女性差別撤廃委員会への政府の対抗措置について、京都新聞も社説を出しました。
社説:国連への拠出金 女性委への圧力、撤回を【京都新聞】
(リンクから全文をお読みになれます)
2月10日衆議院予算委員会で、自民党の鈴木隼人議員は岩屋外務大臣への質疑の冒頭で「国際場裡(世界各国の人々が多く集まる所。国際的な交流の場所 国連の女性差別撤廃委員会を指していると思われます)において、我が国の国益を損するような世論戦が極めて活発に行われているのは、ご案内の通りであります。はっきり言って目に余る。その目的が裏で糸を引いている団体の性質に鑑みて、第一に、我が国の国体を揺るがせにすること、第二に、我が国を国際的に孤立させることであるのは明らかなのであります。」と述べました。
これらの文言は、世論を形成する役割を担っている新聞各紙に対しても矛先が向いているのではないかと感じていましたので、その後、どのような報道が行われるのか注目していました。
京都新聞は、一つのアンサーを出してくれたように思います。
外務省は、皇位継承の在り方は「国家の基本に関わり、撤廃委で取り上げることは適当でない」とする。皇室に関する問題は日本が主体的に判断すべきもの、との言い分は当たり前で、国内の一部保守層に配慮した過剰反応に映る。
さらに、安定的皇位継承に関しても、佳い提言をしています。
皇位継承資格の女性への拡大を巡る議論は、国内でもタブーではない。昨年の世論調査では、9割が女性天皇を容認している。
「静謐な環境で」などと、あたかもタブーのように扱われている議論を明るく照らし出してくれました。
60項目も課題を指摘された中で、「皇室典範改正」への勧告のみに対抗措置が取られたこと、付帯決議を採択したにも関わらず、議論が先送りされていることへの懸念も、しっかりと伝えています。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
皇位継承の議論はタブーではないという提言を、愛媛新聞もしてくれているようです。
[社説]皇室巡る国会議論 タブー視せず継承策に向き合え【愛媛新聞】
3 件のコメント
ダダ
2025年2月14日
京都新聞もいいですね!
記事に関する投稿先が無いので残念です。
国内の一部保守層ではなく、極少数の保守系極左テロリストと表記して貰いたいです。
パワーホール
2025年2月14日
意見広告運動の時と同じですね。あの時も地方紙からの動きが大きなうねりとなりました。
宜しければご教示下さい
2025年2月14日
地方紙の方が尊皇心があるってのは興味深いですね。
都心より、柵が無いのかな?
何にせよ、「大御心」を理解しているのは、現在では地方紙の方ですね。