事を読みました。
まず、産経新聞さまは、国際政治学者 細谷雄一氏の論考を取り上げられたのは、非常にすばらしかったと思います。
なぜそう思うかというと、最近の産経新聞さまは失礼ながら、一読者から見て日本の「皇室」に関するバランスの悪い記事やコラムが続いていたと思います。
その中で、宮下記者のような“バランスの良い”まとめ記事が掲載されるのは、「社会の公器」としての、新聞本来の役割を果たしていると、私見では思います。

 さて、細谷雄一氏の論考は、基本的にはイギリスの「王室」に関する話で、一見、外国の「教養話」、あるいは「訓話」のようにも見えますが、私には異なる映り方をしております。
それは、細谷氏が言及される以下の部分が、非常に重要なことを含んでいるようにと思えるからであります。

 すなわち、「君主は政治を超越して対立の当事者を包摂し、国家の分裂を防ぐ。これは現代にも通じる。君主制の有用性は今後高まるだろう」とし、
これを踏まえて「王位は継承されても、女王への国内外の敬愛は自動的に引き継がれるものではない」といわれることは非常に示唆的で、
この言及の主語を日本の「天皇」と置き換えましたら、これは先に譲位をなされた「上皇陛下」のふるまいに近い、と感じました。

 さらに、イギリス王室の話から強く感じますことは、「君主」として男女の区別はなく、やはり「王室(日本の場合は皇室)」という環境で生まれ育っていることが重要であり、国民の敬愛は、国民と共に歩んでいくことによって引き継がれる、ということなのでしょう。
それが、細谷氏の論考で、よくわかりました。

 最後に繰り返しになりますが、産経新聞さまは本来、今回の宮下記者のような「バランス」のよい記事を掲載できる新聞社だと思いますので、今後も、輿論を啓発される記事を継続的に掲載されることを、期待致します。


大阪府 基礎医学研究者

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※ブログ掲載に当たり、改行位置・テキストスタイルを調整しました。


尚、細谷雄一氏は、ゴー宣道場師範の倉持倫太郎弁護士とYoutubeで対談されているようなので、こちらもぜひご覧ください。

ダダさんコメント(ダダさん、ありがとうございます!)

細谷氏は憲法を生き物と、捉えていました。
・時代に則していない憲法は社会に浸透しない。
・憲法理念と現実が大きく乖離した時、国民は憲法理念に共感できなくなる。
・憲法改正よりも、そのことの方が危険。
等々

皇室典範も同じですよね。
女性天皇を排除する象徴天皇制は、近い将来終わりを迎えます。


● 当該記事の紹介

● 当該記事へのその他の意見投稿

【新聞意見投稿】名文だが、皇室問題に軸足移して~京都のSさん~

【新聞意見投稿】伝統に則り、国民との信頼を深められる皇位継承へ(L.K投稿)

【新聞意見投稿】君主の価値は、性別に左右されない~urikaniさん~

【新聞意見投稿】議論を始めないと国家がバラバラに ~ただしさん~

産経新聞への意見投稿先
u-service@sankei.co.jp (東京)
o-dokusha@sankei.co.jp (大阪)

9 件のコメント

    基礎医学研究者

    2022年10月5日

    >ダダさん
    コメントありがとうございました。確かに、天皇の在り方は時代時代で異なることは、間違いないですよね。例えば、古代と近代で異なるのは、明らかに時代背景の違いかと。しかし…自分個人としては、ダダさんと同じく「自然体」でいてもらうだけで、十分敬愛できます、というのが正直な気持ちです。なので、国民側が寄り添う姿勢はやはり必要だと思いますし、少なくとも日本の場合は「自然体」を受け入れる素地はある、と思う次第でございます(ダダさんのコメントを見て、そのように思いました)。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2022年10月5日

     神戸では宜しくお願いします。受付番号121のSです(※総務課総務係の馬淵です!みたいなテンションで)。
     新聞・テレビが「世間の私器」に過ぎなくなり、もはや「社会の公器」はゴー宣と公論イベントだけ?という状況ですね。
     最後はリバウンド王(基礎医氏)からリバウンドも取りました(笑)。

    基礎医学研究者

    2022年10月5日

    京都のSさん
    もちろん、よかですよ(^_^)。自分は、「塵も積もれば山となる」とか陳腐な事か競うになりましたが、「合体ロボ主義」がやはりしっくりきますね。ありがとうございました。自分もリマインドですが(笑)…神戸、お待ちしております(m_ _m)

    ダダ

    2022年10月4日

    仰る通り、記事内容を日本に置き換えると、皇室(天皇)への敬愛が自動的に引き継がれるものではない。となるわけですが、なかなか厳しいですよね(^_^;)
    時代時代の天皇がいらっしゃるわけで、比較するものではありませんし。

    私は、直系継承の今上陛下を半自動的に敬愛しちゃいます^^
    人情ってやつですかね。それから雅子さまを守ると誓ったのがカッコいい!ので両陛下の幸せを願っています。もちろん愛子さまも。

    L.Kさん
    コメント拾って頂き、ありがとうございました。
    紹介した発言はここら辺からです。
    https://youtu.be/HHmuD7NGtyw?t=2970
    前半はスターウォーズのトリビアもあり、誰かに話したい気分になります^^

    一時的に福原(神戸)へ遷都する予定の京都のS

    2022年10月4日

     「耳かき一杯を持ち寄る」件は「合体ロボ」と同意ですね。ところでリマインド王(基礎医氏)を差し置いてリマインドしましたが、よかでしたか?

    基礎医学研究者

    2022年10月4日

    >京都のSさん
    コメントありがとうございました。いや、まったくその通りで、自分もバランスこそが、保守だと思うのですよね(正直、反共だったら保守、とか敵の敵は見方のような単純な思考は止めてほしい、と思うのです)。うまく解釈いただき、ありがとうございます。

    >L.Kさん
    「耳かき一杯」の話で、補足いただき、ありがとうございました。正直、私たち1人1人の力は微々たるものだと思いますが、それを自覚している人々の力は、果たして本当に”弱い”でしょうか?ということかと思います(自分は、この表現をそのように、理解しております)。

    京都のS(サタンのSじゃねーし)

    2022年10月4日

     L.K様、それは失礼しました。
     どこか他所で書きましたが、天分や能力に応じて大さじ一杯を注げる人は大さじ一杯を、”おたま”一杯を注げる人は”おたま”一杯を、出来る範囲でお願いしますって思いますね。

    L.K

    2022年10月3日

    >>京都のSさん
    冒頭の紹介で「耳かき一杯」を添えたのは、不肖ワタクシでございます。
    気に入った表現ですので、これからしばしば用いらせていただきます(^^)

    一時的に福原(神戸)へ遷都したい京都のS

    2022年10月3日

     「最近の産経新聞さまは失礼ながら、一読者から見て日本の『皇室』に関するバランスの悪い記事やコラムが続いていた」の部分は、保守を自認する人からすれば耳が痛いでしょうね。もし何の痛痒も感じないようであれば保守を名乗る資格は無しです。単なる反共は保守ではないからです。
     文中で「“バランスの良い”まとめ記事」と評されたことが何故?どのように?バランスが良いのかを記者さんにも編集者さんにも考えていただきたいですね。
     基礎医様、「耳かき一杯」に言及されたら妙に恥ずかしい気がします。きっと鈴(りん)ちゃんも鏑木っつぁんも悠日も小鳥んも照れ臭いと思いますよ?

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